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  • 2017/02/28

クリエイターはフリーペーパーからパリ進出すればいい

画家やイラストレーターの売り込みは個人営業がほとんど。自分の作品を広く知ってもらうためには途方もない時間やエネルギーが必要だ。グライド・ワンが運営するフリーペーパー「MegRu(めぐる)」は、そんなクリエイターのニーズをくみ取り、アートショップや美術館、ギャラリーなどと提携して、クリエイターの売り込みから海外進出のサポートまで行っている。MegRu 編集長 伊藤千裕さんにその取り組みを聞いた。

中森 勇人

中森 勇人


中森勇人(なかもりゆうと)
経済ジャーナリスト・作家/ 三重県知事関東地区サポーター。1964年神戸生まれ。大手金属メーカーに勤務の傍らジャーナリストとして出版執筆を行う。独立後は関西商法の研究を重ね、新聞雑誌、TVなどで独自の意見を発信する。
著書に『SEとして生き抜くワザ』(日本能率協会)、『関西商魂』(SBクリエイティブ)、『選客商売』(TWJ)、心が折れそうなビジネスマンが読む本 (ソフトバンク新書)などがある。
TKC「戦略経営者」、日刊ゲンダイ(ビジネス面)、東京スポーツ(サラリーマン特集)などレギュラー連載多数。儲かるビジネスをテーマに全国で講演活動を展開中。近著は「アイデアは∞関西商法に学ぶ商売繁盛のヒント(TKC出版)。

公式サイト  http://www002.upp.so-net.ne.jp/u_nakamori/

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パリで開催されるJapan ExpoでのMegRuのブース。
ここからクリエイターは世界にはばたくのか。


6,000円でパリデビュー

 MegRuでは、フリーペーパーを基軸として、クリエイターの作品紹介を行っている。フリーペーパーは20~28ページの構成だが、掲載されているクリエイターの割合は、比較的に女性の方が高いそうだ。

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発行部数は1,500部ほどのMegRu

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 発行部数は1500部で、その展開場所は首都圏を中心に北海道から九州までと広範囲にわたる。アート系雑貨や書籍でおなじみのヴィレッジヴァンガードや六本木ヒルズアート&デザインストアをはじめ、上野の森美術館、東京藝術大学大学美術館、大阪のあべのハルカス美術館、大分のMiharus_Room201、北海道のGOIDARADENO、Aillデザインスタジオなど、全国津々浦々で販売される。

 その他にも、フリーペーパーに掲載されたクリエイターを対象に、MegRu主催の展覧会「MegRu展」への出展者を募集。費用の関係で個展を開くことができない学生や若手の画家やイラストレーター、ハンドメイドクリエイターなどの発表の場となっている。

 MegRuの活動は海外にも及ぶ。日本のアニメやコスプレを一躍有名にしたパリ開催の文化イベント「Japan Expo」にもブースを出展。作家に代わって現地での作品の展示や販売を行う。

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MegRu 編集長
伊藤千裕さん
 MegRu編集長の伊藤さんは「海外出展は個人では費用がかかり、ハードルが高いですよね。それに旅費や宿泊費もかさみます。そこでMegRuが作家さんにお声がけをしまして、ご本人に代わって現地で作品の展示や販売を行います。ブースの出展料金をシェアすることでコストを下げ、チャンスを広げようということで始めました。いわゆる作品のデパートのような感じですね」と話す。

 4日間に渡って開催されるイベントだが、出展料金は6,000円~(税抜・配送料別)とリーズナブル。前回の2015年開催時は76件のエントリーがあったのだという。経歴に「Japan Expo出展」と記載できることもクリエイターにとっては追い風になる。

 伊藤さんによると、前回出展時はキラキラしたアクセサリーやかわいい動物キャラのデザインの作品、サイン入りの一点ものの作品が好まれる傾向があったとのこと。

 2017年のJapan Expoは7月6日~9日の開催となるが、出展者の募集〆切は3月1日(予定)となっている。

【次ページ】クリエイターとの信頼関係は足を使って築く

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