- 2026/01/22 掲載
【令和の虎】そのプレゼン絶対NG…竹内亢一氏が激白「出資される人・されない人」の差(3/3)
次に重視されるのが、これまでの人生と、これからやろうとしている事業が1本の線でつながっているかどうかです。
「飲食店をやりたい」と語っているのに、料理経験も店舗経験もない場合、そのビジネスは99%コケると僕は判断します。ビジネスは、人生の延長線上にあるからこそ強い。過去・現在・未来が自然につながっている人の話には、無理がなく、言葉にも重みがあります。
一方で、その線がつながっていない志願者は、虎たちの質問に耐えきれません。人生と事業のズレは、どれだけ準備しても隠せないからです。
「あなたがその事業をやるのは当然だよね」。そう思わせられるかどうかが、虎たちの心を動かすポイントになります。
(3)実行力:地道な行動をどれだけ積み重ねてきたか
志願者がそのビジネスを本当に実行できるかどうかは、「何を考えてきたか」よりも、「何をやってきたか」に表れます。
- 街頭で100人に話を聞いてきた人
- 完璧でなくても試作品を作ってきた人
- 事業計画書を何度も第三者に見てもらった人
こうした地道な行動を重ねている志願者は多くありませんが、その分、虎たちの信頼を一気に集めます。
一方で、計画書を誰にも見せないまま本番に臨む志願者もいます。正直、「自分で味見をしないまま料理を出しているようなものだな」と感じてしまいます。
実行力とは、派手な行動ではありません。地味でもいいから行動を積み重ねてきたか。そして、それを自分の言葉で語れるかどうかです。
(4)腹のくくり方:リスクを背負う覚悟があるか
最後に、虎たちが意外なほど重視しているのが、この“腹のくくり方”です。これは、ビジネス以前に、その人の人生への向き合い方そのものだと感じます。
「出資してもらえたら会社を辞めます」という人と、「もう会社は辞めてきました」という人。この2人の間には、どうしても覚悟の差が見えてしまいます。もちろん家庭や生活の事情は人それぞれなので、会社を辞めて収録に臨むことが正解というわけではありません。
それでも、退路を断って挑戦している人には、自然と「応援したい」という気持ちが湧いてきます。反対に、安定した場所にいながら、うまくいったら乗ろうという姿勢が透けて見えると、どれだけプランが良くても虎の心は動きません。
【まとめ】虎たちに届く「ビジネスプランの本質」
結局のところ、幼少期の体験、学生時代の葛藤、人間関係の中で得た気づき、そうした背景が事業と地続きになっていると、説明にブレがなくなり、自然と説得力が生まれます。反対に、これまでの人生と事業が切り離されたままだと、どれだけ数字を整えても、どこか表面的に聞こえてしまいます。
刺さるプランは外に向けて飾るものではなく、自分の内側を掘り下げ、「なぜ自分なのか」を言葉にするところから始まる。それが、虎たちに届くビジネスプランの本質だと、僕は思います。
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