三重県ビジネスカタログNo．041　首都圏営業拠点を設置し、出張商談会を開催します

　来年夏のオープンを目指し、東京日本橋に営業拠点を整備する計画を進めています。これは県内の物産品を取りそろえた、いわゆるアンテナショップだけでなく、イベントスペース、商談コーナーなどを兼ね備えた、総合窓口という位置づけのものです。

　日本橋は百貨店などの商業施設が連携し、40～60歳代の女性や近隣オフィスに勤務する若い女性層、60～70歳代の富裕層が顧客として訪れる注目のエリア。平成26年完成を目指して大規模な日本橋再生計画が進められています。また、三井家をはじめ多くの伊勢商人が軒を並べた地域で、伊勢神宮のおかげ参りの起点でもあるという三重県とは関わりが深い場所です。

　今回、三重県の営業拠点が入居する予定の千疋屋日本橋ビル（仮称）は三井不動産が再生計画を手がける日本橋室町地区の大規模な商業施設の集積地に位置する地上9階、地下2階の商業ビル。三井不動産が手がけ、すでにオープンしているコレド室町は年間500万人もの人が訪れる人気のスポットとなっています。この勢いに乗り遅れることのないよう、1階に物産や三重県のいちおし食材を取りそろえたレストランを、2階に交流や商談のためのイベントスペースを設けます。

　デイタイムにはスタバのように気軽にお寄りいただき、夜はバーでちょっと一杯といった雰囲気で旨い料理に舌鼓を打っていただく。2階では県内生産者と首都圏流通業者との商談会や県内中小企業と首都圏企業とのマッチング、首都圏のIT企業と県内の高い技術を有するメーカーとのコラボレーションの機会の提供などさまざまな取り組みをおこなっていきます。さらに三重県のコンシェルジュを配置し、観光やビジネスはもとよりIターンやUターンなどにも対応をしていきます。

　オープンに際しては、来年式年遷宮をむかえる伊勢神宮などのパワースポットもひとつの目玉となっており、同じく来年60年に一度のご遷宮をむかえる島根県の出雲大社や遷都1300年の奈良県のアンテナショップと連携し、神様ロード（仮称）を構成する予定です。

　首都圏営業拠点の情報につきましては随時、お知らせするとともに三重県のHPにもアップしていきます。是非、ご注目をいただきたいと思います。