記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 楽天銀行が巨額預金を獲得、BaaSやステーブルコインが「金利ある世界」で輝くワケ 楽天銀行が巨額預金を獲得、BaaSやステーブルコインが「金利ある世界」で輝くワケ 2025/05/13 20 金利上昇が続く中、単に高金利をアピールして“預金(キャッシュ)”を集めても、顧客はすぐに他行へ移ってしまう──。このように、金融機関の顧客獲得競争が激化する中、“(他行に)逃げない預金”を次々と獲得している。なぜ楽天は成功しているのか。ステーブルコインや電子マネーにも広がる資金獲得の新潮流を解説する。
記事 知財管理 最新「営業秘密管理指針」の要点は?知らぬはリスク、AI生成物は「営業秘密」になるか 最新「営業秘密管理指針」の要点は?知らぬはリスク、AI生成物は「営業秘密」になるか 2025/05/13 8 「営業秘密が含まれている可能性があるから、AIで作ったものは絶対に社外に持ち出さないで」──突然こんなことを言われたら、職場は混乱に陥ってしまうかもしれません。生成AIの利用が急速に広がる中で、適切な情報管理について、社会全体で改めて目線を合わせる必要が高まっています。自社の営業秘密を学習した生成AIが作り出した販売用資料や商品は、すべて営業秘密として管理する必要があるのか。社外に持ち出して良いかをどのように判断すれば良いのか。経済産業省が2025年3月に公表した「営業秘密管理指針」改訂版を基に解説します。
記事 地方自治体・地方創生・地域経済 受け入れる準備は良いか?インバウンド“新時代”、あの大物「新興国」が日本に来る日 受け入れる準備は良いか?インバウンド“新時代”、あの大物「新興国」が日本に来る日 2025/05/12 9 トランプ米大統領の就任以来、「トランプ関税」や相次ぐ大統領令などにより、世界経済が不安定な様相を呈している。関税の行方次第では景気後退も懸念されるが、訪日外国人(インバウンド)の勢いは依然として強く、2025年も過去最高更新ペースで伸びている。新型コロナ以前のインバウンドの主役・中国客も回復しつつあり、米国客を筆頭に欧米勢も好調だ。こうした中、将来“大物”になりそうな一群がいる。本稿では、海外旅行ブームを迎えているとされるこの“新興国”に注目したい。
記事 BPM・ビジネスプロセス管理 業務改革の切り札・プロセスマイニングが「生成AI」で劇的イノベーションの凄まじさ 業務改革の切り札・プロセスマイニングが「生成AI」で劇的イノベーションの凄まじさ 2025/05/12 人手不足などで企業内の業務効率化の要請が高まっているものの、ビジネスが複雑化する中で、どの業務プロセスにどういった課題があるのかを発見することは非常に困難だ。こうした課題を解決に導く特効薬として、「プロセスマイニング」に注目が集まっている。プロセスマイニングとは、システムやアプリケーションのログを分析して業務プロセスを可視化し、業務の無駄や非効率性を洗い出して、業務改善を図る手法のこと。そして今これに生成AI機能が加わることで、かつてないレベルでのイノベーションが生まれている。プロセスマイニングで世界トップのCelonisでは、ユーザー企業が実際の業務や実際のデータを使って「ハッカソン」を実施、即座に成果を導く取り組みを進めている。本記事では、通常は非公開で開催されるハッカソンの模様などをお届けする。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 「生成AI×IoT」が切り拓く物流DX、事例で知る「最強タッグ」の実力と可能性 「生成AI×IoT」が切り拓く物流DX、事例で知る「最強タッグ」の実力と可能性 2025/05/12 人手不足、長時間労働──2024年4月、働き方改革関連法の完全適用により、物流業界は未曾有の危機に直面している。いわゆる「物流業界の2024年問題」だ。この問題は2025年現在もなお続いているが、乗り越えるカギがある。それが、IoTや最新のAI技術を駆使した「物流DX」だ。すでに先進企業では、革新的なデジタル技術の導入により、驚くべき成果を上げ始めている。本稿では、生成AIやIoTが物流現場を劇的に変えた最前線の導入事例と、すぐに実践できる物流DX推進のヒントを解説する。
記事 EV(電気自動車) 韓国ヒョンデの新型EVに「日本車は勝てない」と言えるワケ、試乗で見えた「実力差」 韓国ヒョンデの新型EVに「日本車は勝てない」と言えるワケ、試乗で見えた「実力差」 2025/05/12 30 韓国のヒョンデ(現代自動車)が、最新の電気自動車(EV)となるINSTER(インスター)を、2025年4月に日本で発売した。同社として日本市場でのEV展開第3弾となるインスターだが、実際に乗ってみると、計算し尽くされた魅力が浮かび上がると同時に、現在の日本の自動車メーカーに「足りない視点」も明らかになる。その視点とは一体何か。インスターの性能とともに解説する。
記事 AI・生成AI 金融庁・三井住友FGらが語る「人 vs AI自動化」、その最適なバランスとは? 金融庁・三井住友FGらが語る「人 vs AI自動化」、その最適なバランスとは? 2025/05/12 5 生成AIが急速に発展する中で、自動化と人間の介在、その最適なバランスはどこにあるのか――「Human in the Loop」をキーワードに据え、三井住友フィナンシャルグループの白石直樹氏、Citadel AIの小林裕宜氏、ServiceNow Japanの中原新氏らが、各社におけるAI活用のリアルと、人とAIが協働する未来について語り合いました。
記事 AI・生成AI GPT-4.1、Claude 3.7 Sonnet、Gemini 2.5 Pro、Grok 3、用途別で見るベストLLMとは? GPT-4.1、Claude 3.7 Sonnet、Gemini 2.5 Pro、Grok 3、用途別で見るベストLLMとは? 2025/05/12 20 2025年5月時点、生成AI市場では、主要各社がリリースした4つのフラッグシップ大規模言語モデル(LLM)がしのぎを削っている。その4つとは、OpenAIの「GPT-4.1」、アンソロピックの「Claude 3.7 Sonnet」、グーグルの「Gemini 2.5 Pro」、xAIの「Grok 3」だ。それぞれどのような特徴と強みを持つのか、利用用途別に詳しく比較してみた。
記事 流通・小売業界 ついに終焉の「井阪セブン」、大迷走の買収劇は「あのお家騒動」が元凶と言えるワケ ついに終焉の「井阪セブン」、大迷走の買収劇は「あのお家騒動」が元凶と言えるワケ 2025/05/09 8 2025年3月、セブン&アイホールディングス(以下、セブン&アイ)の井阪隆一社長が退任することが明らかになった。カナダのコンビニ大手「アリマンタシォン・クシュタール(以下、ACT)からの買収提案に揺れる中、買収への対抗策と見られていた創業家からのTOBが白紙となった矢先の出来事だった。約9年にわたりグループを率いた井阪氏の歩みについて、企業アナリストの大関暁夫氏が振り返る。
記事 転職 「中途半端なホワイトカラー」が最も危ない…年収300万円台への転落が加速するワケ 「中途半端なホワイトカラー」が最も危ない…年収300万円台への転落が加速するワケ 2025/05/09 7 1990年代から2010年代に総合職で入社した営業職や事務職などのホワイトカラーの人たちが直面しているのが、収入格差だ。「中間層」あたりに位置していた人の年収が下がってきているという。過去30年以上にわたって労働市場をウォッチし続け、直近で『いつでも会社を辞められる自分になる』(サンマーク出版)を上梓したミドル世代専門転職コンサルタント・黒田真行氏は「これまでに見たこともない二極化の時代になってきた」と指摘する。この時代に生き残っていくために知っておきたいことは何か。
記事 O2O・OMO・オムニチャネル バイトダンスが「今さら」デリバリーに注力する裏の狙い、現王者も欲しがる急成長市場 バイトダンスが「今さら」デリバリーに注力する裏の狙い、現王者も欲しがる急成長市場 2025/05/09 6 中国EC大手の京東集団(JDドットコム)とショート動画のバイトダンスが、フードデリバリーに参入したことが話題になっている。中国のフードデリバリー市場はすでに飽和し、成長が望みづらい状況になっているからだ。だが、両社が獲りに行こうとしているのは「フードデリバリー」ではない。迎え撃つ「現デリバリー王者」の美団も、肝いり施策で狙う“ある市場”とは。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 目指すは広島カープ?“爆裂成長中”Bリーグの「群馬&茨城」が狙う地元再生への道 目指すは広島カープ?“爆裂成長中”Bリーグの「群馬&茨城」が狙う地元再生への道 2025/05/08 8 近年、飛躍的な成長を遂げるBリーグは、開幕から10年経つ2026年に大きな改革を行う。現在の1部リーグ(現B1)は、参入基準の設置や昇降格制度の廃止などを設けた「B.LEAGUE PREMIER」に移行する。これらの改革の一環として、地域に根ざしたアリーナの建設を推進。アリーナを中心とした「街づくり」や「賑わいの創出」に取り組み、バスケを通じた地方創生に取り組んでいる。ではどのよう取り組みで地域の活性化につなげるのか。今回、Bリーグ チェアマンの島田 慎二氏、群馬クレインサンダーズ 取締役GMの吉田 真太郎氏、茨城ロボッツ 代表取締役社長の川﨑 篤之氏がその取り組みについて語った。
記事 株式・債券市場・資金調達 バフェットが重視する指標で選出、米国株「以外」の将来が楽しみな国際銘柄「36社」 バフェットが重視する指標で選出、米国株「以外」の将来が楽しみな国際銘柄「36社」 2025/05/08 4 「世界一の投資家」ウォーレン・バフェット氏は、投資する銘柄を選定する上で「競争優位性」を重視することで知られる。この視点で世界の企業を見渡すと、米国株に偏ったポートフォリオでは見落とす「真の割安銘柄」が浮かび上がる。米ドル安のリスクに備える鍵となる、意外な国の企業とは。
記事 AI・生成AI 生成AIの実装や運用までカバー、AIマーケットプレイス「AI Hub」とは何か 生成AIの実装や運用までカバー、AIマーケットプレイス「AI Hub」とは何か 2025/05/08 6 多くの企業が直面するAI導入の「ラストマイル問題」。試作段階まではAIプロジェクトをうまく進めることができるが、実際の導入は非常に難しいという問題を指す。この課題に対し、注目を集めているのが「AI Hub」だ。2025年2月の開始以降、すでに70以上のAIアプリケーションAPIを提供し、ワンクリックでのデプロイを実現する。これにより、専門知識がなくても高度なAIアプリケーションを短期間・低コストで構築できる環境を提供できるという。こうしたサービスはこれまでにも幾度となく立ち上がってきたが「AI Hub」には独自の強みがある。
記事 農業・漁業・林業・畜産業 「卵」価格3倍・密輸158%増の衝撃…鳥インフルだけでない「原因2つ」が全然笑えない 「卵」価格3倍・密輸158%増の衝撃…鳥インフルだけでない「原因2つ」が全然笑えない 2025/05/07 4 鳥インフルエンザウイルスH5N1によって世界中で卵価格が高騰している。日本では鶏卵の卸売価格(東京Mサイズ1kg)が2024年2月の190円から2025年2月に312円まで高騰し、3月も2カ月連続で300円超え。米国も同様に、1年前にニューヨークで1ダース3ドル(Lサイズ)近辺であった小売価格が、2025年1月には9ドルと3倍になった。こうした事態に卵の密輸も急増しているという笑えない話もある。だがその裏では、卵流通の業界構造の問題が2点浮き彫りになってきている。その問題とは何なのか、他の産業も同様に起こり得る問題点と教訓を解説する。
記事 セキュリティ総論 JR東日本グループのセキュリティ戦略、12万台のデバイスを守る「ハーフトラスト」とは JR東日本グループのセキュリティ戦略、12万台のデバイスを守る「ハーフトラスト」とは 2025/05/07 東日本全域に広大な路線網を持つ東日本旅客鉄道(JR東日本)。近年では、モバイルSuicaなどを軸に「非鉄道事業」の強化にも力を入れている。多種多様なJR東日本グループの情報システムに係る事業を支えているのがJR東日本情報システム(JEIS)だ。鉄道事業や駅サービス、駅ビル、Suicaなど、数百を超えるシステムの開発・運用に携わっている。さまざまなシステムに対応しなければならない一方で、昨今のサイバー攻撃の高度化に伴い、同社はどのようなセキュリティ対策を講じているのか。
記事 IT戦略・IT投資・DX 生成AIの「リスキリング」に成功、“非IT人材”をDXリーダーに育成できた戦略とは? 生成AIの「リスキリング」に成功、“非IT人材”をDXリーダーに育成できた戦略とは? 2025/05/07 現在、あらゆる企業が「生成AIの業務活用を推進しましょう」と提唱している。それに伴い企業は、従業員の“リスキリング”を急務としているが、社内でこういったデジタル技術を推進しようとすると、具体的な育成方法や効果測定の難しさに直面するケースが多い。特に、生成AIを活用したDXの推進には、専門知識だけでなく、現場の業務に適した実践的なスキルの習得が求められている。そんな中、生成AIのリスキリングに成功した企業がある。組織全体のスキルアップをどのように設計し、実務に定着させたのか。詳しく解説する。
記事 AI・生成AI 【Copilot】Outlook・Teamsなどの日常業務はこう変わる、“時短すぎる機能”一挙公開 【Copilot】Outlook・Teamsなどの日常業務はこう変わる、“時短すぎる機能”一挙公開 2025/05/07 41 Microsoft 365 Copilotの登場から2年以上が経過し、機能拡充と性能向上が着実に進んでいます。しかし、日常的に利用していない人にとっては、そうした機能のアップデートに気づきにくく、新機能の恩恵を逃しているケースも少なくありません。Copilotの新たな機能を知ることで、これまで想定していなかった活用シーンが見えてくる可能性もあります。前回は、WordやExcel、PowerPointといった主要OfficeアプリのCopilotに関する最新機能を紹介しましたが、今回はOutlookやTeamsなどといった他のアプリにも目を向け、活用の可能性を指南します。
記事 セキュリティ総論 2026年開始「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ格付け制度」をやさしく解説 2026年開始「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ格付け制度」をやさしく解説 2025/05/07 32 サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度とは、企業や組織のセキュリティ対策を相互に評価し合う制度のこと。経済産業省が2026年度中に運用開始を想定している。今後、取引先から、この評価制度の認定取得を求められる可能性が大いにあるため、企業や組織の経営者やセキュリティ担当者は今のうちから制度について知っておき、「評価を得てないからビジネス機会を逃した」ということがないよう想定や準備をしておくのが賢明だ。本記事では、現時点で経済産業省から公表されている内容から、今から理解しておいたほうがいいことや、今から着手できることをわかりやすく伝えていく。
記事 人材管理・育成・HRM IKEAやコカ・コーラも活用、顧客心理を動かす「認知バイアス」の絶大効果 IKEAやコカ・コーラも活用、顧客心理を動かす「認知バイアス」の絶大効果 2025/05/06 8 IKEAやコカ・コーラなどの大手企業にも活用され、映画の評価にも影響を与える「認知バイアス」。心理のすき間を突く仕掛けは、どこに潜んでいるのか。『世界は認知バイアスが動かしている 情報社会を生きぬく武器と教養』を上梓した、東京科学大学リベラルアーツ研究教育院/環境・社会理工学院 講師の栗山直子氏が、「モノ」にまつわる認知バイアス利活用法の数々を解説する。現代人は周りにある「モノ」によって、気づかないうちに認知をゆがめられている事実が理解できるだろう。
記事 AI・生成AI 塾も教科書もいらない? 勉強のモチベ管理も?「ChatGPT最強チューター」時代の衝撃 塾も教科書もいらない? 勉強のモチベ管理も?「ChatGPT最強チューター」時代の衝撃 2025/05/05 37 資格試験のためにChatGPTを用いて勉強した体験談が、Webに多数掲載されている。だが驚くべきは、ただ勉強するだけでなく、ChatGPTがチューター役も務めてくれることにある。主に5つのことについて支援をしてくれるのだが、なんとモチベーション管理までしてくれるのだ。これらは、個人によって勉強内容や水準が大きく異なる社会人向け(リスキリング)で有効である。
記事 AI・生成AI コンサル「大失業時代」がいよいよ現実に? OpenAI「Deep Research」のヤバい背景 コンサル「大失業時代」がいよいよ現実に? OpenAI「Deep Research」のヤバい背景 2025/05/02 27 毎日のように新しいサービス、技術、知見が発表される生成AIの業界。その中で重要な領域が、Deep ResearchもしくはDeep Searchと呼ばれるリサーチ型のAIサービスだ。コンサルタントなどの専門家も顔負けの調査レポート作成などができる同サービスで、今年2月に登場した「OpenAI Deep Research」を皮切りに、各社が次々と同様のサービスを投入し、あっというまに「戦国時代」に突入した。なぜ各社はDeep Researchに注力するのか? 市場へのインパクト、技術的背景、実際の使いこなし、の3つの視点で解き明かしたい。
記事 運輸業・郵便業 西武新宿線から「あの特急」が消える理由、乗客を奪った“ライバル鉄道会社”とは? 西武新宿線から「あの特急」が消える理由、乗客を奪った“ライバル鉄道会社”とは? 2025/05/02 29 西武鉄道が新宿線特急「小江戸号(西武新宿・本川越)」を廃止し、ライナー型車両に置き換えることを3月に発表した。主に西武新宿線と西武池袋線を運営する西武鉄道では、池袋線系統で運営している「ちちぶ号(池袋・西武秩父)」「むさし号(池袋・飯能)」が好評だが、その一方で西武新宿線の車両は老朽化も進んでおり利用者も少ない状況だ。なぜ、同じ鉄道会社の有料特急サービスでも、これほど利用者数に差が出てしまうのか。今回は、利用者が集まる人気な特急サービスと、消えゆく特急サービスの違いを見ていきたい。
記事 ビデオ会議・Web会議 Skypeなぜ完全終了? Zoom圧勝の裏でマイクロソフトが仕掛ける「超本気の戦略2つ」 Skypeなぜ完全終了? Zoom圧勝の裏でマイクロソフトが仕掛ける「超本気の戦略2つ」 2025/05/02 11 手軽なIP音声通話やビデオ会議のプラットフォームとして2004年に正式版が登場し、画期的な通信手段を世界にもたらしたSkype(スカイプ)。比較的安定した通話品質で多くの日本人ユーザーにも親しまれた。だが2011年にマイクロソフトに買収されて以降、製品の位置付けが揺らぎ、衰退。そして5月5日、サービスが停止される。だがこの一連の流れから、マイクロソフトがどのような戦略で成長を図ろうとしているのかが見えてくる。今回は、Skype撤廃までの流れを解説しつつ、そこから見えてくるマイクロソフトの2つの戦略についてひも解いていく。
記事 人材管理・育成・HRM イチロー氏のひと言で得た最短ルート。物事の「本質」を見抜く3つの実践例とは? イチロー氏のひと言で得た最短ルート。物事の「本質」を見抜く3つの実践例とは? 2025/05/02 9 本質とは、そのものを根底から規定する「核」であり、普遍性・汎用性・シンプルさを備えたものだ。だが、本質をつかめなければ、表層的な情報に振り回され、深掘りしたはずの内容ですら意味を見失ってしまうこともある。『読解力は最強の知性である 1%の本質を一瞬でつかむ技術』を上梓した、伝える力研究所所長で山口拓朗ライティングサロン主宰の山口拓朗氏が、過去の取材やイチロー氏の発言などから、「本質」を見抜く実践方法を紹介する。
記事 人材管理・育成・HRM 知らない人はカモにされる…大統領選や株価暴落にも潜む「認知バイアス」とは? 知らない人はカモにされる…大統領選や株価暴落にも潜む「認知バイアス」とは? 2025/05/01 5 情報が氾濫している現代、人は1つ1つの情報への注意力が失われ、ますます「バイアス(=思い込み)」に囚われやすくなっている。いわゆるフィルターバブルやエコーチェンバーと呼ばれる現象だ。これにより、情報に踊らされ、時に大きな損失をもたらしてしまう。しかし「認知バイアス」は、知ることで強い味方にすることもできる。『世界は認知バイアスが動かしている 情報社会を生きぬく武器と教養』を上梓した、東京科学大学リベラルアーツ研究教育院/環境・社会理工学院 講師の栗山直子氏が、「認知バイアスを理解すること」の重要性を解説してくれた。
記事 ロボティクス 転換期を迎えたロボット・フィジカルAI開発、AIとシミュレーションがもたらす変化 転換期を迎えたロボット・フィジカルAI開発、AIとシミュレーションがもたらす変化 2025/05/01 17 ロボット開発は今、劇的な転換期を迎えている。AIやシミュレーション技術の進展、エヌビディアが注力のけん引等により、開発と改善のサイクルのワークフローが効率化され、高速に回せる環境が整い始めた。いま起きている変化は、これまでの変化とは恐らく質的に異なる。ロボット開発もついに他の情報処理技術と同じ土俵に乗り始めたのかもしれない。今回は、エヌビディアによる開発支援ツール群の動向を見ながら、彼らが「フィジカルAI」と呼ぶ広義のロボットの未来まで、ロボット開発を取り巻く流れの本質を改めて見つめ直す。
記事 金融政策・インフレ 「ただのコメ輸入拡大」ではない意外な方法、はったりトランプを納得させるには? 「ただのコメ輸入拡大」ではない意外な方法、はったりトランプを納得させるには? 2025/05/01 4 世界を相手に「関税戦争」を仕掛けた米トランプ政権。その思惑は、対中国をにらんだ安全保障の強化と、米国民にアピールできる成果の創出とされる。そして、最初の交渉相手に選ばれたのが日本。ここで思い出したいのが、第1次トランプ政権時に出された「自動車関税の譲歩と米国産牛肉の日本市場へのアクセス拡大」というバーター条件だ。今回も同様の条件が出される可能性が大きく、すでに日本国内でも「米国産コメの輸入拡大」について議論されている。では「落としどころ」はどこにあるのか。トランプ政権の建前と本音を探りながら解説する。
記事 地銀 紀陽銀行に学ぶ「2025年の崖」の乗り越え方、地銀の金融DXで突出できたワケ 紀陽銀行に学ぶ「2025年の崖」の乗り越え方、地銀の金融DXで突出できたワケ 2025/04/30 紀陽銀行に学ぶ「2025年の崖」の乗り越え方、地銀の金融DXで突出できたワケ レガシーシステムの刷新を怠れば、年間約12兆円もの経済損失が生じるとされる「2025年の崖」。しかし、崖が目前に迫る現在も、基幹系システムを中心にモダナイゼーションの途上で苦戦する企業は多い。こうした中、紀陽銀行は地域の企業をリードすべく、率先してITシステムのモダナイゼーション、金融DXを推進してきた。「地域DX」の実現を目指す同行のDXの全貌を、DX戦略部シニアアドバイザーの大西 徹氏が語った。
記事 セキュリティ総論 英IT業界が認めた…日本人専門家が解説、世界のセキュリティ人材に必須の知識 英IT業界が認めた…日本人専門家が解説、世界のセキュリティ人材に必須の知識 2025/04/30 15 昨今、IoT/AIやDXの進展などにより、サイバー攻撃の驚異は高まっています。その被害も個々の企業を超え、国を超え、グローバルサプライチェーン全体に影響を及ぼすようになってきています。こうした中、企業はいかにサプライチェーンの安全性、信頼性を継続して確保していけば良いのでしょうか。英国政府のサイバーセキュリティ戦略立案にアドバイザリを行った実績を持ち、2024年度には英国のテクノロジー業界で最も影響力のある人物に贈られる賞「UKtech50」にノミネートされた、APRIO TECHNOLOGIES(アプリオ・テクノロジーズ)のCEOの足立照嘉氏に解説していただきました。