記事 金融規制・レギュレーション 激論「サステナブル情報開示」、セーフハーバーの導入で企業が溜飲を下げたワケ 激論「サステナブル情報開示」、セーフハーバーの導入で企業が溜飲を下げたワケ 2024/12/23 13 金融庁は2024年年2月、金融審議会に「サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング・グループ」を設置、この12月に5回目のWGが開催された。前回の第4回WGに引き続き取り上げられたのが「セーフハーバー」の考え方である。あまりにも開示企業側に厳格な規制が導入された場合、企業側のサステナブル活動自体と開示への取り組みを萎縮させる懸念があるが、どのような議論が交わされたのか? 本稿では現在の開示を取り巻く課題とセーフハーバーの概念について解説する。
記事 AI・生成AI AIエディター「Cursor(カーソル)」初心者向けガイド、VS Codeベースの使い勝手とは AIエディター「Cursor(カーソル)」初心者向けガイド、VS Codeベースの使い勝手とは 2024/12/23 14 プログラミング支援ツール分野では「GitHub Copilot」がメジャーだが、最近のコミュニティの関心は「Cursor(カーソル)」に向けられている。Cursorとは、VS Codeをベースとするコーディングツールで、最新のAIモデルを統合した各機能が人気を呼び、「AIエディター」としても口コミでユーザー数を大きく増やしている。Cursorとはどのようなツールなのか、その概要とステップ・バイ・ステップでの利用方法を解説したい。
記事 株式・債券市場・資金調達 過去最悪の下落幅を更新…ジム・ロジャーズが危惧したとおりになった日本の株式市場 過去最悪の下落幅を更新…ジム・ロジャーズが危惧したとおりになった日本の株式市場 2024/12/22 81 「失われた30年」の言葉どおり、日本の株式市場は長きにわたり停滞していた。しかし2024年3月、日経平均株価は大台とも言える4万円を初めて超えるまでに上昇、その後少し下げたものの、12月にもまた4万円台を突破している。これは本物の成長なのか、一時的な熱狂に過ぎないのか。世界3大投資家ジム・ロジャーズは、日本の持続的な成長のためには、解決しなければならない“根本的な問題”があるという。
記事 人材管理・育成・HRM 熱意だけでは動かせない…ユニクロがスタッフ数十万人を一気に変えた「仕組み」の力 熱意だけでは動かせない…ユニクロがスタッフ数十万人を一気に変えた「仕組み」の力 2024/12/21 10 数十万人に及ぶ世界中の店舗スタッフが一斉に変革したユニクロ。数十人を変えることさえ難しいにも関わらず、ひとりひとりに経営者マインドを持たせる「究極の個店経営」は、どのようにして伝わったのか。元ファーストリテイリングの執行役員で、『ユニクロの仕組み化』を上梓した宇佐美氏が解説する。
記事 暗号資産・仮想通貨 バブルか実需か? 10万ドルを超えたビットコイン価格はさらに上がるのか? バブルか実需か? 10万ドルを超えたビットコイン価格はさらに上がるのか? 2024/12/21 15 ビットコイン価格が初の10万ドルの大台を超えるなど、ビットコイン市場が活況を呈している。規制緩和を打ち出したトランプ氏の大統領返り咲きが主要因だが、この先、仮想通貨(暗号資産)市場はどうなるのだろうか。
記事 暗号資産・仮想通貨 タワマンに推し活、「セキュリティトークン」切り拓く新たな金融サービス タワマンに推し活、「セキュリティトークン」切り拓く新たな金融サービス 2024/12/20 タワマンに推し活、「セキュリティトークン」切り拓く新たな金融サービス デジタル証券やブロックチェーンを活用した金融商品として注目を集める「セキュリティトークン」。国内市場規模は1,000億円を超え、大手金融機関から異業種まで、多くの企業が参入を果たしている。対象資産も多様化する中、市場はさらなる成長段階へと移行しつつある。セキュリティトークンビジネスの現状と今後の展望について、金融業界での豊富な経験を持ち、業界をけん引する一般社団法人日本セキュリティトークン協会 代表理事を務める増田 剛氏聞く。
記事 AI・生成AI 「AI悪用」でランサムウェア成功率が急上昇、切り札となる「究極の防御法」とは 「AI悪用」でランサムウェア成功率が急上昇、切り札となる「究極の防御法」とは 2024/12/20 ランサムウェアによる攻撃が増加の一途をたどり、またVPN機器の脆弱性も依然として攻撃対象となり、多くの被害が報告されている。そして企業の事業継続を脅かす最も警戒すべき脅威が「AIを悪用した攻撃」だ。2024年9月、クラウドセキュリティベンダーZscalerは、グローバルイベントのZenith Live ’24 Tokyoを開催した。テーマは「Zero Trust Meets AI」。攻撃側と防御側の双方がAI技術を活用する時代に突入する中、ゼロトラストセキュリティをAI技術と融合させることで、サイバー脅威からビジネスを守る手法や最も警戒すべき攻撃シナリオを踏まえて、最善なセキュリティ対策を探る。
記事 BI・データレイク・DWH・マイニング 小野薬品工業データサイエンティスト語る、新薬開発を加速させるデータ活用の秘訣 小野薬品工業データサイエンティスト語る、新薬開発を加速させるデータ活用の秘訣 2024/12/20 小野薬品工業データサイエンティスト語る、新薬開発を加速させるデータ活用の秘訣 データドリブンな意思決定を支援するため、今や欠かせない存在の「データサイエンティスト」。彼らが、機械学習や統計モデルを活用して企業内外の膨大なデータを分析する上で重要な役割を担うのが、「データ統合基盤」だ。「データの土台」となる基盤の良しあしが、データサイエンティスト・企業の生産性を大きく左右する。製薬会社の小野薬品工業は、データ統合基盤の刷新によって、データ分析のプログラム実行にかかる時間を8分の1まで短縮させたという。これにより新薬開発にかかる時間やコストを大幅に削減できるだろう。小野薬品工業のデジタルテクノロジー本部 ビジネスソリューション部 データ戦略課 渡邊 崇氏が、その秘訣(ひけつ)を語る。
記事 ロボティクス どんどん増える「清掃ロボ」、アイリスオーヤマ・森ビル・日建設計が導く現場改革 どんどん増える「清掃ロボ」、アイリスオーヤマ・森ビル・日建設計が導く現場改革 2024/12/20 13 止まらない人手不足と省人化ニーズを背景に、サービスロボットの導入が本格的に進み始めている。配膳ロボットの次に期待される分野は「清掃」だ。ロボットは万能機械ではなく、人と協働する道具である。そのため、道具を有効活用するには既存業務を分析し、ロボットをどのように組み込めば限られた人材を有効に再配分できるのかを考える必要がある。この目的を達成するための環境整備や共通規格の作成も進んでいる。すでに1万台の清掃ロボットを現場に導入したアイリスオーヤマ、ロボット活用に以前から積極的な森ビル、ロボットの活用がしやすいビルノウハウの蓄積を目指す日建設計など、各社の試みから今後の展望を探る。
記事 決済・キャッシュレス 信用情報を提供する「クレジット・ガイダンス」って? 内外事例と普及の6条件 信用情報を提供する「クレジット・ガイダンス」って? 内外事例と普及の6条件 2024/12/20 19 信用情報機関のシー・アイ・シー(CIC)は、加盟企業と消費者向けに、信用情報を分析して算出した指数(スコア)とその理由を説明する「クレジット・ガイダンス」を2024年11月28日から提供している。これにより、信用状態を表す指標(スコア)を、3桁の数値でわかりやすく確認できるほか、指数の算出に際し、特に影響を与えた理由を最大4つまで確認できるようになった。ここでは、信用情報の基本概念を説明するとともに、内外の状況をみつつ、新たな動きについて解説する。
記事 AI・生成AI 【実践】生成AIリテラシーを爆増させる「大学の宿題」が面白い、社員教育にも絶大効果 【実践】生成AIリテラシーを爆増させる「大学の宿題」が面白い、社員教育にも絶大効果 2024/12/20 29 急速に普及している生成AIのリテラシーを高めてもらうため、ユニークな課題を学生に課している大学がある。それが、お茶の水女子大学の伊藤 貴之教授が出している「生成AIが作成した不完全な回答を修正し、適切な内容にする」という課題だ。同様の課題を企業の社員教育に適用すれば、「むしろより大きい効果を発揮するのでは」と同氏は考えているという。そこで今回、伊藤氏に課題の概要や効果、社員教育に適用する際の留意点などについて話を聞いた。
記事 AI・生成AI まだ知られていない「AIコールセンター」の威力、RAG活用で「何でも10秒回答」の世界 まだ知られていない「AIコールセンター」の威力、RAG活用で「何でも10秒回答」の世界 2024/12/19 多くの企業が顧客情報をはじめとするデータを収集・分析して、製品やサービスの改善に取り組んでいる中、顧客の生の声が聞けて、顧客満足度を直接左右する重要な顧客接点として「コールセンター」が再評価されている。ただし、離職率の高さが話題となるように、現場で働くオペレータの業務は厳しい。そこで、現場の課題を解決し、オペレータが働きやすい環境を実現する方法として注目されているのが「AIコールセンター」だ。
記事 自動車・モビリティ 好調スズキ「1人勝ち」の理由とは?トヨタ・日産が低迷でも関係なし…強さの秘密とは 好調スズキ「1人勝ち」の理由とは?トヨタ・日産が低迷でも関係なし…強さの秘密とは 2024/12/19 16 2024年の終わりも見えた11月、自動車メーカー各社から第2四半期決算が発表され、2025年3月期見通しの修正も行われました。それらの内容を見ると、9000人のリストラを明らかにした日産を筆頭に、販売台数の下方修正など、どれもパッとしないものばかり。王者トヨタでさえ、販売台数の見通しを前年よりも落とすという状況にあります。そうした中で、絶好調なのがスズキです。本記事では、「スズキ1人勝ち」の理由に迫ります。
記事 生命保険 明治安田生命の中計が大転換、「生命保険会社の役割を超える」ワケ 明治安田生命の中計が大転換、「生命保険会社の役割を超える」ワケ 2024/12/19 21 明治安田生命の2024~2026年の中期経営計画では「生命保険会社の役割を超える」を掲げ、保障やアフターフォローを基軸としつつ、「ヘルスケア・QOLの向上」と「地域活性化」の2大プロジェクトに注力する方針を示している。明治安田生命から「明治安田」へのブランド通称変更も含め、生命保険の枠を超えた事業展開を目指すというが、具体的にはどんな戦略を立てているのか?矢野経済研究所 ICT・金融ユニット 主任研究員 山口 泰裕氏が同社の 中期経営計画を読み解く。
記事 AI・生成AI 「AIの父」すら警鐘…「AIリスク」問題はなぜそんなに重要?軽視しては絶対ダメなワケ 「AIの父」すら警鐘…「AIリスク」問題はなぜそんなに重要?軽視しては絶対ダメなワケ 2024/12/19 18 AIの急速な発展に伴い、AIのガバナンス強化が世界で議論されています。2024年のノーベル物理学賞を受賞した「AIの父」ジェフリー・ヒントン氏は、「AIの脅威」を指摘する1人です。現在カナダのトロント大学の名誉教授であるヒントン氏は、「AIの危険性について自由に発言するため」当時在籍していたグーグルを退職しています。「AIの父」も警鐘するAIのリスクとは何か、それに対して企業は何をすべきか、AIガバナンスに詳しい、PwCコンサルティングの橋本哲哉氏が解説します。
記事 ASM・CTEM・脆弱性診断・レッドチーム CTEM(継続的脅威エクスポージャー管理)を基礎からわかりやすく解説 ASMとの違いとは CTEM(継続的脅威エクスポージャー管理)を基礎からわかりやすく解説 ASMとの違いとは 2024/12/18 18 CTEM(Continuous Threat Exposure Management:シーテム)とは、ガートナー社が2022年に提唱した言葉で、サイバー攻撃の対象となりうるIT資産が受ける脅威に対処するためのプログラム(手法、プロセス、フレームワーク)のこと。クラウドサービスやリモートワーク、IoTデバイスの普及が進み、組織や企業のIT資産は社内外のネットワーク上で広範囲に分散している。そうした中、CTEMは変化する脅威環境に合わせて継続的に脅威を見つけて改善していくための有効な手段として注目されている。本記事では、CTEMを基礎から解説するとともに、実装のための5つのプロセス、導入にあたっての注意点、ASM(アタックサーフェスマネジメント)との違いなどを解説する。
記事 データ戦略 過去最高益ANAを支える「データ活用」、 基盤構築でぶち当たった「3つの壁」と解決策 過去最高益ANAを支える「データ活用」、 基盤構築でぶち当たった「3つの壁」と解決策 2024/12/18 全日本空輸(ANA)グループでは全社的なデータ活用を進めるべく、共通データ基盤「BlueLake」の構築を推進している。目指すところは、“Single Source of Truth(SSoT:信頼できる唯一の情報源)”の実現だ。一方、データのサイロ化といった既存の課題に加え、構築過程においてもシステム担当者の負担増や個人情報保護の問題といった新たな課題も山積。そこで今回、同社 デジタル変革部 イノベーション推進部 データマネジメントチームの井岡 大氏と松浦 洋太郎氏にデータ活用の環境整備についてリアルな状況を語ってもらった。
記事 ERP・基幹システム Microsoft Copilotで進化!データ連携で実現するクラウドERPの活用法とは? Microsoft Copilotで進化!データ連携で実現するクラウドERPの活用法とは? 2024/12/18 生成AIは、企業における業務の進め方にも変革を起こそうとしている。中でも、積極的なのがマイクロソフトだ。同社は、生成AI機能である「Microsoft Copilot」を同社のあらゆる製品に組み込もうとしている。同社のビジネスアプリケーションである「Microsoft Dynamics 365」および「Microsoft Power Paltform」などのローコードプラットフォームにおけるCopilotの実装、具体的な活用事例を紹介する。
記事 デジタルマーケティング総論 MA入れただけじゃダメ、生成AI活用で“マーケ効率2倍”驚きの実践ノウハウを公開 MA入れただけじゃダメ、生成AI活用で“マーケ効率2倍”驚きの実践ノウハウを公開 2024/12/18 多くの企業がマーケティングオートメーション(MA)を導入してきた。しかし、効果的に活用できている企業は、果たしてどれくらいあるだろうか。そこで注目したいのが「生成AI・予測AI」だ。デジタルマーケティングにおけるAI活用の有効性について、セグメント抽出によるターゲットリスト作成時間の半減やメール配信時間最適化による開封率向上など、「実践」することで明らかになった具体的な成果と活用ノウハウを公開する。
記事 半導体 東京エレクトロンデバイス社長が解説、半導体ブームの裏で起きてる“シビアな争い” 東京エレクトロンデバイス社長が解説、半導体ブームの裏で起きてる“シビアな争い” 2024/12/18 28 東京エレクトロンデバイスは、半導体製造装置で知られる東京エレクトロンの電子部品営業部門が分離・独立してできた技術商社である。現在、東京エレクトロンが同社株式の33.82%を持っているが、経営は完全に独立した会社として活動している。そんな東京エレクトロンデバイスは、ここ数年、中期経営計画「VISION 2025」の数値目標を前倒しで達成するなど、業績好調だ。しかし、この勢いは続くのだろうか。同社 代表取締役社長・CEOの徳重敦之氏に、市場の見通しや今後のビジネス展開について話を聞いた。
記事 金融AI 金融機関を圧倒する「犯罪者のAI活用」がヤバすぎる、不正送金「年462兆円」の惨状 金融機関を圧倒する「犯罪者のAI活用」がヤバすぎる、不正送金「年462兆円」の惨状 2024/12/18 17 金融業界において、詐欺やマネーロンダリング(資金洗浄)、サイバー攻撃など、多くの脅威がはびこっている。そうした脅威に対し業界内では、AIを使って撃退する動きが広まっている。ところが、犯罪グループ側もまた、AIを使って詐欺や攻撃の能力を向上させている事実もある。「金融業のAI」と「犯罪者のAI」、この攻防はいまどちらが優位なのか。また金融業がなすべき対策とは何か、解説する。
記事 リーダーシップ ダメな中堅社員がよく口にする「あの言葉」、若手と呼ばれなくなる前に習得すべき6点 ダメな中堅社員がよく口にする「あの言葉」、若手と呼ばれなくなる前に習得すべき6点 2024/12/18 28 何歳まで、あるいは何年目までを「若手」と呼ぶかは業界や企業によって異なりますが、一般的に30代に入ると、若手というより「中堅」社員として扱われるようになります。そのぶん会社の期待も大きくなるでしょうが、これまで通りの働き方をしているようではダメです。組織コンサルタントの筆者が、「中堅社員が絶対に身に付けておくべきこと」を解説します。
記事 カーボンニュートラル 東大先端研・杉山所長が解説、「回避激ムズ」温暖化時代に必須の「ある転換」とは 東大先端研・杉山所長が解説、「回避激ムズ」温暖化時代に必須の「ある転換」とは 2024/12/17 東大先端研・杉山所長が解説、「回避激ムズ」温暖化時代に必須の「ある転換」とは 地球温暖化に伴う気温上昇や異常気象、地政学の不安定化は、社会に深刻な影響を与えつつある。ビジネスにおいても温暖化は他人事ではなく、各企業はカーボンニュートラルの取り組みに向き合う必要に迫られている。カーボンニュートラルを実現するために社会で必要な「ある変化」について、東京大学先端科学技術研究センターの杉山正和氏が解説する。
記事 物流管理・在庫管理・SCM 日本の製造業に足りない「昭和式からのアップデート」、改革の進め方とは 日本の製造業に足りない「昭和式からのアップデート」、改革の進め方とは 2024/12/17 日本の製造業に足りない「昭和式からのアップデート」、改革の進め方とは かつて日本の製造業はその優れた品質により世界を席巻してきたが、現在は厳しい局面を迎えている。大量生産・大量消費の時代が過ぎ、「小ロット・個別受注・短納期」が求められる現在、従来のものづくりのあり方を刷新しなければ企業競争力を失ってしまいかねない。では、これからの製造業はどのような視点を持って変革に臨むべきなのか。製造業およびそのテクノロジーの動向に詳しいフロンティアワン 代表取締役の鍋野 敬一郎氏に聞いた。
記事 EV(電気自動車) 軽商用EVに見るホンダの「超本気」EVシフト、三菱商事との協業に潜む「狙い」とは 軽商用EVに見るホンダの「超本気」EVシフト、三菱商事との協業に潜む「狙い」とは 2024/12/17 13 本田技研工業(以下、ホンダ)から今年10月、軽商用EV(電気自動車)の「N-VANe:(エヌバン イー)」が発売された。2040年に新車販売におけるEVとFCV(燃料電池車)比率を100%にすることを掲げて以降、ホンダとして初の商用EVとなる同車種を詳しく見ていくと、ホンダのEVシフトに対する「本気度」が見えてくる。同車種の特徴や性能に加え、EV関連事業での三菱商事との新会社設立の背景についても、モータージャーナリストの御堀直嗣氏が解説する。
記事 キャリア形成 「役職定年制廃止」は“加速”と断言する理由、シニアが「失うもの」とは 「役職定年制廃止」は“加速”と断言する理由、シニアが「失うもの」とは 2024/12/17 14 役職定年制度を廃止する企業が増えている。それは、2024年9月に厚生労働省が発表した「高齢者の活躍に取り組む企業の事例」からも明らかだ。少子高齢化や雇用流動化といった社会の大きな流れの中で、役職定年制はどのような未来を迎えるのか。シニア転職支援に取り組む著者が、支援の中で見聞きした事例を基に、役職定年の実情と今後を探る。
記事 AI・生成AI RAG(検索拡張生成)とは何かをわかりやすく解説、LLMとどう併用?安野氏の活用例とは RAG(検索拡張生成)とは何かをわかりやすく解説、LLMとどう併用?安野氏の活用例とは 2024/12/17 32 三村技術事務所 代表 三村道夫 LLM,RAGの解説をいただきました。世界の図書館、大学施設には著作権の切れた文献、しかもデジタル化されたものが沢山あります。例で言えば、ニュートンの論文などです。生成AIで聞いても紹介してくれないのは何故でしょう。無料で入手できるのですよ。
記事 AI・生成AI GraphRAGとは何かを解説、従来型RAGとの違いは?活用手順もイチから紹介 GraphRAGとは何かを解説、従来型RAGとの違いは?活用手順もイチから紹介 2024/12/16 15 生成AIが誤った回答を生成する「ハルシネーション」を防ぐ技術として注目されているRAG(Retrieval Augmented Generation)だが、完全に誤った回答を防ぐには至っていない。そうした中で現在、RAGよりもさらに正確で文脈に即した回答を可能にする「GraphRAG」に期待が集まっている。「グラフデータベース」と呼ばれる技術を活用し、従来型のRAGより正確性が50%以上増加するとのテスト結果もあるGraphRAGの特徴について、グラフデータベースの代表的サービスであるNeo4jを用いた実際の活用方法と併せて詳しく解説する。
記事 メールセキュリティ 取引先や親会社も安心、「脱PPAP」を超簡単・確実・低コストで実現する秘策 取引先や親会社も安心、「脱PPAP」を超簡単・確実・低コストで実現する秘策 2024/12/16 パスワード付きZIPファイルをメールで送信し、後からそのパスワードを別メールで送る方法が「PPAP」だ。今から数年前、セキュリティの観点から、このPPAPを廃止する「脱PPAP」に注目が集まったが、その動きは現在どうなっているのだろうか。ここでは、脱PPAPの最新状況を整理し、これから脱PPAPを進めたい企業が超簡単・確実・低コストで実現する方法を紹介したい。
記事 IP電話、固定電話 DX頑張る令和に「固定電話」は“昭和のまま”で良いのか? 電話改革の知られざる威力 DX頑張る令和に「固定電話」は“昭和のまま”で良いのか? 電話改革の知られざる威力 2024/12/16 昭和から平成にかけての時代、オフィスにつきものといえば「固定電話」だった。“島”と呼ばれる長い机の周囲に社員が陣取り、そこに置かれた固定電話が鳴ると、若手社員が応対する──こうした風景は過去の遺物になったはずだった……。だが、DXをかけ声にさまざまな業務のデジタル化が進む令和の現在でも、固定電話が残るオフィスはいまだに多い。ここでは、固定電話が引き起こすさまざまな問題と、その解決方法を紹介したい。