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  • 2020/09/11

NoCode(ノーコード)開発とは?国内外の最新動向と押さえておくべきアプリ開発ツール

アプリ開発に取り組む場合、相応の金銭的・時間的コストが必要であると言われている。しかし、ここ最近、ソースコードをまったく記述することなく、Web/スマホアプリを短期間・低コストで開発することができる「NoCode(ノーコード)」と呼ばれる開発手法が大きな注目を集めている。本記事では、このNoCodeに関する基本的な内容の整理に加え、国内外の最新動向やNoCodeでアプリ開発に取り組む際に押さえておくべき代表的な開発ツールについてご紹介する。

And Technologies 代表取締役 勝木 健太

And Technologies 代表取締役 勝木 健太

1986年生まれ。幼少期7年間をシンガポールで過ごす。京都大学工学部電気電子工学科を卒業後、新卒で三菱UFJ銀行に入行。4年間の勤務後、PwCコンサルティング/有限責任監査法人トーマツを経て、フリーランスの経営コンサルタントとして独立。約1年間にわたり、大手消費財メーカー向けの新規事業/デジタルマーケティング関連プロジェクトに参画した後、大手企業のデジタル変革に向けた事業戦略の策定・実行支援に取り組むべく、株式会社And Technologiesを創業。キャリア情報サイト「FIND CAREERS」を中心に、「転職Z」「英会話教室Z」「プログラミング教室Z」等の複数の情報サイトを運営。執筆協力実績として、『未来市場(日経BP社)』『ブロックチェーン・レボリューション(ダイヤモンド社)』等がある。

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非エンジニアでも「NoCode」ツールを使えば、Webサイトやアプリを開発できる
(Photo/Getty Images)


NoCode(ノーコード)とは

 NoCode(ノーコード)とは、一言で言えば、ソースコードを記述することなく、Webサイト/アプリ開発を行うための開発手法のことを指す。

 上述の通り、開発工程において、ソースコードを記述する必要が(基本的にはまったく)ないため、「No-Code」と呼ばれている。NoCode開発ツールを利用したアプリ開発は、事前に用意されているパーツを画面上でドラッグ&ドロップすることによって、非エンジニアでも手軽に構築することができる点に大きな特長がある。

NoCode(ノーコード)とLowCode(ローコード)の違い

 NoCodeに類似した概念として、LowCode(ローコード)がある。

 LowCodeとは、Webサイト/アプリ開発工程の大半をNoCode的な開発手法で進めつつも、コーディングが必要な箇所に関しては、従来通りのコーディングを取り入れていく開発手法のことを指す。LowCodeの活用によって、NoCode開発では実現不可能な複雑なアプリを開発できるようになる。

 ただし、NoCodeと比べると、追加的な学習コストが必要となること/開発ツールが限られてしまうこと等がデメリットとして挙げられる。


NoCode(ノーコード)開発のメリット

 開発にNoCodeを取り入れることによって、より短期間・低コストでWeb/スマホアプリを開発できる。実際、アプリ開発会社に開発を依頼した場合、3~6カ月の開発期間を要するケースが多いが、NoCode開発ツールを活用した場合、たった2週間前後でアプリが完成するケースもあるという。

 また、開発工数の短縮によって、大幅なコスト削減につながる可能性もある。これらのメリットを踏まえれば、NoCode開発は、新規事業開発における仮説検証やMVP(Minimum Viable Product:顧客に価値を提供できる最小限の製品)の設計に取り組む際に適した開発手法であると言えるだろう。

NoCode(ノーコード)開発のデメリット

 一方で、ノーコード開発のデメリットについては、開発ツールの操作方法に習熟する必要があること/新たな開発ツールが登場する度に、最適な開発ツールの選定が必要となること等が挙げられる。また、改めて言うまでもないことだが、NoCode開発ツールを活用した場合でも、プロダクト全体の要件定義やUI/UXの設計については、従来通り、行う必要があることは認識しておきたい。

【次ページ】国内外におけるNoCode関連の動向、代表的なNoCodeアプリ開発ツール

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