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- 2024/01/25 掲載
年始に目標を羅列する人が知らない、必ず成長する人が「目標設定」でやる4つのこと
その1:年始に目標を羅列する人の盲点
前提として、仕事上の目標を設定する際はそれが会社の要求からずれないように注意が必要です。自分で勝手に作った目標を達成したところで、会社に利益をもたらさなければ評価を得られません。したがって、経営者を除き、仕事の目標は上司が決めるか、部下自ら考えるとしても最終的には上司の承認を得るべきです。もちろん、仕事とは関係なく自分のキャリアを広げるために資格取得やスキルアップを目指すのであればこの限りではありません。
そのうえで、成功する人が「目標設定」で必ずやっていることを考えてみると、大きく4つあります。
まず1つ目は、目標を1つに絞り、簡潔に表すことです。
「今年はいっぱい挑戦しよう」と意気込み、年始にたくさんの目標を掲げたり、長文で延々と目標を書き連ねたりする人がいますが、そのような人はすべてを中途半端に終わらせてしまいがちです。
自分が達成したイメージを思い描ける簡潔な目標を「1つ」クリアしましょう。次の目標を持つのはその後です。
その2:「良い目標」と「悪い目標」
このとき、達成可否が誰の目からも明らかな目標を定めることが大事です。これが2つ目のポイントです。たとえば、「とにかく仕事を一生懸命頑張る」や「顧客対応力を磨く」では、1年後に目標を達成したかどうか誰にも分かりません。本人は目標に届いたと勝手に思っていても、周囲は「まだまだだ」と見なすこともあります。
しかし、「年間で1,200万円を売り上げる」とか「お客さまアンケートで5段階中4.5以上を獲得する」という目標であれば、誰が見ても結果は変わりません。下記に、いくつか良い例と悪い例を示しますので、参考にしてみてください。
〇:部下の平均売上を前年度比30%向上させる
×:税務と会計の知識を身に付ける
〇:税理士試験に合格する/税理士試験で1科目以上合格する
×:人前に立って慌てずに話せるようになる
〇:200人以上の聴衆の前に立ち、何も見ず、言い間違えをせずに5分間スピーチする
×:会社の知名度アップに貢献する
〇:自社ホームページの月間アクセス数を50%増やす
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