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  • 2016/04/08

インド版「女性活躍推進」策、官製プラットフォーム「女性のためのeマーケット」とは

インドIT最新事情

3月8日は国際女性デーだった。女性が社会に出て、スキルを積み上げ、成功するのを支援しようという日だ。まさに、この国際女性デーの前日に、インド女性・児童開発省は、女性の活躍を後押しするウェブサイト「女性のためのeマーケット(Mahila E-Haat)」を立ち上げた。インドによる女性の社会進出支援策、いうなればインド版「女性活躍推進」をみてみよう。

執筆:エクシール・エフ・エー・コンサルティング ガガン・パラシャー
(訳:エクシール・エフ・エー・コンサルティング 大塚賢二)



女性のためのeマーケット、Mahila E-Haatとは

photo
「女性のためのeマーケット(Mahila E-Haat)」正式ローンチセレモニーにて
(出典:Mahila E-Haat)


 3月7日にローンチされた「女性のためのeマーケット(Mahila E-Haat)」、原語の「Mahila」は「女性」という意味のヒンディー語だ。このヒンディー語、インドの中でも主にデリーを中心とした北部で広まっており南部では使われていないのだが、当サイトは、その名称とは異なり、ヒンディー語を使っていない地域の共同体にもインパクトを与えるものだ。

 女性の活躍を後押しするウェブサイト「女性のためのeマーケット(Mahila E-Haat)」の全体像は以下の通り。

「女性のためのeマーケット(Mahila E-Haat)」の全体像
概要女性の起業家が自作の製品を販売できる
オンラインの販売プラットフォームである。
商品
カテゴリー
衣服、装飾品、カバン・かご類、収納箱、カーペット、
食料雑貨など多岐にわたるカテゴリーから成る。
商品はこうしたカテゴリーごとに分類して表示される。
さまざまな技術のインド女性がいるので、
カテゴリーも多種多様となっており、
売り買い双方にとって便利な媒体だ。
対応
デバイス
すべての機能が携帯端末を通して簡単に利用できる。
ターゲット
ユーザー
法令上問題のない商品・サービスを販売したい、
すべての18歳以上のインド女性や女性のための自助グループに門戸を開放している。

政策的位置づけ
独自性

インド政府が女性による製品販売を支援するという点で、
ユニークな試みと言える。
他の政策との
関係
都市部から地方に至るまでの、
すべてのインド女性のための取り組みである。
また、政府の旗艦的施策「デジタル・インディア」
(インド全体をICTで強化した知識経済社会にする政策)
「スタンドアップ・インディア」
(インドの中小/女性事業者を支援する政策)の表れでもある。
中心的な組織女性・児童育成省と同省傘下の「女性のための全国信用基金(RMK:Rashtriya Mahila Kosh)」が共同して女性起業家のニーズに応えようという取り組みだ。

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