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  • 2014/09/22

アドウェイズCEO 岡村 陽久氏が語る、高校中退から億万長者になるまでの道程

2014年9月4日に開かれたスタートアップ・カンファレンス「Startup Asia Tokyo 2014」では、「アドウェイズ創業物語: 高校中退から、ミリオンネアーになるまで」と題して、アドウェイズの創設者兼CEOの 岡村 陽久氏が登場。業界知識ゼロの状態からインターネット広告ビジネスに参入、第一人者の地位を築くまでのユニークかつ七転び八起きの創業ストーリーがOne to Oneセッション形式で語られた。

フリーランスライター 吉田育代

フリーランスライター 吉田育代

企業情報システムや学生プログラミングコンテストなど、主にIT分野で活動を行っているライター。著書に「日本オラクル伝」(ソフトバンクパブリッシング)、「バックヤードの戦士たち―ソニーe調達プロジェクト激動の一一〇〇日 」(ソフトバンクパブリッシング)、「まるごと図解 最新ASPがわかる」(技術評論社)、「データベース 新たな選択肢―リレーショナルがすべてじゃない」(共著、英治出版)がある。全国高等専門学校プログラミングコンテスト審査員。趣味は語学。英語と韓国語に加えて、今はカンボジア語を学習中。

似たような繰り返しがいやで高校中退、実業の世界へ

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アドウェイズ CEO
岡村 陽久氏
 アドウェイズの創業者兼CEO 岡村 陽久氏は、高校を中退して社会人となり、インターネットビジネスに転じて成功した異色の人物である。アドウェイズは2001年に創業したのち、2006年6月20日に東証マザーズに上場する。インターネット広告サービス分野で確たる地位を得て、現在は中国、インドなどアジア市場にも広く進出を果たしている。今回の公開インタビューでは、異色ともいえる同氏の生い立ちから、アドウェイズ創業に至ったストーリーが披露された。

 モデレーターの日経産業新聞 篠原 洋一氏が岡村氏にまず尋ねたのは、同氏の学生時代についてである。なぜ高校を卒業せずに社会へ出たのか。

 それに対して同氏の答えは「また3年間同じことを繰り返すのがいやだったから」というものだった。父親が“高校へ行かなくてもいい”という教育方針の持ち主で、それに反抗するために高校に入学したものの、勉強する内容が深度は増すものの中学の繰り返しであることに失望した。これなら早く社会へ出てお金を稼ぎたいと思って、3日で退学したという。

サイバーエージェント入社のため、3日間本社に張り込む

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 インターネットを知ったのは、サイバーエージェントの株式上場を報道するニュースを通じてだった。これが巨大なマーケットであることに驚愕し、“換気扇フィルターを飛び込み営業している場合ではない、何としてもぜひここでビジネスをしなければ”と思った。

 しかし、当時はインターネットについてよく知らず、この世界に関わるにはサイバーエージェントに入社しなければならないと岡村氏は思いこみ、ただちにサイバーエージェントへ履歴書を送った。しかし、送っては断られ、業を煮やした岡村氏は、直接サイバーエージェント本社へ出向き、藤田氏と直談判しようと思いたつ。

 「給料はいらない。経費は自分で出す。必ず営業成績で一番になる」という破格の条件を提示することを考えていたが、張り込みをした3日間、ついに藤田氏には会えなかった。「もし会えたら、入社させてくれるまで帰らない(笑)」と粘るつもりだったという。

 PCをインターネット接続するのに1週間かかった岡村氏だったが、その後猛勉強し、インターネット広告というビジネス領域に出会うに至って、2000年8月、アドウェイズの前身となるアドウェイズエージェンシーを立ち上げた。

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