記事 流通・小売業界 なぜ調味料の会社が世界シェア95%…?絶好調「味の素」の“意外な稼ぎ頭”とは なぜ調味料の会社が世界シェア95%…?絶好調「味の素」の“意外な稼ぎ頭”とは 2026/09/16 5 味の素といえば、うま味調味料やスープなどの加工食品を思い浮かべるだろう。同社は1960年代から食品メーカーへ転換し、事業規模を拡大してきたが、2000年代に入ると成長が鈍化した。「味の素」の主要市場であるアジア諸国において中間層の成長が鈍化したほか、競争が激化したことが主な要因だ。だが2020年代に突入すると、「ある材料」が稼ぎ頭の1つとなった。味の素の中間材料から生まれたその材料は、半導体に使われ需要が伸び続けている。うま味調味料の会社が、なぜ半導体向けの材料でシェア95%を握るまでになったのか。本記事では、味の素の業績推移と「味の素」の製造技術の変遷から、その正体をひもといていく。
記事 製造業界 製造業のAI活用、実は「導入前」で決まる? DX成功企業に学ぶデータ活用3つの鉄則 製造業のAI活用、実は「導入前」で決まる? DX成功企業に学ぶデータ活用3つの鉄則 2026/09/15 製造業において、AI活用やDX推進の重要性が叫ばれて久しい。しかし、多くの企業がデータのサイロ化や個別最適化という壁に直面し、思うような成果を出せていないのが実情である。点在するデータをいかに統合し、価値ある資産へと変えるのか。
記事 自動車・モビリティ ホンダ・BYDもズレてる?「SDVの価値」がユーザーに響かない…自動車業界の厳しい構造 ホンダ・BYDもズレてる?「SDVの価値」がユーザーに響かない…自動車業界の厳しい構造 2026/09/08 12 ユーザーにとってSDVの価値とは何か? 自動車メーカー各社はまだ、その方向性が定まっていない印象がある。製造プロセスにおいてSDV活用の話は数多いが、SDVを活用した商品として出口戦略が見えてこない。実際に試乗や取材を重ねると、メーカーが語る「クルマの価値」と、ユーザーが求める価値との間に無視できないズレが見えてきた。その根底にある、自動車業界ならではの業界構造とは何か、解説する。
記事 白物家電・調理・空調機器 【単独】パナソニックが今、70年の常識を自ら壊すワケ…新シェーバーに隠された覚悟 【単独】パナソニックが今、70年の常識を自ら壊すワケ…新シェーバーに隠された覚悟 2026/09/07 6 パナソニックが、男性美容市場の取り込みに本腰を入れている。その象徴が、2026年9月1日に発売された電気シェーバー「ラムダッシュ パームイン PRO6枚刃」だ。手のひらサイズの独特な形状で人気を集め、2024年末には同社シェーバー販売金額の約3割を占めたパームインシリーズ。パナソニックは2027年度にこの比率を5割以上に高める目標を掲げる。なぜ70年続くシェーバー事業で、あえて“握らないシェーバー”を次の主役にするのか。その背景には、買い替え需要に依存しない新たな市場づくりがあった。
記事 BI・データレイク・DWH・マイニング AI導入の最大の壁「人材不足」どう乗り越える?現場主導で進める製造業DXの正解ルート AI導入の最大の壁「人材不足」どう乗り越える?現場主導で進める製造業DXの正解ルート 2026/08/31 企業の競争力を左右する生成AI。しかし、多くの製造業が「AIを設計・評価できる人材の不足」という致命的な壁に直面し、プロジェクトが頓挫しているのが現実だ。高度なIT知識を持つ人材の獲得競争が激化する中、情シス部門への依存を続けていては変化のスピードに取り残されてしまう。本記事では、ITの専門家でなくとも、現場の業務担当者自身が自らの手で「AIエージェント」を構築し、設計・製造・サポートの課題を自律的に解決していく、現場主導のDX実践手法を徹底解説する。
記事 AI・生成AI なぜ経産省は“製造業の暗黙知”に8億円を賭けたのか? 川崎重工・ダイキンらの生成AI活用術 なぜ経産省は“製造業の暗黙知”に8億円を賭けたのか? 川崎重工・ダイキンらの生成AI活用術 2026/08/24 経済産業省は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)と連携し、生成AIの利活用を促進するためのプロジェクト「GENIAC-PRIZE」を実施している。本講演では、経済産業省 商務情報政策局の能登将成氏がGENIACの概要や経済産業省の取り組みを紹介。さらに、製造業の事例として、川崎重工の中野信一氏、ジヤトコの杉山智哉氏、シャボン玉石けんの山野京亮氏、ダイキン工業の上月悠子氏の4名が、自社における生成AI活用の事例と今後の展望について発表した。
記事 スマートファクトリー・デジタル工場 シーメンスら世界的企業の新常識、AIを現場に送る「工場のサーバ化」と自律工場の未来 シーメンスら世界的企業の新常識、AIを現場に送る「工場のサーバ化」と自律工場の未来 2026/08/18 製造業のDX推進が叫ばれて久しいが、現場では依然としてレガシー設備やベンダーロックインが足かせとなり、思うように変革が進まない企業が多い。この閉塞感を打破する“発想の転換”が求められている。ひとつの答えとして注目されるのが、設備中心の思想から脱却し、工場全体を巨大なIT基盤と捉え直す「工場のサーバ化」である。古い設備を活かしながらAIで進化する“自律工場”実現への道筋とは。
記事 自動車・モビリティ 【体験】ベンツ新時代の到来…ChatGPTやGeminiも搭載「次世代の車」が想像を超えた 【体験】ベンツ新時代の到来…ChatGPTやGeminiも搭載「次世代の車」が想像を超えた 2026/08/12 4 これぞ「次世代メルセデス・ベンツの幕開け」だ――メルセデス・ベンツ日本は7月29日、Mercedes-Benz STUDIO TOKYO(東京・表参道)で新型「CLA」の記者発表会を開催した。新型CLAでは、高効率な電動化技術や新たな車体設計に加え、独自OS「MB.OS」と生成AIを活用した対話機能を搭載。クルマの価値をハードウェアだけでなく、ソフトウェアによって継続的に進化させる意欲作である。ドイツから来日した開発担当者の解説を基に、その技術の核心に迫る。
記事 AI・生成AI 国内外デザイン賞獲得…コニカミノルタ・デザイン部門の「AI活用術」が凄すぎる理由 国内外デザイン賞獲得…コニカミノルタ・デザイン部門の「AI活用術」が凄すぎる理由 2026/08/06 15 ここ数年、多くの企業が「AIをどう業務に組み込むか」を手探りする中、コニカミノルタのデザイン部門は、効率化やコスト削減の枠を超え、人間中心の「体験価値」を生み出す強力なパートナーとしてAIを実践的に使いこなしている。だが、その歩みは順風満帆だったわけではない。現在のデザイナーとAIとの役割分担は、泥臭い試行錯誤の連続の末にたどり着いた結果である。同社は何をAIに任せ、何を人間が握るべきだと考えているのか。本稿では、コニカミノルタ デザインセンターの最前線のAI活用術を解説する。
記事 AI・生成AI AIプロジェクトの40%超が中止?製造業がハマる「データはあるのに動けない」の解決策 AIプロジェクトの40%超が中止?製造業がハマる「データはあるのに動けない」の解決策 2026/08/03 製造業では、ダッシュボードや分析基盤への投資が進み、「何が起きたか」は見えるようになった。だが、異常を発見しても、生産計画の変更や代替調達、保守対応までつながらなければ、現場は何も変わらない。データはある。AIも導入した。それでも実行できない──。製造業のAI活用を阻むのは、モデルの性能ではなく、AIが判断に使うデータのあり方にあるかもしれない。いま企業間の差を広げ始めている、見過ごされがちな条件とは何か。
記事 製造業界 名古屋鉄道は「DXごっこ化」をどう乗り越えたのか?AIを現場に根付かせた“仕掛け” 名古屋鉄道は「DXごっこ化」をどう乗り越えたのか?AIを現場に根付かせた“仕掛け” 2026/07/31 多くの企業でデジタルトランスフォーメーション(DX)が推進されているが、その実態は単なるツール導入にとどまり、「やった感」で終わってしまうケースが後を絶たない。特に生成AIの活用においては、技術の導入そのものが目的化し、現場の業務変革やビジネス成果に結びつかないという課題が深刻化している。ツールを導入しても、一部の社員しか使わない、あるいは定型業務の補助にしか活用されないといった状況は、決して珍しくない。では、真の変革を実現している企業ではどのような取り組みを進めているのか。
記事 自動車・モビリティ ホンダ子会社も重視「SDVのエコシステム」に大注目、クルマの量産開発を激変させる? ホンダ子会社も重視「SDVのエコシステム」に大注目、クルマの量産開発を激変させる? 2026/07/21 4 2020年代に入り自動車産業界で最も目立つのはSDVの進化だ。日本では「ソフトウェアで定義されたクルマ」と略されているものの、SDVの捉え方は幅が広く、SDVに直接関わっている人の中でも解釈が違うのが実情だ。こうした中で今、車載半導体の世界トップ企業や、ホンダ子会社も重要視する「あるエコシステム」が、クルマの量産開発を根本から変えようとしている。そこで本稿では、SDVの現状や課題について考察しつつ、現在地を解説する。
記事 白物家電・調理・空調機器 ハイセンスはなぜ、日本で勝てるようになった?「日本で開発→中国で作る」逆転戦略 ハイセンスはなぜ、日本で勝てるようになった?「日本で開発→中国で作る」逆転戦略 2026/07/13 11 中国メーカーの家電は、もはや「安いだけ」と侮れない。その象徴となりそうなのが、ハイセンスが2025年10月に発売した同社初のドラム式洗濯乾燥機だ。国内大手メーカーのフラッグシップモデルに引けを取らない高性能を備えながら、驚異的なコストパフォーマンスを実現し、市場で大きな注目を集めている。なぜ、高性能と低価格を両立できたのか。そしてなぜ、日本で存在感を増しているのか。副社長と開発者への取材で見えてきたのは、“常識破り”の開発体制だった。
記事 半導体 【潜入レポ】台湾最大級のICT展示会で見えた…凄すぎる最新「フィジカルAI活用事例」 【潜入レポ】台湾最大級のICT展示会で見えた…凄すぎる最新「フィジカルAI活用事例」 2026/06/24 2 Advantech(アドバンテック)は2026年6月1日から、World Partner Conference(WPC)と、アジア最大規模のICT展示会であり台湾で毎年開催されるCOMPUTEXを連動させた大型イベントを開催しました。本記事では、COMPUTEXにおける同社展示の内容などを、現地(台北)を訪れた筆者がお伝えします。
記事 エネルギー・電力 電気代と電車賃の裏にある「利用者が損する」構造、英国に学ぶ“究極の解決策” 電気代と電車賃の裏にある「利用者が損する」構造、英国に学ぶ“究極の解決策” 2026/06/23 5 毎月届く電気代の請求書や、改札を通るたびに引き落とされる鉄道運賃。私たちが日々支払っている料金には、サービスの対価だけでは説明のつかない「見えない税」が含まれている。その正体は「総括原価方式」と呼ばれる価格規制だ。この制度を詳しく見ていくと、現代の社会に見合わず、メリットが消費者に還元されていない側面が浮かび上がってくる。元プレジデント編集長の小倉健一氏が、市場を救うための「攻めの規制」への転換を提言する。
記事 ロボティクス 川崎重工が明かす「AI導入で陥りがちな3つの壁」、人材不足でも成果を出す段階的アプローチ 川崎重工が明かす「AI導入で陥りがちな3つの壁」、人材不足でも成果を出す段階的アプローチ 2026/06/18 製造業におけるDX推進は、戦略や基盤を整備しても思うように成果が出ないケースが少なくない。特にAI活用では、セキュリティへの不安や期待値とのギャップから、導入が進まない企業も多い。川崎重工業は、限られたデジタル人材の中で、どのようにしてAIを社内に浸透させ、業務改革につなげているのか。同社DX戦略本部の中野信一氏が、3段階のステップと定着化に向けた取り組みを語った。
記事 半導体 エヌビディア・アドバンテックら動向で大解剖「産業AIエージェント」最新図鑑 エヌビディア・アドバンテックら動向で大解剖「産業AIエージェント」最新図鑑 2026/06/17 8 産業用PCやエッジAIプラットフォームの分野で世界的な存在感を持つ台湾発のグローバル企業、Advantech(アドバンテック)は、2026年6月1日からパートナー向けイベント「World Partner Conference(WPC)」と、アジア最大級のICT見本市「COMPUTEX TAIPEI」(台湾・台北で毎年開催)を連動させた大規模イベントを開催しました。本記事では、アドバンテック CEOのKC・リウ(劉克振)氏をはじめ、エヌビディアやオムロンの登壇者による講演の内容に加え、日本法人であるアドバンテックの新社長・横見氏への単独インタビューの模様を、現地・台北を取材した筆者がお届けします。
記事 製造業界 「2026年版ものづくり白書」まとめ、“投資不足”が招いたヤバすぎる製造業の現実 「2026年版ものづくり白書」まとめ、“投資不足”が招いたヤバすぎる製造業の現実 2026/06/15 12 経済産業省、厚生労働省、文部科学省は2026年5月、ものづくり企業や技術の動向について毎年取りまとめている「2026年版ものづくり白書」を公開しました。ものづくり白書は、政府がものづくりの基盤技術の振興に向けて講じた施策に関する報告書であり、2001年に発刊されてから今回で26回目となります。250ページ超におよぶ「2026年版ものづくり白書」では「収益力・データ基盤・経済安全保障」の3点が例年以上に強調されており、本稿ではその核心を抽出して解説します。
記事 FA・産業機械・重電 三菱重工とPFN、社会インフラおよび防衛向け国産AIの共同開発で業務提携 三菱重工とPFN、社会インフラおよび防衛向け国産AIの共同開発で業務提携 2026/06/12 5 三菱重工業とPreferred Networks(PFN)は2026年6月2日、社会インフラや国家安全保障分野における機械・システムの自律化に向け、国産AI技術を共同開発する業務提携契約を締結したと発表した。両社は三菱重工のハードウェア技術とPFNのAI基盤を融合させ、重要インフラの強靭化を図る。2026年度内の資本業務提携への発展も視野に入れる。
記事 航空・宇宙・軍事ビジネス 日英伊の次期戦闘機共同開発にカナダがオブザーバー参加へ 日英伊の次期戦闘機共同開発にカナダがオブザーバー参加へ 2026/06/12 3 日本と英国およびイタリアが進める次期戦闘機の共同開発計画にカナダがオブザーバー国として参加する方向で調整が進んでいる。7月中旬に英国で開かれる3カ国の防衛相会談の場で正式に発表される見通しだ。
記事 製造業界 カルビー・LIXILが悲鳴…ナフサ不足は「騒ぎすぎ」なのか、裏に潜む“構造的問題” カルビー・LIXILが悲鳴…ナフサ不足は「騒ぎすぎ」なのか、裏に潜む“構造的問題” 2026/06/05 4 連日、社会を騒がせている「ナフサ不足」。カルビーのポテトチップスのパッケージが「モノクロ化」することが話題を呼ぶ一方で、政府は4カ月分の在庫を確保していると説明し、一部では「メディアやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の騒ぎすぎ」との声も上がる。だが、上述のカルビー例をはじめとする企業による苦慮の方策は、単純に「騒ぎすぎ」で片づけるには深刻だ。ナフサ不足の「現実」についてプレジデント元編集長の小倉健一氏が解説する。
記事 ロボティクス AIロボットがコンビニで働く時代…フィジカルAIはどこまで来た?尾形教授ら語る3つの壁 AIロボットがコンビニで働く時代…フィジカルAIはどこまで来た?尾形教授ら語る3つの壁 2026/05/20 フィジカルAIやロボティクスは、近年のAI産業において特に注目されている分野だ。だが、産業連携の難しさやデータ不足など、社会実装に向けた課題は依然として多い。こうした現状を踏まえ、日本でも産学連携による取り組みが動き始めている。AIロボット協会の理事長 尾形哲也氏、理事の牛久祥孝氏、佐野元紀氏が、製造業に詳しいものづくり太郎氏をモデレーターに、フィジカルAIの現在地と、社会実装に向けたリアルな課題、今後の展望について語り合った。
記事 生産・製造管理 工場から専用ハード消滅…? シーメンス・アウディら示す「バーチャルPLC」の凄い効果 工場から専用ハード消滅…? シーメンス・アウディら示す「バーチャルPLC」の凄い効果 2026/05/19 4 毎年ドイツで開催される世界最大級の産業展示会「Hannover Messe 2026(ハノーバーメッセ2026)」では、Schneider Electric、Siemens、SAP、AVEVA、Eplan、Rittalなどが、ソフトウェアデファインド化やAI、デジタルツインを軸に、“製造業の次の姿”を提示していました。PLCはなぜソフトウェア化されるのか。なぜAIは現場改善だけでなく、サプライチェーンや調達まで変え始めているのか。本記事では、現地取材を通じて見えてきた「産業のソフトウェア化」と「AIによる意思決定」の最前線を紹介します。
記事 スマートファクトリー・デジタル工場 CAD操作も消える…? Microsoft・AWS・シーメンスの「完全自律工場」の凄すぎる全貌 CAD操作も消える…? Microsoft・AWS・シーメンスの「完全自律工場」の凄すぎる全貌 2026/05/18 12 毎年、ドイツで開催される世界最大級の産業展示会「Hannover Messe 2026(ハノーバーメッセ2026)」は、“製造業の未来”を占う重要イベントです。今年は「Industrial AI」がキートピックスとして掲げられ、Microsoft、AWS、Siemens、Schneider Electric、Dassault Systemes、Beckhoff Automation、Tulip、Wandelbotsなどが、AIエージェントやフィジカルAI、自律型ロボット、デジタルツインを活用した“完全自律工場”のビジョンを披露しました。設計から生産、検査、保全、物流までをAIが横断的に最適化し、従来のMESや固定ロジック中心の工場アーキテクチャーを大きく変えようとする動きも加速しています。本記事では、現地取材を通じて見えてきた「Industrial AI」の最前線と、“自律工場(オートノマスファクトリー)”のリアルを紹介します。
記事 製造業界 【現地取材】脱・米国依存目指す?ハノーバーメッセ2026で見えた「EUのAI戦略」の全貌 【現地取材】脱・米国依存目指す?ハノーバーメッセ2026で見えた「EUのAI戦略」の全貌 2026/05/15 7 インダストリー4.0による産業革命を推進するドイツで毎年開催されている産業見本市「Hannover Messe 2026(ハノーバーメッセ2026)」が、2026年4月20日~4月24日にドイツのハノーバー国際見本市会場にて行われました。最近の製造業における重要キーワードでもある「インダストリー4.0」のコンセプトも、このハノーバーメッセで発表(2011年)されるなど、ハノーバーメッセはデジタル製造技術の進歩を確認する重要なイベントとなっています。今年も、ドイツ現地を訪れた筆者が重要だと考えるトピックについて紹介していきます。
記事 法規制・レギュレーション 取適法施行4カ月、下請け救済のはずが…6割が泣いた「価格交渉」が全然増えないワケ 取適法施行4カ月、下請け救済のはずが…6割が泣いた「価格交渉」が全然増えないワケ 2026/05/12 3 2026年1月に施行された取適法(中小受託取引適正化法)。コスト高騰が続く製造業において、価格交渉を後押しする法律として注目されましたが、施行から4カ月が経過した今、最新調査によって厳しい現実が浮き彫りになりました。その調査では、受注者の約6割が価格交渉の機会は「増えていない」と回答。一方、発注者側を見ても、管理負担が大幅に増加するという新たな課題が浮かび上がってきました。本稿では、最新の調査結果から見えてきた、日本企業の取引に潜む根深い問題について受注者・発注者双方の視点から解説します。
記事 製造業界 ソフトバンクCIOが明かす「国産AI」が必要な真の理由、 “日本独自の壁”を越える条件 ソフトバンクCIOが明かす「国産AI」が必要な真の理由、 “日本独自の壁”を越える条件 2026/04/20 「機密データを海外製AIに送っても大丈夫なのか」「AIが間違えたら誰が責任を取るのか」生成AIの導入が進む中、企業の間ではこうした運用や責任をめぐる課題が浮上している。この問題を根本から解決しようとしているのがソフトバンクだ。同社が進めているのは単なるAIツールの導入ではなく、日本独自のAIインフラづくりである。ソフトバンクはAIとどう向き合い、日本のビジネス基盤をどう作り替えようとしているのか。
記事 製造業界 日本とEUの防衛産業協力、ブリュッセルで初会合、ドローンAI活用で連携へ 日本とEUの防衛産業協力、ブリュッセルで初会合、ドローンAI活用で連携へ 2026/04/18 5 日本と欧州連合(EU)は17日、ベルギーのブリュッセルで防衛産業の協力強化に向けた「防衛産業対話」の初会合を開催した。ドローンや人工知能(AI)などの軍民両用(デュアルユース)技術における連携や、防衛装備品のサプライチェーン(供給網)強化を柱とする。地政学的リスクが高まるなか、日欧間で強固な防衛産業基盤を構築する。
記事 新製品開発 花王アタックを生んだ頭脳を「AIで再現」…凡人でも“天才”になれる「神プロンプト」 花王アタックを生んだ頭脳を「AIで再現」…凡人でも“天才”になれる「神プロンプト」 2026/04/17 9 画期的な技術やヒット商品を生み出し、大きな収益をもたらしてきたイノベーターは、何を考えているのでしょうか。その思考をひも解くと、単なる発想力ではなく、「解くべき課題の設定」に決定的な特徴があることが見えてきます。今回は、花王で「アタック」「ヘルシア緑茶」などを生み出した元CTO・村田守康氏への過去インタビューを基に、危機感を起点に、なぜそれが打開できないのかという疑問や矛盾を整理し、その中からイノベーション実現課題を見つけ出していく思考プロセスを抽出しました。本稿では、それを再現可能な形のプロンプトとして紹介します。
記事 AI・生成AI 個人活用は進むAI…なぜ組織には根付かない?“製造業”に蔓延する「隠れた壁」とは 個人活用は進むAI…なぜ組織には根付かない?“製造業”に蔓延する「隠れた壁」とは 2026/03/30 製造業においてAI活用への期待が高まる一方、多くの現場ではその導入と定着に課題を抱えている。従業員が個人でAIツールを試す動きは広がっているものの、それが組織全体の生産性向上に結びついていないのが実情だ。部門間の連携が取れず、データの真価を発揮できないままでは、競争力の低下は避けられない。組織全体でAIを使いこなし、真の競争力を生み出すためには、今、何が必要なのだろうか。