• 2025/11/08 掲載

キーエンスが活用、売上不振のお悩みも最強「診断ツール」で原因が丸わかり(2/3)

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数字は語る──とある営業チームでの具体例

 実際に、KPIを使って問題の原因を特定する例を見てみましょう。下の図はある営業チームの前月の実績と今月の実績です。

画像
営業チームの前月と今月の実績

 数字を見ると、架電は前月を超えているのに対し、コンタクト数が大幅に減少しています。このことから、「電話をかけても、相手と話せていない」という状況が発生していることがわかります。

 さらに詳しく見てみましょう。

  • 前月コンタクト率:30%(1830÷6100)
  • 今月コンタクト率:25%(1538÷6154)

 5%の低下は小さく見えるかもしれませんが、これがその後の工程すべてに影響しています。

問題の「連鎖反応」が見えれば対策も明確

 KPIの素晴らしい点は、問題の連鎖反応が見えることです。前述の例で、コンタクト率が5%低下したことで、

  1. コンタクト数が292件減少
  2. それに伴いアポイント数が33件減少
  3. 面談数が12件減少
  4. 商談数が10件減少
  5. 最終的に受注が5件減少

 つまり、最初のコンタクト率の5%低下が、最終的に5件の受注減につながっているのです。これがわかれば、対策も明確です。コンタクト率を元に戻せば、受注も回復する可能性が高まります。

 では、なぜコンタクト率が下がったのでしょうか。ここで、さらに詳細なデータを見ます。 【次ページ】原因を特定したことで立てられた、具体的な改善策4つ
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