- 2026/01/26 掲載
【あなたは解ける?】頭のいい人は瞬殺「答えのない問題」、GAFAも重視する“思考力”(3/3)
【解説】頭のいい人は“こう考える”
たとえば、SNSの特徴としては、- ユーザーの好みに合わせて表示が変わる
- トレンドに応じて機能が追加される
- 複数の情報源を同時に見られる
- ユーザーの注目を集める
といった点が挙げられます。
一方、カメレオンの特徴は、
- 状況に合わせて体の色を変える
- 2つ目がそれぞれ独立して動く
- 長い舌で獲物を捕らえる
などです。
こうして特徴を並べてみると、一見バラバラだった両者の間に、抽象的な共通点が見えてきます。
1つ目は「環境への適応」です。SNSがユーザーの好みやトレンドに応じて表示や機能を変えるのは、カメレオンが周囲の環境に合わせて体の色を変えることに似ています。
2つ目は「複数情報の同時処理」です。SNSのタイムラインでさまざまな情報を一度に得られるのは、カメレオンが左右の目で別々のものを見て、複数の情報を同時に捉える能力と共通しています。
このように、具体的な特徴を一度書き出し、それらをより高い視点から抽象化して眺めることで、隠れた共通点を発見することができるのです。
ChatGPTが台頭してきて売れた「意外な本」
これは私の持論なのですが、思考力というものは、本を読んで知識を得るだけでは決して身につきません。私自身、コンサルタント時代に多くの本を読みましたが、なかなか成果が出ず、失敗を繰り返しました。実際に自分の頭で考え、トライし、成功や失敗を経験することによってはじめて、そのスキルは自分の血肉となるのです。ですから、『頭のいい人になる 具体・抽象ドリル』ではさまざまな角度から脳に刺激を与えるような問題を多数収録しました。結果的に分厚い本になってしまいましたが、1問1問に取り組むことで、思考を「体感」していただきたいと思っています。
日々の仕事の中で、自分自身をより良くし、上司や部下、お客さまとより良い関係性を築いていく。そのための「きっかけの本」として、このドリルを使っていただければ、これほどうれしいことはありません。
ちなみに、ChatGPTのような生成AIが台頭したとき、実は「具体と抽象」に関する本が非常に売れたという話があります。これは、AIという強力なツールを使いこなすためにも、その土台となる人間の「具体⇔抽象」思考力が不可欠であることの証左ではないでしょうか。
インタビューの様子をフルでまとめた動画はこちら。記事では紹介しきれなかったお話も多数収録していますので、ぜひあわせてご覧ください。
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