記事 農業・漁業・林業・畜産業 異常気象で高騰する果物価格、こたつでみかんも無理?スーパーの売り場に起きた異変 異常気象で高騰する果物価格、こたつでみかんも無理?スーパーの売り場に起きた異変 2024/12/27 13 2024年のクリスマスケーキは、信用調査会社の帝国データバンクによると、23年に比べて3.4%の値上げになった。特にクリスマスシーズンを前に値上がりしたのが、デコレーションに欠かせないイチゴ。実のところ、今秋以降、果物は軒並み値上げとなった。猛暑をはじめとする地球温暖化による異常気象が影響している。今や、果物はかつてのように手軽に楽しめるものではなくなりつつあり、こたつでみかんを楽しむことも価格上昇のため難しくなりかねない。私たちが味わえる果物の未来はどうなってしまうのか。
記事 株式・債券市場・資金調達 グロース株とバリュー株、収益率が良いのはどっち?エヌビディアやテスラら20社比較 グロース株とバリュー株、収益率が良いのはどっち?エヌビディアやテスラら20社比較 2024/12/27 7 米国株のバリュエーション(企業価値評価)が高い今、投資家にとって「最良の選択」とは何だろうか。エヌビディアやテスラ、JPモルガン・チェース、バークシャー・ハサウェイなど、グロース株10社、バリュー株10社それぞれの株価収益率を一覧表で比較する。
記事 デジタルマーケティング総論 【単独】SEGAゲーセン譲受で4000人に「直筆手紙」?GENDA会長が語る裏話 【単独】SEGAゲーセン譲受で4000人に「直筆手紙」?GENDA会長が語る裏話 2024/12/26 42 2020年、コロナ禍でセガのゲームセンター事業を買収したGENDA。買収当時は約28億円の赤字を記録していた事業は買収後わずか1年で黒字に転換し、その後も店舗数を拡大しながら成長を続けている。上場企業としての2023年M&A実施数でも首位となり、その急成長ぶりで注目を集めるGENDAの事業戦略やビジョンについて、同社の創業者で現会長の片岡尚氏に、貴重な単独インタビューで話を聞いた。
記事 AI・生成AI 阪大 石黒教授が語る「ロボットが友達・家族になる日」、人間らしさ追求の先 阪大 石黒教授が語る「ロボットが友達・家族になる日」、人間らしさ追求の先 2024/12/26 阪大 石黒教授が語る「ロボットが友達・家族になる日」、人間らしさ追求の先 アバター技術の進化は、私たちの社会と日常を大きく変えつつある。大阪大学栄誉教授で、大阪・関西万博テーマ事業プロデューサーを務める石黒 浩 氏が手掛ける「ジェミノイド」をはじめ、アバターはAI技術によって自律的な機能を持ち、より人間らしい存在へと進化している。特に、日本独自のアバター活用の文化は、世界に先駆けたマーケットを形成しつつある。アバターを用いた保険市場や、ローソンの無人店舗の実現など、具体的な事例も増えている。アバターと人間が共生する未来は、どのようにして実現されるのか。その鍵を握る取り組みと、未来への展望について石黒氏が詳しく解説する。
記事 セキュリティ総論 エンドポイントのセキュリティ対策は不安と不満だらけ、「高すぎる」現状と解決策 エンドポイントのセキュリティ対策は不安と不満だらけ、「高すぎる」現状と解決策 2024/12/26 サイバー攻撃の脅威が深刻化する中、従来型のアンチウイルス製品だけでは十分な対策とは言えなくなっている。特に中小企業では、高額なコストや専門知識を持つ人材の確保など、エンドポイント対策における課題が山積みだ。実際、ランサムウェア被害の約7割が中小企業で発生しており、企業規模に関係なく、セキュリティ対策は必須だがどのような解決策があるのか?
記事 人材管理・育成・HRM 福利厚生で「最強の制度」とは?利用率平均90%…人材定着にもたらす“絶大な効果” 福利厚生で「最強の制度」とは?利用率平均90%…人材定着にもたらす“絶大な効果” 2024/12/26 あらゆる業界で人材不足が叫ばれる中、「人材獲得」や「従業員の定着率の向上」は業種・業態を問わず、あらゆる企業における課題となっている。そうした中、在宅勤務の導入や研修制度を拡充するなど、従業員の満足度を高めるべく、社内の福利厚生や制度を整備する企業が増えている。しかし、本当にこれら制度は人材獲得や定着に効果があるのだろうか。本記事では、人材獲得や定着に効果が期待できる取り組みを解説する。
記事 エネルギー・電力 AIと暗号資産で「電力」争奪戦? 日本も他人事ではない「ヤバすぎる電力不足」の行方 AIと暗号資産で「電力」争奪戦? 日本も他人事ではない「ヤバすぎる電力不足」の行方 2024/12/26 11 トランプ次期政権は米国をAIや暗号資産の「首都にする」ことを宣言した。ともに莫大な電力を必要とすることから、AIデータセンターと暗号資産のマイニング(採掘)業者との間で電力の奪い合いが起こる可能性が指摘される。イーロン・マスク氏が率いるAI企業xAIが建設したデータセンターではすでに電力不足が発生しており、その対策として移動式火力発電を設置しようとしているという。日本でも電力不足について度々報道されており、他人事ではない。すでに争奪戦の気配を見せる米国は、どのような道をたどるのか。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 【保存版】『鬼滅の刃』の儲ける仕組み、売上爆増させた…前例のないプロモ戦略とは 【保存版】『鬼滅の刃』の儲ける仕組み、売上爆増させた…前例のないプロモ戦略とは 2024/12/25 36 約120年続く日本映画史史上、最も売れた映画は『鬼滅の刃 無限列車編』だ。その売上は、国内404億、世界総興行収入517億円に上り、全世界で4135万人が劇場に足を運んだ「世界最高の興行収入の日本アニメ映画」としてギネス記録にも認定されている。今回は2016年にマンガ連載を開始し、2019年からアニメ化され、2020年の世界ギネスともなった『鬼滅の刃』の関連売上の規模や、ファンを獲得していったプロセスについて分析していきたい。大ヒットを生んだ裏側には、アニメ化を率いたアニプレックスのプロモーション戦略が大きく関係している。
記事 AI・生成AI AIのマルチエージェントシステムとは? その構築方法、CrewAIでの導入ステップガイド AIのマルチエージェントシステムとは? その構築方法、CrewAIでの導入ステップガイド 2024/12/25 14 大規模言語モデル(LLM)を活用したAIエージェントを複数組み合わせる「マルチエージェントシステム(マルチAIエージェント)」の構築において、LangChainとCrewAIという2つのフレームワークが注目を集めている。LangChainは、特定機能を持つエージェントを設計し、多様なLLMを統合できる基盤的プラットフォーム。一方、CrewAIは、LangChain上に構築されており、マルチエージェントシステムに特化した組織化と協調の層を提供するフレームワークだ。この記事では、AIマルチエージェントシステムの基礎と具体的なサービス、さらにはCrewAIを使って、リサーチャー、データアナリスト、ライターの3つのAIエージェントが市場分析を行う具体的なシステムの構築方法を紹介したい。
記事 金融業界グローバル動向 世界を振り回す「トランプ関税」企業にどう影響?米大手企業12社 幹部たちの見解 世界を振り回す「トランプ関税」企業にどう影響?米大手企業12社 幹部たちの見解 2024/12/25 8 ドナルド・トランプ次期米大統領が提案する大幅な関税引き上げ政策に注目が集まっている。詳細はまだ明らかになっていないが、企業にはどのような影響が出るのだろうか。そして、企業が取り得る対策は何か、米大手企業のトップたちのコメントとともに、考えられる選択肢を解説する。
記事 AI・生成AI まだ生成AI「否定派」が多い教育現場のリアル、教員の「忙しすぎ問題」解決できるか? まだ生成AI「否定派」が多い教育現場のリアル、教員の「忙しすぎ問題」解決できるか? 2024/12/25 10 教育現場において、生成AIは「レポート作成などの不正に使われるツール」「そもそも使い物にならない」など批判されるケースが散見される。一方、学生が生成AIの不完全な回答を自ら修正するというユニークな課題に取り組む(前編参照)お茶の水女子大学の伊藤 貴之教授は「学生、教員の両観点で見ても、生成AIは大学教育を変革させる未来は近いと感じます」と期待を込める。中でも、「忙しすぎる問題」を抱える教員の救世主になれる可能性を秘めるという。そこで今回、伊藤氏に、教育現場における生成AI活用の実態や課題、もたらす変革などについて話を聞いた。
記事 人材管理・育成・HRM IT現場で「シニア人材」が期待され始めている納得理由、ポイントは「COBOL言語」 IT現場で「シニア人材」が期待され始めている納得理由、ポイントは「COBOL言語」 2024/12/24 13 企業規模にかかわらずDXやAI活用が活発化する中、IT人材を採用する動きも旺盛となっている。一方で、経済産業省発表の「DXレポート」に登場した「2025年の崖」がもう間近に迫っている。そうした中で注目を集めているのがシニア人材活用の可能性だ。なぜシニア人材の期待が高まっているのか。独立系ITコンサルティング・調査会社のアイ・ティ・アール(以下、ITR)が発表した「IT投資動向調査2025」よりひも解く。
記事 ガバナンス・内部統制・不正対策 JR九州高速船の「浸水の隠蔽」はなぜ起きてしまったのか? 重要な「判断の二分」とは JR九州高速船の「浸水の隠蔽」はなぜ起きてしまったのか? 重要な「判断の二分」とは 2024/12/24 13 九州旅客鉄道(以下、JR九州)の子会社「JR九州高速船」の高速旅客船「クイーンビートル」(九州・博多港~韓国・釜山港)において、安全に関する重大な不正が明らかになりました。その不正とは、JR九州高速船が運航する福岡と釜山を結ぶ高速船クイーンビートルの船首部分に浸水が認められたにもかかわらず、それを隠蔽して3カ月以上にわたり運航を継続していたこと。この不正を受け、JR九州高速船は日韓航路から撤退すると報じられています。ここでは、企業のガバナンスに詳しい公認内部監査人(CIA)の魚谷 幸一氏がこの不正に関する第三者委員会による調査報告書を読み解き、学ぶべきリスク対応策を解説します。
記事 AI・生成AI マイクロソフトが世界中で2兆円超のAI投資、その狙いはどこにあるのか? マイクロソフトが世界中で2兆円超のAI投資、その狙いはどこにあるのか? 2024/12/24 9 マイクロソフトが2024年、世界各国で実施した、あるいは今後実施予定の投資が記録的な水準に達している。日本、インドネシア、タイ、マレーシア、メキシコ、ブラジル、スウェーデンなどで総額150億ドル(約2.3兆円)超の投資を発表。データセンターの拡充、AI人材の育成など、AI関連の投資を加速する計画だ。また、世界最大級の資産運用会社、ブラックロックとの提携による1,000億ドル規模の資金調達やAI需要を見越した電力購入など幅広い動きを見せている。AI時代の主導権獲得へ、マイクロソフトの野心的な取り組みを追跡する。
記事 エネルギー・電力 トランプ再登場は「脱炭素」にとってどこまでリスクか?2025年に迎える瀬戸際 トランプ再登場は「脱炭素」にとってどこまでリスクか?2025年に迎える瀬戸際 2024/12/23 9 多くの分野で2024年の総括が報告される中、喫緊で最大の課題の1つである温暖化防止は、いくつものリスクを抱えたまま年を越そうとしている。記録的な高温に見舞われた2024年、将来の数的な目標である「気温上昇1.5℃以内」がほぼ確実に破られる見通しである。一方、再生可能エネルギーの電力が飛躍的に拡大した欧州では、風が吹かず太陽も出ない「暗い凪(なぎ)」が年末にかけて長期的に発生し、電力市場が一時的に高騰した。そして、温暖化自体を否定するトランプ政権が年明けに再登場する。2025年、世界の脱炭素化はどうなるのか。本連載の最終回として、これから迫り来るリスクと対応策について解説する。
記事 金融政策・インフレ GAFAを生んだ「源流」はなぜ米国で生まれたのか、カギとなる「ある二面性」とは 篠﨑教授のインフォメーション・エコノミー(第177回) GAFAを生んだ「源流」はなぜ米国で生まれたのか、カギとなる「ある二面性」とは 篠﨑教授のインフォメーション・エコノミー(第177回) 2024/12/23 7 AIブームに沸く株式市場ではバブルへの警戒感も顔をのぞかせている。何が起きるか分からないイノベーションの時代にはバブルがつきものだ。これまでのインフォメーション・エコノミーを振り返ると、ニュー・エコノミー論争に沸いた米国でも、ITブームの過熱が株式市場のバブルを生み、それが弾けてIT不況に陥った。当時の動向からは何が読み取れるのか、AI時代を展望する際の手掛かりを探ってみよう。
記事 金融規制・レギュレーション 激論「サステナブル情報開示」、セーフハーバーの導入で企業が溜飲を下げたワケ 激論「サステナブル情報開示」、セーフハーバーの導入で企業が溜飲を下げたワケ 2024/12/23 13 金融庁は2024年年2月、金融審議会に「サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング・グループ」を設置、この12月に5回目のWGが開催された。前回の第4回WGに引き続き取り上げられたのが「セーフハーバー」の考え方である。あまりにも開示企業側に厳格な規制が導入された場合、企業側のサステナブル活動自体と開示への取り組みを萎縮させる懸念があるが、どのような議論が交わされたのか? 本稿では現在の開示を取り巻く課題とセーフハーバーの概念について解説する。
記事 AI・生成AI AIエディター「Cursor(カーソル)」初心者向けガイド、VS Codeベースの使い勝手とは AIエディター「Cursor(カーソル)」初心者向けガイド、VS Codeベースの使い勝手とは 2024/12/23 14 プログラミング支援ツール分野では「GitHub Copilot」がメジャーだが、最近のコミュニティの関心は「Cursor(カーソル)」に向けられている。Cursorとは、VS Codeをベースとするコーディングツールで、最新のAIモデルを統合した各機能が人気を呼び、「AIエディター」としても口コミでユーザー数を大きく増やしている。Cursorとはどのようなツールなのか、その概要とステップ・バイ・ステップでの利用方法を解説したい。
記事 株式・債券市場・資金調達 過去最悪の下落幅を更新…ジム・ロジャーズが危惧したとおりになった日本の株式市場 過去最悪の下落幅を更新…ジム・ロジャーズが危惧したとおりになった日本の株式市場 2024/12/22 81 「失われた30年」の言葉どおり、日本の株式市場は長きにわたり停滞していた。しかし2024年3月、日経平均株価は大台とも言える4万円を初めて超えるまでに上昇、その後少し下げたものの、12月にもまた4万円台を突破している。これは本物の成長なのか、一時的な熱狂に過ぎないのか。世界3大投資家ジム・ロジャーズは、日本の持続的な成長のためには、解決しなければならない“根本的な問題”があるという。
記事 人材管理・育成・HRM 熱意だけでは動かせない…ユニクロがスタッフ数十万人を一気に変えた「仕組み」の力 熱意だけでは動かせない…ユニクロがスタッフ数十万人を一気に変えた「仕組み」の力 2024/12/21 10 数十万人に及ぶ世界中の店舗スタッフが一斉に変革したユニクロ。数十人を変えることさえ難しいにも関わらず、ひとりひとりに経営者マインドを持たせる「究極の個店経営」は、どのようにして伝わったのか。元ファーストリテイリングの執行役員で、『ユニクロの仕組み化』を上梓した宇佐美氏が解説する。
記事 暗号資産・仮想通貨 バブルか実需か? 10万ドルを超えたビットコイン価格はさらに上がるのか? バブルか実需か? 10万ドルを超えたビットコイン価格はさらに上がるのか? 2024/12/21 15 ビットコイン価格が初の10万ドルの大台を超えるなど、ビットコイン市場が活況を呈している。規制緩和を打ち出したトランプ氏の大統領返り咲きが主要因だが、この先、仮想通貨(暗号資産)市場はどうなるのだろうか。
記事 暗号資産・仮想通貨 タワマンに推し活、「セキュリティトークン」切り拓く新たな金融サービス タワマンに推し活、「セキュリティトークン」切り拓く新たな金融サービス 2024/12/20 タワマンに推し活、「セキュリティトークン」切り拓く新たな金融サービス デジタル証券やブロックチェーンを活用した金融商品として注目を集める「セキュリティトークン」。国内市場規模は1,000億円を超え、大手金融機関から異業種まで、多くの企業が参入を果たしている。対象資産も多様化する中、市場はさらなる成長段階へと移行しつつある。セキュリティトークンビジネスの現状と今後の展望について、金融業界での豊富な経験を持ち、業界をけん引する一般社団法人日本セキュリティトークン協会 代表理事を務める増田 剛氏聞く。
記事 AI・生成AI 「AI悪用」でランサムウェア成功率が急上昇、切り札となる「究極の防御法」とは 「AI悪用」でランサムウェア成功率が急上昇、切り札となる「究極の防御法」とは 2024/12/20 ランサムウェアによる攻撃が増加の一途をたどり、またVPN機器の脆弱性も依然として攻撃対象となり、多くの被害が報告されている。そして企業の事業継続を脅かす最も警戒すべき脅威が「AIを悪用した攻撃」だ。2024年9月、クラウドセキュリティベンダーZscalerは、グローバルイベントのZenith Live ’24 Tokyoを開催した。テーマは「Zero Trust Meets AI」。攻撃側と防御側の双方がAI技術を活用する時代に突入する中、ゼロトラストセキュリティをAI技術と融合させることで、サイバー脅威からビジネスを守る手法や最も警戒すべき攻撃シナリオを踏まえて、最善なセキュリティ対策を探る。
記事 BI・データレイク・DWH・マイニング 小野薬品工業データサイエンティスト語る、新薬開発を加速させるデータ活用の秘訣 小野薬品工業データサイエンティスト語る、新薬開発を加速させるデータ活用の秘訣 2024/12/20 小野薬品工業データサイエンティスト語る、新薬開発を加速させるデータ活用の秘訣 データドリブンな意思決定を支援するため、今や欠かせない存在の「データサイエンティスト」。彼らが、機械学習や統計モデルを活用して企業内外の膨大なデータを分析する上で重要な役割を担うのが、「データ統合基盤」だ。「データの土台」となる基盤の良しあしが、データサイエンティスト・企業の生産性を大きく左右する。製薬会社の小野薬品工業は、データ統合基盤の刷新によって、データ分析のプログラム実行にかかる時間を8分の1まで短縮させたという。これにより新薬開発にかかる時間やコストを大幅に削減できるだろう。小野薬品工業のデジタルテクノロジー本部 ビジネスソリューション部 データ戦略課 渡邊 崇氏が、その秘訣(ひけつ)を語る。
記事 ロボティクス どんどん増える「清掃ロボ」、アイリスオーヤマ・森ビル・日建設計が導く現場改革 どんどん増える「清掃ロボ」、アイリスオーヤマ・森ビル・日建設計が導く現場改革 2024/12/20 13 止まらない人手不足と省人化ニーズを背景に、サービスロボットの導入が本格的に進み始めている。配膳ロボットの次に期待される分野は「清掃」だ。ロボットは万能機械ではなく、人と協働する道具である。そのため、道具を有効活用するには既存業務を分析し、ロボットをどのように組み込めば限られた人材を有効に再配分できるのかを考える必要がある。この目的を達成するための環境整備や共通規格の作成も進んでいる。すでに1万台の清掃ロボットを現場に導入したアイリスオーヤマ、ロボット活用に以前から積極的な森ビル、ロボットの活用がしやすいビルノウハウの蓄積を目指す日建設計など、各社の試みから今後の展望を探る。
記事 決済・キャッシュレス 信用情報を提供する「クレジット・ガイダンス」って? 内外事例と普及の6条件 信用情報を提供する「クレジット・ガイダンス」って? 内外事例と普及の6条件 2024/12/20 19 信用情報機関のシー・アイ・シー(CIC)は、加盟企業と消費者向けに、信用情報を分析して算出した指数(スコア)とその理由を説明する「クレジット・ガイダンス」を2024年11月28日から提供している。これにより、信用状態を表す指標(スコア)を、3桁の数値でわかりやすく確認できるほか、指数の算出に際し、特に影響を与えた理由を最大4つまで確認できるようになった。ここでは、信用情報の基本概念を説明するとともに、内外の状況をみつつ、新たな動きについて解説する。
記事 AI・生成AI 【実践】生成AIリテラシーを爆増させる「大学の宿題」が面白い、社員教育にも絶大効果 【実践】生成AIリテラシーを爆増させる「大学の宿題」が面白い、社員教育にも絶大効果 2024/12/20 32 急速に普及している生成AIのリテラシーを高めてもらうため、ユニークな課題を学生に課している大学がある。それが、お茶の水女子大学の伊藤 貴之教授が出している「生成AIが作成した不完全な回答を修正し、適切な内容にする」という課題だ。同様の課題を企業の社員教育に適用すれば、「むしろより大きい効果を発揮するのでは」と同氏は考えているという。そこで今回、伊藤氏に課題の概要や効果、社員教育に適用する際の留意点などについて話を聞いた。
記事 AI・生成AI まだ知られていない「AIコールセンター」の威力、RAG活用で「何でも10秒回答」の世界 まだ知られていない「AIコールセンター」の威力、RAG活用で「何でも10秒回答」の世界 2024/12/19 多くの企業が顧客情報をはじめとするデータを収集・分析して、製品やサービスの改善に取り組んでいる中、顧客の生の声が聞けて、顧客満足度を直接左右する重要な顧客接点として「コールセンター」が再評価されている。ただし、離職率の高さが話題となるように、現場で働くオペレータの業務は厳しい。そこで、現場の課題を解決し、オペレータが働きやすい環境を実現する方法として注目されているのが「AIコールセンター」だ。
記事 自動車・モビリティ 好調スズキ「1人勝ち」の理由とは?トヨタ・日産が低迷でも関係なし…強さの秘密とは 好調スズキ「1人勝ち」の理由とは?トヨタ・日産が低迷でも関係なし…強さの秘密とは 2024/12/19 17 2024年の終わりも見えた11月、自動車メーカー各社から第2四半期決算が発表され、2025年3月期見通しの修正も行われました。それらの内容を見ると、9000人のリストラを明らかにした日産を筆頭に、販売台数の下方修正など、どれもパッとしないものばかり。王者トヨタでさえ、販売台数の見通しを前年よりも落とすという状況にあります。そうした中で、絶好調なのがスズキです。本記事では、「スズキ1人勝ち」の理由に迫ります。
記事 生命保険 明治安田生命の中計が大転換、「生命保険会社の役割を超える」ワケ 明治安田生命の中計が大転換、「生命保険会社の役割を超える」ワケ 2024/12/19 21 明治安田生命の2024~2026年の中期経営計画では「生命保険会社の役割を超える」を掲げ、保障やアフターフォローを基軸としつつ、「ヘルスケア・QOLの向上」と「地域活性化」の2大プロジェクトに注力する方針を示している。明治安田生命から「明治安田」へのブランド通称変更も含め、生命保険の枠を超えた事業展開を目指すというが、具体的にはどんな戦略を立てているのか?矢野経済研究所 ICT・金融ユニット 主任研究員 山口 泰裕氏が同社の 中期経営計画を読み解く。