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  • 2018/02/06 掲載

キャッシュレス調査で賛否両論、しかし電子化の流れは止まらず

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電子マネーや仮想通貨といった新しいお金の誕生や、個人が直接取引できるサービスが登場など、お金を取り巻く環境は急速に変化している。博報堂が12月に発表した、全国の20~69歳の男女を対象とする「お金に関する生活者意識調査」(2017年8、11月インターネット経由)では、キャッシュレス社会の到来は賛成と反対が半々という結果が出ている。
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「お金」の意味合いが変わってきている
(© hikdaigaku86– Fotolia)

「キャッシュレス社会」は賛否が半々、男女でも違い

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 紙幣や硬貨などの現金を使う必要がない「キャッシュレス社会」への期待については、将来キャッシュレス社会に「なった方がよい」という賛成派は48.6%、「ならない方がよい」という反対派は51.4%と、意見が真っ二つに分かれた。

 性別でみると、男性は賛成派(58.7%)、女性は反対派(61.5%)が多数となった。

 賛成の理由は「現金を持たなくていい」「利便性が高い」「お得」がトップ3となり、反対の理由では「浪費しそう」「お金の感覚が麻痺しそう」「お金のありがたみがなくなりそう」がトップ3となった。

 性別でみると、男性は利便性の高さを支持する意見と犯罪を危惧する意見、女性はお得とやり取り・管理のしやすさを支持する意見と金銭感覚の揺らぎを危惧する意見が多い傾向がみられた(表1)。


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表1:キャッシュレス社会に「賛成」および「反対」の理由
(出典:博報堂 報道発表)


3割が「現金」払いが減ったと実感

 お金の支払い方法の変化については、全体の3割(33.7%)が「現金」払いが減っていると感じていることがわかった。代わりに増えていると感じているものは、「クレジットカード」が最も多く半数弱(43.7%)、「電子マネー」が22.9%で続いた(図1)。

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図1:支払い方法ごとの利用頻度の変化
(出典:博報堂 報道発表)


【次ページ】ネットバンキングの利用率は4割、今後もお金の電子化は進展

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