• 2015/07/30 掲載

ソフトバンク 孫正義 社長、今後はIoT、AI、スマートロボットの3分野に注力

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ソフトバンクグループ 孫正義 代表取締役社長は30日、「SoftBank World 2015」において、IoT(Internet of Things)、AI(人工知能)、スマートロボットの3つに注力していくと語った。
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ソフトバンクグループ 代表取締役社長 孫正義 氏
 孫社長は講演で、企業の成長戦略とは「最新テクノロジーとビジネスモデルの融合である」と主張。現在さまざまな最新テクノロジーのうち、ソフトバンクとしては「IoT」「AI」「スマートロボット」に注力していくと語った。

 IoTの分野では、「モノの役割が変わる」と指摘。今、インターネットにつながっているデバイスは1人あたり平均2台だが、2040年にはそれが1人あたり1000デバイスになると試算。500億個にのぼるIoTデバイスから得られるビッグデータによって「新しいビジネスが生まれる」と指摘した。

 「IoTについて、日本で普及するのか?、聞いたことがない、自分には関係ないと思っているかもしれないが、それはほんの数年前のスマートフォンとまったく同じ状況だ」として、IoTが全産業の中心的な役割を担うとした。


 AIの分野については、2018年にトランジスタの密度が人間の脳細胞(300億個)を2018年に超えると指摘。今後は「人間が当たり前のように行っている作業が置き換えられていく」と説明。同年は「シンギュラリティ(技術的特異点)」になるとした。「(コンピューターが人間の知能を超えるときは)避けて通りたいが間違いなく来る」とし、「人間しかできないことをもっともっと磨いていく必要がある」と強調した。


 スマートロボットの分野については、「人工知能を最大限に活用したロボット、スマートロボットに取り組んでいきたい」と説明。6歳の時に鉄腕アトムのアニメを見て、100万馬力もあるアトムが人の涙を見て「なぜ涙を流すのかわからない」といったことがかわいそうだと感じた原体験を明かし、「人間より賢くなるからこそ、優しいハートを持ってほしい」と強調した。

 同日の基調講演ではそのほか、IBMコーポレーション Senior Vice President, IBM Watson マイク・ローディン 氏やネスレ日本 代表取締役社長兼CEO 高岡浩三 氏らが登壇した。本セミナーの詳細なレポートは追ってお届けする。

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