- 2025/08/05 掲載
現場が勝手に…ITツール「増やしまくり問題」、ガートナー流の“ド定番”の解決策(4/4)
大成功した「あの有名企業」の事例とは
組織的な取り組みの例として、林氏が挙げるのがリクルートの事例だ。同社ではICT統括室が、使用中のツール、代替候補、新規参入のサービスをそれぞれ半期ごとに調査・評価しているという。評価においては、「利便性」「先進性」「セキュリティ/コンプライアンス」「効率性」の4つの視点で、現場の責任者とともに比較・検討している。
「2021年の7社統合時点では混乱状態だったデジタル・ワークプレイスを、現在では非常に使いやすい環境に進化させています。現場からの申請を受けて調査を行う企業と、主体的・能動的に新しいツールを調査して取り込んでいく企業では、数年後のデジタル・ワークプレイスの成熟度を大きく変えるでしょう。新ツール、新機能を定期的に調査し、取り込んでデジタル・ワークプレースを進化させていってください」(林氏)
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