セイコーソリューションズ、飲食店向けクラウド「oishino（オイシーノ）」 iPadも活用

　今回発表する「oishino」は、同社がオーダリングシステムで長年培ってきたノウハウをスマートデバイスに融合させたクラウド型サービス。第一弾として、POS・オーダリングサービスを、個店や小規模チェーンを対象に低価格な月額料金で提供し、今後はアプリケーションの拡充を進めていく。

　oishino オーダリングでは、スマートデバイスならではの直感的な操作性を実現。大手チェーンで採用されている堅牢性の高い自社製キッチンプリンタを採用した。

　また、oishino POSでは、飲食店向に、個別会計、合算会計など飲食店で必要な機能をサポート。店舗システム側でもデータを保管しているため、万が一インターネット回線が切れても運用を継続できる。また、日報、月報、各種分析機能を搭載し本部管理システムとの連携も可能になっている。

　セイコーソリューションズは7月1日にエスアイアイ・データサービスからオーダリングシステム事業を承継。今後はフードサービス・ソリューション・パートナーとして、外食産業のQSC（Q：クオリティ、S：サービス、C：クレンリネス）向上支援を目的に、オーダリングシステムのみならず、セイコーソリューションズがこれまで保有していたシステムやサービス、および社外のパートナーとの新たなサービスをワンストップで提供する。