GLOBAL EYESは、海外に拠点を持つ企業の国内本社が、各拠点のローカル会計システムより、現地言語、現地通貨で処理された会計データ(仕訳伝票)をアップロードするだけで、拠点の財務状況の把握(残高試算表から総勘定元帳、個別伝票へのドリルダウン)ができるというもの。
また海外拠点が物品などの購買を行う際に本社に対して行う購買申請や海外拠点における重要稟議の本社側でのレビューや監査、文書やスケジュールなどの業務情報共有を実現できる。
今回の機能強化により、海外拠点の在庫管理が新たに可能になったことに加え、連結会計業務の適用範囲が拡大。連結会計に必要なデータを各システムより統合し、連結元帳を構築するだけでなく連結調整仕訳の計上や連結試算表の出力が行えるようになったほか、グループ企業間に存在する仕訳データのハブとして利用することができるようになり、各拠点のシステムの仕訳データを取込み統合するだけでなく、外部システムに統合したデータを吐き出すことが可能になっている。
新たに加わった在庫管理機能では、商品や在庫管理拠点の登録や在庫データの取込、在庫照会、在庫受払帳出力、在庫移動などを行うことができる。