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  • 2015/05/07

なぜローソンは、セブン-イレブンとの差がますます開いてしまったのか

コンビニ各社の2014年度決算では、セブン-イレブンがますます一人勝ちの様相を呈しています。業界シェアが2位の企業がとる戦略のセオリーは、1位企業と同じ戦略ではなく、差別化を図ること。コンビニ業界2位のローソンは忠実にその戦略を実行していますが、なかなか成功していません。それどころか、シェアトップのセブン-イレブンの背中が徐々に遠ざかっています。なぜでしょうか。

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ローソンとセブン-イレブンの決算数字の比較

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 ローソンの2015年2月期の決算が先ごろ発表されました。

 ローソンの数字を改めて見ると、営業総収入は4,979億1,300万円(前年同期比2.6%増)、本業の利益を示す営業利益が704億8200万円(同3.5%、利益率14.2%)と増収増益であり、決して悪いものではありません。

 しかし、業界トップのセブン-イレブンの決算を見ると、営業総収入が7363億4300万円(同8.4%増)、営業利益が2233億5600万円(同5.0%増、利益率30.3%)と、いずれもローソンを圧倒しています。

 さらに、2年前から営業総収入を順に見ていくと、1301億1400万円の差が、1943億1400万円、2384億3000万円と2年間で1000億円以上も拡大しています。そのため、営業利益も2年前の1205億1700万円の差から、1445億6900万円、1528億7400万円と同じく2年間で300億円以上拡大しています。

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売上の推移
(出典:各社決算資料)

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営業利益の推移
(出典:各社決算資料)


 さらにローソンとセブン-イレブンのシェアの差を、ローソンが現時点(2015年4月現在)で公開している最新のアニュアルレポートで見てみましょう。2003年には、ローソンのシェア18.1%に対し、セブン-イレブンは33.0%でした。これが2013年には同19.7%と同38.3%になっており、約5ポイントの差から約8ポイントへとその差は拡大しています。

 売上、利益の数字とシェアの両方が低下しているということは、業界2位のローソンの取っている戦略が、今のところうまくいっていないことを示しています。その理由は何なのでしょうか?

ローソンがセブン-イレブンとの差を縮められない理由

 ひと言で言えば、シェア2位の企業の取る戦略の鉄則、差別化戦略が成功していないため、セブン-イレブンと同じ土俵で戦わざる得ない状況に置かれているからです。

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