日立ソリューションズが1998年から提供している「Aptage」シリーズは、販売管理や財務会計システムを軸に、さまざまな業種の企業の業務アプリケーションを構築支援するソリューション。
医療機器卸売業向けの「Aptage.MDII」は、改正薬事法の施行規則である「トレーサビリティ」に対応するもので、企業は医療の安全性を確保することができるようになる。また、貸出や後値引(リベート)などの業界特有の商習慣に対応し、商品の在庫状況をタイムリーに捉えられ、業務の効率化や正確な経営数値の把握が可能となる。
日立ソリューションズは今回、中小規模の医療機器卸売企業などを対象に「Aptage.MDII」をクラウドサービスとして提供し、2017年度までに約100社への提供を目指す方針だ。