「モバイルcashbee」は、NFC対応スマートフォン向けのプリペイド式電子マネーサービス。韓国国内では、イービーカード社から2010年12月より提供が開始されている。現在までにロッテグループのデパートやコンビニ、タクシー、地下鉄、バスなど約7万店舗に導入されており、500万人が利用しているという。
日本から韓国へは年間300万人以上が観光・ビジネス目的で訪れており、NFC機能を搭載したauスマートフォンが「モバイルcashbee」が対応することで、韓国を訪問するauユーザーの電子マネー利用が可能になる。「モバイルcashbee」では電子マネーサービスのほか、空港リムジンバスの時刻表、地下鉄路線図や韓国ロッテグループで使えるクーポン提供などのサービスも提供されるという。
なお国内キャリアのうち、ドコモはすでに同アプリに対応しており、ソフトバンクは2014年6月より提供開始と発表している。