記事 EV(電気自動車) BYDの軽EV「RACCO(ラッコ)」は何がヤバいのか?軽自動車市場で始まった本当のEV競争 BYDの軽EV「RACCO(ラッコ)」は何がヤバいのか?軽自動車市場で始まった本当のEV競争 2025/12/29 3 中国の比亜迪(BYD)とスズキが、それぞれ日本の軽自動車の電気自動車(EV)に本格参入する。軽自動車は日本の新車販売の約35%を占める最大セグメントであり、国内外メーカーにとって重要な市場だ。両社の新型軽EV投入は、このカテゴリーで本格的なEV競争が始まることを示す象徴的な出来事と言えそうだ。
記事 EV(電気自動車) BYDのシーライオン6、日本でPHEVを「今売り出す」市場戦略が“さすが”だった BYDのシーライオン6、日本でPHEVを「今売り出す」市場戦略が“さすが”だった 2025/12/24 5 (株)高知放送 編成業務局 田辺章 支持できません。自動車と日本のマーケットを理解できてないのではないでしょうか。
記事 自動車・モビリティ 「さすがトヨタ…」EV減速は誤算ではない──流されなかったトヨタの判断力 「さすがトヨタ…」EV減速は誤算ではない──流されなかったトヨタの判断力 2025/12/19 18 藤田陽子 頼むで交通事故で亡くなった人の救済関連を目処つけてから次進むのやってくれんかね。 こんだけ自分らが作ったもので人が死んでるのに、何やってるのかね。
記事 自動車・モビリティ EVダメでも…ホンダが笑う理由、「世界最強のバイク事業」が稼ぎ出す安定利益の裏側 EVダメでも…ホンダが笑う理由、「世界最強のバイク事業」が稼ぎ出す安定利益の裏側 2025/12/18 15 EV分野では苦戦が続き、業績も突出して好調とは言い難い。日産との経営統合もとん挫し、ホンダを取り巻く環境は決して順風満帆ではない。それでもなお、同社には大きく揺らぐ気配がなく、一定の安定感が感じられる。その背景にあるのが、四輪やEVではなく「二輪事業」という強固な収益基盤だ。この事業は市場のイメージ以上に高い収益力を持ち、特定の地域では圧倒的な競争力を確立している。ホンダの二輪事業は、どれほど稼ぎ、どの市場で存在感を発揮しているのか。決算数字とグローバル市場の実態から、その実力を検証する。
記事 自動運転 ソフトバンク、横須賀で自動運転レベル4大型バス実証開始へ計画 ソフトバンク、横須賀で自動運転レベル4大型バス実証開始へ計画 2025/12/17 ソフトバンクは2025年12月16日、自動運転レベル4の実用化を目指した大型路線バスの実証開始を横須賀市で発表した。
記事 自動車・モビリティ BYDとはどんな企業かをわかりやすく解説、中国最大EVの「ヤバすぎる」正体 BYDとはどんな企業かをわかりやすく解説、中国最大EVの「ヤバすぎる」正体 2025/12/17 33 最近、EV(電気自動車)メーカーとして耳にする機会が増えたBYD(ビーワイディー)。もともとは携帯の充電池メーカーから始まって、今や世界トップクラスのEVメーカーに成長した中国企業だ。バッテリーから車まですべてを自社で作る垂直統合モデルで、価格も安く、年間数百万台を売りさばく。従業員100万人近く、売上は十数兆円規模という「バケモノ級」の会社だが、実は順風満帆というわけではない。日本市場でも苦戦中のBYDは、この先どうなるのか。大躍進の裏側と今後の課題に追った。
記事 自動車・モビリティ なぜ今さら…? 三菱ミラージュを「惜しむ声」が続出のワケ、裏で起きた「3つの変化」 なぜ今さら…? 三菱ミラージュを「惜しむ声」が続出のワケ、裏で起きた「3つの変化」 2025/11/26 7 三菱自動車のコンパクトカー「ミラージュ」は、米国における販売を在庫限りとしていたが、2025年いっぱいで終了の見込みだ。目立たないものの人気のあったミラージュは、2019年をピークに人気と販売が低迷。米国から撤退することになったわけだが、実はここにきて一部のファンから惜しむ声が高まっている。それはなぜなのか。米自動車市場で過去20年に起こった3つの根本的な変化を読み解き、人気低迷の理由とファンが惜しみ始めている理由を探る。
記事 自動運転 「絶対乗らない」46%vs「また乗りたい」76%、英国・横浜から始まる無人タクシー革命 「絶対乗らない」46%vs「また乗りたい」76%、英国・横浜から始まる無人タクシー革命 2025/11/18 3 運転席に誰もいないタクシーが、2026年に英国のロンドン、2027年に日本の横浜で走り出す。グーグル系Waymoはすでに米国で週25万回の無人配車を実現し、日産も横浜で実証実験を開始した。しかし、この新しい取り組みに対して、「絶対に乗らない」と答える人は46%に上り、事故時の責任問題も未解決だ。一方で、利用経験者の76%は肯定的に評価している。タクシー運転手の57~76%が職を失う可能性があるものの、新たな雇用も生まれそうだ。無人タクシーの登場・普及で何が変わるのか。
記事 自動車・モビリティ 100%EV絶望的…普及率“頭打ち”か…トランプ政権が仕掛けた「カリフォルニアの変」 100%EV絶望的…普及率“頭打ち”か…トランプ政権が仕掛けた「カリフォルニアの変」 2025/11/10 7 米西部カリフォルニア州は、名目国内総生産(GDP)の世界ランキングで2024年に日本を抜いて4位となり、全米新車販売のおよそ12%をたたき出す、一国サイズの自動車市場だ。そんな同州は全米のEVシフトをけん引してきた。その背景には、独自の排ガス規制などを定める特権が認められ、全米のデファクトスタンダードになっていたことが挙げられる。だがトランプ政権が音頭を取り、行政・立法・司法が一体となって、その特権を奪い始めた。これにより、EV普及の流れは完全に終わる可能性が考えられる。そこで本稿では、これら一連の流れとともに、EV普及が今後どうなるのか解説する。
記事 自動車・モビリティ 王者いすゞ崩れる…?誕生した「日野×三菱ふそう」が仕掛ける“トラック戦争”の勝敗 王者いすゞ崩れる…?誕生した「日野×三菱ふそう」が仕掛ける“トラック戦争”の勝敗 2025/11/07 12 日本のトラック業界に“平成以来の地殻変動”が起きようとしている。2026年4月、日野自動車と三菱ふそうが統合し、新会社「ARCHION(アーチオン)」として動き出す。トヨタとダイムラートラックという2大巨頭を後ろ盾に、いすゞ自動車×UDトラックス連合が築いた「1強体制」に真っ向から挑む構図だ。果たして、この“日独連合”は業界の勢力図を塗り替えるのか、それとも共倒れのリスクを背負うのか。
記事 EV(電気自動車) ついにお披露目の日産「新型リーフ」、ドライバー視点で見た“超進化したある性能” ついにお披露目の日産「新型リーフ」、ドライバー視点で見た“超進化したある性能” 2025/10/27 10 日産自動車(以下、日産)が今年10月、新型リーフを正式発表した。経営不振による社長交代や追浜工場の閉鎖といった話題で先行きを心配させた同社であるが、リーフとして3代目のモデルとなる今回は、次世代へ向けた布石が着実に進められている様子が伺い知れた。新型リーフの特徴とともに、日産の動きから垣間見える「EVの未来像」を考える。
記事 自動運転 ついにトヨタが動く──「自動運転」進む海外勢、“慎重すぎる日本勢”は逆襲できる? 篠﨑教授のインフォメーション・エコノミー(第187回) ついにトヨタが動く──「自動運転」進む海外勢、“慎重すぎる日本勢”は逆襲できる? 篠﨑教授のインフォメーション・エコノミー(第187回) 2025/10/22 12 トヨタ自動車が「レベル4」に相当する完全自動運転の実現に向けて、いよいよ本格的な一歩を踏み出した。同社がお台場で展開中のEV車「e-Palette」について、豊田 章男会長は「将来は自動運転になる」と発言。日産やソフトバンクGも都内での実証実験を開始するなど、日本勢による市街地での展開が加速しつつある。一方、海外勢のウェイモとテスラはすでに日本の市街地で「レベル4」に向けたテスト走行を始めている。先行する海外勢を尻目にこれまで“慎重路線だった日本勢”はどう逆襲するのか──そのアプローチについて考察しよう。
記事 自動運転 ゴールドマン予測「運転手より安くなる」、ソフトバンクやNVIDIAの自動運転の衝撃 ゴールドマン予測「運転手より安くなる」、ソフトバンクやNVIDIAの自動運転の衝撃 2025/10/20 7 トラックやバスドライバーという職業が消える日が具体的な数字とともに見えてきた。2030年、自動運転トラックのコストは人間を下回る──ゴールドマン・サックスによるこの予測は、物流業界だけでなく、小売、製造、農業など日本経済全体を揺るがすことになりそうだ。ソフトバンクの遠隔支援型、NVIDIAが5億ドル(約735億円)規模の投資をしたスタートアップWayveの地図不要AI、テスラの自動運転、技術はすでに実用レベルにある。国内でもTIER IVの自動運転バスが長野県でレベル4の認定を取得するなど、実用化・普及に向けた動きが着実に進行中だ。自動運転をめぐる最新動向を追う。
記事 生産・製造管理 トヨタ系ジェイテクト“本気”のAI活用、ものづくり現場を激変させた「事例3選」 トヨタ系ジェイテクト“本気”のAI活用、ものづくり現場を激変させた「事例3選」 2025/10/16 100年に1度の変革期を迎えている自動車業界。提供価値そのものが大きく変わりつつある中で、自動車部品などの製造・販売を手掛けるトヨタグループのジェイテクトは、AIを駆使した高効率なものづくりの実現を目指し、「AI活用プラットフォーム戦略」を策定した。「誰もが簡単にAIを業務アシスタントとして当たり前に活用する」をコンセプトに多様な取り組みを本格的に進めている。そこで今回、同社 AI研究室 室長の大久保 勇佐氏に、戦略の全体像と具体的な事例について話を聞いた。
記事 ロボティクス テスラやユニツリーへの勝算は?“大集結”で挑む「純国産ヒューマノイド」計画の全貌 テスラやユニツリーへの勝算は?“大集結”で挑む「純国産ヒューマノイド」計画の全貌 2025/10/16 5 日本初の純国産ヒューマノイドロボット開発が京都で本格始動した。テムザックや村田製作所、早稲田大学、沖縄科学技術大学院大学(OIST)など国内の有力企業・研究機関が集結し、2026年にはプロトタイプの製作が予定されている。なぜ今、「純国産」にこだわる必要があるのか──ヒューマノイドロボット市場ではテスラやエヌビディア、中国のユニツリーなどの海外企業が先行する中、元祖「ロボット先進国」日本の“逆転シナリオ”に迫る。
記事 EV(電気自動車) テスラは“走るAI”、日本車は“昭和の鉄塊”? ソフトウェア革命で突きつけられた残酷な現実とは テスラは“走るAI”、日本車は“昭和の鉄塊”? ソフトウェア革命で突きつけられた残酷な現実とは 2025/10/10 テスラはすでに「エンドツーエンドAI」で自動運転の常識を塗り替え、車を“進化するプラットフォーム”に変えつつある。一方、日本メーカーはいまだ「ハードの強さ」にすがり続けている。全固体電池に未来を託す日本と、ソフトウェアで世界を制そうとするテスラ。この対比こそ、自動車産業の残酷な現実だ。日本の自動車メーカーは、このルールチェンジにどう挑むのか。カナン 代表取締役 桂木 夏彦氏に聞いた。
記事 物流管理・在庫管理・SCM 批判殺到「走行距離税」はなぜ必要? 大炎上の裏に隠れた、代替案なき「3つの理由」 批判殺到「走行距離税」はなぜ必要? 大炎上の裏に隠れた、代替案なき「3つの理由」 2025/09/30 16 1リットルあたり25.1円上乗せの「暫定税率」が廃止される方針が示され、世間が喜びの声で満ちた矢先に登場した「走行距離課税」。走った分だけ課税される新たな課税制度が検討されていることに対し、「物流殺し」「地方いじめ」などと刺激的な言葉で批判されている。だがEVやFCV(燃料電池自動車)といった新エネルギー車が今後増えていくことを考えると、ガソリン税、軽油取引税といった燃料税の減収は不可避だ。にもかかわらず、走行距離課税はSNSを中心とした扇情的な批判投稿によって、冷静で客観的な議論ができない状態に陥っている。そこで今回、走行距離課税におけるあるべき議論に立ち返ってみる。
記事 EV(電気自動車) BYDの「日本攻略」プラン、日本法人社長・東福寺氏に聞く「日産に勝つ」秘策とは BYDの「日本攻略」プラン、日本法人社長・東福寺氏に聞く「日産に勝つ」秘策とは 2025/09/25 11 日本市場の参入から3年目を迎えるBYD。今月8日には欧州市場で新型PHEV「シール6 DM-iツーリング」を発表した同社は、年内に日本でもPHEVを、2026年には日本独自開発の軽EVを投入予定とされている。トヨタをはじめとする国産メーカーが圧倒的シェアを持つ日本で、どのような戦略で同社は勝負に出るのか。BYDによる「日本攻略」の道筋について、同社日本法人BYD Auto Japanの東福寺社長への取材を交え解説する。
記事 自動車・モビリティ 【完全解説】今1番熱い…トヨタ・ホンダら最強企業の「超・日本的な」生成AI活用術 【完全解説】今1番熱い…トヨタ・ホンダら最強企業の「超・日本的な」生成AI活用術 2025/09/19 15 今、企業の生成AI活用は次のステージに移ろうとしている。生成AIの“使いこなし”は、ChatGPTなど汎用的な生成AIサービスを利用した業務効率化から、社内情報をRAGにより参照させる活用へと進み、さらには特定の業務プロセスを代替するAIエージェント化が進められてきた。そして今、限定された役割・業務に特化したAIエージェント同士を連携させ、回答精度の最大化を図る「マルチAIエージェント」が注目を集めている。本記事では、マルチAIエージェントの開発・活用に取り組む先進企業6社(トヨタ、ホンダ、BMW、富士通、NTTデータ、博報堂テクノロジーズ)の事例を紹介しつつ、特にトヨタのマルチAIエージェントの仕組みと、トヨタ流のマルチAIエージェントの育て方を深堀り解説する。
記事 自動運転 【どう動く日本】テスラ自動運転が「日本上陸」、業界地図を変える“覇権争い”の行方 篠﨑教授のインフォメーション・エコノミー(第186回) 【どう動く日本】テスラ自動運転が「日本上陸」、業界地図を変える“覇権争い”の行方 篠﨑教授のインフォメーション・エコノミー(第186回) 2025/09/10 12 ついにテスラの自動運転車が日本の一般道に挑んだ──。2025年4月、東京都心部の公道で自動運転車の走行を開始したウェイモに続き、8月にはテスラが市街地でのテスト走行を始めた。有人ドライバーによる常時監視付きの「レベル2」自動運転は、これまで高速道路での運転支援機能(自動追従)に限定されてきたが、乗用車による一般道走行ではテスラが先陣を切った形だ。それぞれに“異なる戦略”をとるウェイモとテスラ。今回は、両社が繰り広げる新ビジネスの主導権争いについて考えてみよう。
記事 EV(電気自動車) 日産・三菱自を「やはり圧倒」? ホンダ新型軽EVが「期待値大」と言えるワケ 日産・三菱自を「やはり圧倒」? ホンダ新型軽EVが「期待値大」と言えるワケ 2025/09/03 11 本田技研工業が新型の軽EV「N-ONEe:」を発売する。日産自動車の「サクラ」や三菱自動車の「eKクロスEV」など、すでに他社メーカーの先行組が人気を博しているほか、中国BYDも参入を発表している軽乗用EVにおいて、ホンダは新車種でどのように戦おうとしているのか。先行公開された「N-ONEe:」の特徴を紐解きつつ考える。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 補助金廃止でいよいよ「EV終焉」か…購入希望も「たった16%」の全然“冴えない”未来 補助金廃止でいよいよ「EV終焉」か…購入希望も「たった16%」の全然“冴えない”未来 2025/08/27 10 米国では今、「EVを買いたい」と答える人がわずか16%にまで低下し、EV市場は急速に冷え込んでいる。そうした中、トランプ大統領の「大きく美しい」税制・歳出法案が7月に成立。EVシフトの主要な推進力であった1台当たり最大7,500ドル(約115万円)の税額控除が、2025年9月いっぱいで廃止される。これにより、EVの冬の時代が本格的に訪れると見られている。EV・ガソリン・HVのコスト感を比較しつつ、なぜこのような事態に陥ったのか解説する。
記事 自動運転 地方より「東京」……クルマ100年史で判明、自動運転の王者“ウェイモ”の歴史的決断 篠﨑教授のインフォメーション・エコノミー(第185回) 地方より「東京」……クルマ100年史で判明、自動運転の王者“ウェイモ”の歴史的決断 篠﨑教授のインフォメーション・エコノミー(第185回) 2025/08/22 7 揺籃期の自動運転市場では、各社が主導権を巡ってしのぎを削っている。この構図は約130年前の自動車産業を彷彿とさせる。当時は、蒸気自動車、電気自動車(EV)、ガソリン車が三つ巴となって勢力を競う“三国志”の様相だった。一時はEVが本命視されながらも、最終的にはガソリン車が20世紀の覇者となった。その歴史は、自動運転市場の今後を読み解くカギにもなりそうだ。今回は、グーグル系自動運転タクシー「ウェイモ」が初の海外進出先に「東京」を選んだことにもつながるその要因について考えてみよう。
記事 自動車・モビリティ 今や経営リスクになりかねない「社用車の事故」 AIだからできるリスク低減方法とは? 今や経営リスクになりかねない「社用車の事故」 AIだからできるリスク低減方法とは? 2025/08/07 深刻な人手不足が続く中、企業の社用車管理における安全対策は一層の重要性を増している。特に物流業界では輸送量の増加と労働時間短縮の板挟みとなり、1台あたりの運搬の重要性はより高まっている。また多くの企業で営業車の保有台数削減により1台が止まることの影響が拡大している。このような状況において、事故を効果的に削減する対策の1つに、ドライバーの危険運転を自動的に判断するデジタル技術が今注目を浴びている。
記事 自動車・モビリティ 【ドライバー必見】“交通事故の防止”に役立つ、九州大学教授が明かす「5つの心理」 【ドライバー必見】“交通事故の防止”に役立つ、九州大学教授が明かす「5つの心理」 2025/08/07 トラックやタクシーのドライバー、ならびに社用車を保有する企業にとって、交通事故は企業のブランド価値や従業員の安全確保に直結する、極めて重大な経営リスクである。DXやAIの進展により管理の高度化が進む一方で、事故防止には「人はなぜ事故を起こすのか」という本質的な視点が欠かせない。本稿では、交通心理学の観点から、九州大学 大学院教授の志堂寺 和則氏が事故リスク低減のカギを解説する。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 日本人が知らない「関税15%」の真実…交渉の裏に潜むトランプ大統領の「真の狙い」 日本人が知らない「関税15%」の真実…交渉の裏に潜むトランプ大統領の「真の狙い」 2025/08/07 12 日米の関税交渉は日本への関税率15%で決着し、新たな関税措置が今日発動された。日本国内では自動車産業への影響を懸念する声が高まった一方、米国では「日本有利」「米自動車メーカーが苦境に陥る」との批判が噴出している。だが実は、日本を含めた関税交渉の裏に、トランプ大統領のある狙いが隠されているのだ。その狙いとは何なのか──数字と現場の声から分析する。
記事 運輸業・郵便業 運送業界「ドライバー教育」が超優秀?全ドライバー必見の“事故の兆候”の見抜き方 運送業界「ドライバー教育」が超優秀?全ドライバー必見の“事故の兆候”の見抜き方 2025/08/06 交通事故の発生確率が高まる今日、プロドライバーの安全運転技術はビジネスリスク最小化に直結している。とりわけ「停まり方」に対する“こだわり”が事故防止の鍵を握るという。停止線での適切な停車から信号待ちの車間距離、さらにはバック走行時の注意点まで、長年培われたプロの技術とノウハウがある。運送会社での18年の経験を持ち、現在は「ドライバー教育」に携わるプロデキューブ 東京オフィス インストラクターの溝口朝久氏に、安全教育の最前線と、効果的な「停まり方」の極意について聞く。
記事 購買・調達 元日産CEO西川氏が指摘「昭和型調達の限界」、ゴーン改革で痛感した「重要プロセス」 元日産CEO西川氏が指摘「昭和型調達の限界」、ゴーン改革で痛感した「重要プロセス」 2025/08/06 調達コストの高騰やグローバル競争の激化が進む中、企業にとって「調達戦略の再構築」は早急に進めなければならない問題だ。そのためデジタル技術の導入などが進められる一方で、土台となる意思決定のプロセスや人材のあり方に課題を抱える企業も少なくない。こうした状況に対し、日産自動車で調達改革を進めた、元日産自動車 CEOで、現在は西川事務所 代表取締役を務める西川 廣人氏は「日本企業に長らく欠落していたプロセスがあります」と指摘する。今回、日本企業の調達業務が抱える本質的な問題とともに、“調達DX”を真に機能させるための条件について、西川氏に話を聞いた。
記事 株式・債券市場・資金調達 勝者は誰だ?関税引き下げで「トヨタ株」14%急騰、だが「最も得する」のは意外にも… 勝者は誰だ?関税引き下げで「トヨタ株」14%急騰、だが「最も得する」のは意外にも… 2025/08/01 6 7月23日、トランプ関税が15%へと引き下げられるや否や、日経平均株価は3.5%の急上昇、トヨタ株は一時14%超という急騰ぶりを見せた。ただし、この関税緩和の恩恵は企業ごとに大きな差がある。日本株は依然として推定公正価値を約10%下回る水準にあるが、この波乱の中で“本当の勝者”となるのは果たしてどの企業なのか。
記事 自動車・モビリティ 三菱自「大胆決断」の裏側…ホンハイ動かした、エヌビディアCEOの「たった1枚のメモ」 三菱自「大胆決断」の裏側…ホンハイ動かした、エヌビディアCEOの「たった1枚のメモ」 2025/07/29 10 7月24日に三菱自動車が発表した四半期決算は、最終利益97.5%減と厳しい現実を突き付けた。同社は5月、台湾のホンハイ精密工業にEV製造の8割を委託するという大胆な提携内容を発表したばかりだ。従来の自動車メーカーの常識を覆すこの提携の背景には、1年半前にエヌビディアのCEO、ジェンスン・ファン氏がホンハイの劉揚偉会長に手書きで示した「あるメモ」の存在がある。三菱自動車との大胆提携とともに、エヌビディアとのつながりを深めるホンハイの“真の狙い”とは──そして、この戦略が日本の自動車産業に与える影響とは何か。