- 2026/07/17 07:10 掲載
「あの人は優秀だから…」は大誤解、成長し続ける人が自然にやっている「5つの習慣」(2/2)
【習慣3】伸びる人が見分けている「2つの恐怖」
3つ目は、恐怖との付き合い方です。恐怖は向き合い方次第では、成長を大きく後押しする力になります。恐怖には「必要な恐怖」と「不必要な恐怖」があります。必要な恐怖とは、「目標を達成できなければ評価が下がる」「キャリアの選択肢が狭まる」といった、現実的な不利益に対する危機感です。一方、不必要な恐怖は、「失敗したくない」「嫌われないか心配」など、挑戦する理由をそぐだけの恐怖です。
大切なのは、両者を見分けることです。不必要な恐怖にとらわれても、成長にはつながりません。「自分がやるべきことは何か」「本当に回避すべき恐怖とは何か」を整理してみましょう。そうすれば、具体的な取るべき行動が見えてきます。
こう述べると、「希望をモチベーションにすれば良いのでは」と考える人がいるかもしれません。たとえば、「TOEICで900点以上取れれば海外で働ける」という希望は、たしかに前向きな動機になります。ただ、希望だけでは「やはりやめよう」と引き返す余地も残ります。
そこで、簡単には後戻りできない状況をあえてつくるのです。たとえば、英語力を伸ばしたいなら、先に海外旅行を予約したり、英語を使う予定を入れたりする。「それまでに準備しなければならない」という適度な危機感が生まれ、継続して行動しやすくなります。
恐怖に振り回されるのではなく、行動を促す仕組みとして利用する。それが、成長し続ける人の恐怖との付き合い方です。
【習慣4】「教えてください」の前に成長する人がやること
成長し続ける人は、プライドや見栄を手放し、謙虚な姿勢で人の話に耳を傾けようとします。これが4つ目の習慣。分からないことを分からないまま放置するのは大きな問題です。「無知だと思われたくない。恥ずかしい」という理由で質問を避けていると、成長の機会を逃してしまいます。
とはいえ、それは何もかも人に聞くとか、言われたことをそのまま実行するという意味ではありません。あくまで自分で考える姿勢を忘れず、その上で他者にアドバイスを求めようとします。
自分で考え、行動しなければ成長にはつながりません。仮に、他人の指示通りに行動してうまくいかなかった場合、「自分の責任ではない」と逃げようとしてしまいますし、うまくいってもそれは他人のおかげなのです。
【習慣5】実は「○○が早い人」ほど成長し続けるワケ
最後の習慣は、返信の早さです。一見すると成長とは関係がないように思えるかもしれません。しかし、成長し続ける人ほど、メールやチャットへの返信が驚くほど早い傾向があります。返信が早い人は、仕事の優先順位を整理できている証拠でもあるのです。対応すべきことを素早く片付けることで、目の前の仕事に集中しやすくなります。反対に、返信を後回しにすると、「返さなければ」という気がかりが頭に残り続け、集中力を奪われてしまいます。
返信の早さは、周囲との信頼関係にも直結します。自分の都合だけを優先して返信を遅らせれば、相手の仕事も止めてしまいます。逆に、迅速な対応を積み重ねる人は、「この人なら安心して任せられる」という信頼を得られます。その信頼は、忙しい場面で助けてもらえたり、新たな仕事を任されたりと、次の成長の機会につながっていくのです。
ここまで、成長し続ける人に共通する習慣について見てきました。どれも特別な才能や環境が必要なものではありません。しかし、小さな習慣を毎日積み重ねられるかどうかが、数年後には大きな差となって表れます。
AIやテクノロジーの進化によって、求められるスキルはこれからも変わり続けます。だからこそ、「優秀だから成長する」のではなく、「成長する習慣があるから伸び続ける」という視点が、これまで以上に重要になっていくでしょう。
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