レピカでは、通常のポイントカードに電子マネーや顧客データに基づくメール配信機能を付加した店舗向け販促ソリューション「point＋plus」を提供している。

　「point＋plus」は店舗利用者のメールアドレスや誕生日といったプロフィール取得機能をはじめ、リアルタイムでのカード利用状況をチェックできる利用実績機能のほか、取得した情報に応じた情報配信を行う販売促進機能を有する。直近のカード利用状況、累計金額などの決済情報に加え、性別や誕生日等の属性情報を組み合わせて顧客をセグメントし、販促費用をプレゼントできるなど、絞り込んだターゲットユーザーの再来店を促進させることが可能だという。

　サッポロライオンはサッポロホールディングスのグループ会社で、ビヤホール「銀座ライオン」をはじめとする飲食ブランドを展開している飲食チェーン。同社では年末年始の繁忙期前に、顧客へのサービス向上、またCRMの強化を目的にポイントカードに着目。全ブランド共通のポイントカードとして、「point+plus」の仕組みを用いた「クラブ LION CARD」を導入した。

　「クラブ LION CARD」は、一部店舗を除き、全国141店舗で利用が可能で、ブランドをまたいで利用できる。