記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS デジタル証券市場の次なる成長を切り拓く「ソニー銀行」独自の勝算 デジタル証券市場の次なる成長を切り拓く「ソニー銀行」独自の勝算 2026/04/29 4 ソニー銀行の「web3金融」の戦略は、実に多岐にわたっている。不動産中心の市場に一石を投じる「エンタメIPのデジタル証券化(STO)」や、web3コンサル子会社「BlockBloom」の始動、さらには米ドル建てステーブルコインの発行を見据えた米国での子会社設立準備まで、矢継ぎ早に次世代への布石を打っている。メガバンクや既存の金融機関がひしめく中で、なぜ同社はこれほどまでに「web3金融」に本気なのか。 ソニー銀行デジタルアセット事業部フェローの金森伽野氏とデジタルアセット事業部長の中川大輔氏のインタビューから、既存の銀行の常識を覆す「次世代リテール金融」の未来図と、その裏に秘められた“勝算”に迫る。
記事 地銀 「1対1」はもう限界…金融機関が苦戦する本業支援、3つの変革を生む“新アプローチ” 「1対1」はもう限界…金融機関が苦戦する本業支援、3つの変革を生む“新アプローチ” 2026/04/28 地域経済の活性化に向け、多くの金融機関が中小企業への「本業支援」を重要課題に掲げている。しかし、その実態は法人ポータルの形骸化や、やりっぱなしのセミナーで終わってしまいがちだ。顧客とのエンゲージメントは深まらず、マネタイズ戦略も描けないまま、貴重なリソースが浪費されている。では、いかにしてこの壁を乗り越えるべきなのだろうか。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS ソニー銀行の「web3戦略」に熱視線? 若年層をも惹きつける“エンタメ×金融”の全貌 ソニー銀行の「web3戦略」に熱視線? 若年層をも惹きつける“エンタメ×金融”の全貌 2026/04/28 4 金融×エンタメの融合で新たな価値創出を目指すソニー銀行のweb3戦略が加速している。「感性価値」の提供、web3コンサル子会社「BlockBloom」の始動、デジタル証券の発行、JPYCとの提携など、次世代金融インフラの構築に向けた布石を次々と打っている。ソニー銀行デジタルアセット事業部フェローの金森伽野氏とデジタルアセット事業部長の中川大輔氏に、ソニー銀行のweb3戦略について話を聞いた。
記事 地銀 ただの延命措置…?金融庁「地域金融力強化プラン」だけでは地銀を救えない苦しい理由 ただの延命措置…?金融庁「地域金融力強化プラン」だけでは地銀を救えない苦しい理由 2026/04/17 3 人口減少や人手不足といった構造的な課題に直面する中、金融庁が新たに打ち出した総合政策パッケージ「地域金融力強化プラン」。地方銀行にとっては、地域課題を解決する強力なツールとなる一方で、異業種参入やデジタル化の波に乗り遅れれば淘汰されかねない“サバイバル激化”のゴングでもある。さらに、プランに盛り込まれた公的資金の注入といった制度は、構造的な経営環境の悪化に対しては「単なる時間稼ぎ」にしかならないという“残酷な現実”も潜んでいる。本記事では、プランの2つの柱を紐解きながら、公的資金に頼らず地銀が勝ち抜くための「3つの生存戦略」とビジネス変革の重要性を徹底解説する。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS ATMが銀行を超える日──セブン銀行が語る、生活も行政もつなぐ「新インフラ戦略」 ATMが銀行を超える日──セブン銀行が語る、生活も行政もつなぐ「新インフラ戦略」 2026/04/15 銀行窓口は減り、行政手続きは複雑化し、デジタル化は進む一方、誰もがスマートフォンを自在に使いこなせるわけではない。そうした社会課題に対し、セブン銀行は「ATM」というリアルとデジタルをつなぐ接点を再定義しようとしている。全国2万8000台のネットワークを持つATMは、本当に「銀行を超える存在」になり得るのか。セブン銀行が描く新インフラ戦略の全貌に迫る。
記事 地銀 【2026年度 地銀・信金予測】これからの勝敗を左右する“5つの重要課題”を徹底解説 【2026年度 地銀・信金予測】これからの勝敗を左右する“5つの重要課題”を徹底解説 2026/04/15 9 金利上昇と人口減少という二つの構造変化が同時進行するなか、地域金融機関を取り巻く前提条件は大きく揺らぎ始めている。従来の「預金争奪」や不動産依存モデルは限界を迎えつつあり、金融庁もまた役割の再定義と機能強化を強く求めている。では、2026年度の地域金融はどこへ向かうのか――本稿では「地方創生2.0」への対応から合従連衡、マーケットリスク、融資姿勢、内部管理に至るまで、押さえるべき5つの重要課題を整理する。
記事 地銀 2030年稼働“全銀システム”はどうなる? 「新たな決済システム」7つのポイント 2030年稼働“全銀システム”はどうなる? 「新たな決済システム」7つのポイント 2026/04/08 15 1973年に稼働した全銀システムは、日本の決済を支えてきた。しかし今、その前提は大きく揺らいでいる。リアルタイム決済や国際標準、規制環境の変化が重なり、もはや「延命」では対応できない局面に入った。2026年3月、全国銀行資金決済ネットワークは将来像を示す報告書を公表。そこで描かれたのは単なる刷新ではなく、“作り直し”に近い変革の全体像だった。では、その中身は何か。どこまで変わるのか。
記事 メガバンク・都銀 みずほFG、AI開発専門人材を400人体制へ倍増 自社開発「AIアシスタント」を導入へ みずほFG、AI開発専門人材を400人体制へ倍増 自社開発「AIアシスタント」を導入へ 2026/04/03 3 みずほフィナンシャルグループは、自社サービス向け人工知能(AI)の開発を担う専門人材を2026年度中に現在の2倍となる400人規模へ増強する。2028年度までの3年間で最大1000億円の投資を行い、個人および法人顧客向けの独自「AIアシスタント」を開発、2026年夏頃の実用化を目指す。金融業界におけるAI開発競争が激化するなか、顧客利便性の向上と高度な専門業務の効率化を図る。
記事 地銀 群馬新潟FG・ちばFG誕生?「強者同士の統合」で潮目変わる…地銀サバイバルの最新事情 群馬新潟FG・ちばFG誕生?「強者同士の統合」で潮目変わる…地銀サバイバルの最新事情 2026/04/03 3 近年、地方銀行を取り巻く環境は未曾有の構造的変革期に直面している。長引く超低金利政策からの「金利のある世界」への転換、人口減少に伴う地域市場の縮小、DX対応コストの増大などを背景に、各行は単独での生存モデルの限界を突きつけられている。こうした中、かつての救済型から、「強者同士」が生き残りと成長をかけて合従連衡する「攻めの再編」へのシフトが起きている。最近では、静岡銀行(しずおかFG)と名古屋銀行でも統合検討が進む中、今、業界で何が起きているのか。本記事では、群馬銀行×第四北越FG、千葉銀行×千葉興業銀行という2つの大型統合から今後の展開を考える。
記事 地銀 なぜ地銀再編が連発?しずおかFG・名古屋銀の経営統合で見えた…「次に再編する地銀」 なぜ地銀再編が連発?しずおかFG・名古屋銀の経営統合で見えた…「次に再編する地銀」 2026/04/01 24 地銀再編が一気に動き出した。しずおかFGと名古屋銀行の経営統合をはじめ、群馬×第四北越、千葉×千葉興業と大型案件が相次ぎ、「強者同士」が組む新たな潮流が鮮明になっている。では、この流れはどこまで広がるのか。次に再編へ動くのはどの銀行か。地銀再編は“ドミノ”の様相を見せ始める中、次に動く有力候補と今後の勢力図を読み解く。
記事 海外金融機関 米プライベートクレジット信用不安、第2のリーマンショックは起こるのか? 米プライベートクレジット信用不安、第2のリーマンショックは起こるのか? 2026/03/29 1 米国のプライベートクレジット市場で、投資家からの資金引き出し要求に対する制限が相次いでいる。複数の海外メディアの報道によると、今四半期に約130億ドルの解約請求があったものの、各ファンドが設定する上限により46億ドル(約7,350億円)の資金が足止めされている。市場の急拡大と金利上昇を背景に信用不安が台頭しているが、専門家は金融システム全体への波及リスクは限定的と分析している。
記事 地銀 しずおかFGと名古屋銀が統合、総資産22兆円連合でも「ヤバすぎる」現実 しずおかFGと名古屋銀が統合、総資産22兆円連合でも「ヤバすぎる」現実 2026/03/28 3 東海エリアの金融地図を塗り替える大型再編が動いた。しずおかフィナンシャルグループと名古屋銀行が経営統合し、総資産22兆円に達する巨大連合が誕生する。独立路線を貫いてきた名門地銀が統合を決断した背景には、総資産6兆円規模のあいち銀行発足や、預金量数兆円規模を誇るメガ信金同士の越境連携など、かつてない激しい陣取り合戦がある。自動車産業の構造転換や資金需要の縮小が迫る中、生き残りをかけたサバイバル競争は過酷さを増している。地銀が直面する「辛すぎる」現実についてみていこう。
記事 地銀 いよぎん・七十七銀は拡大でも…なぜ山口FGは撤退?地銀「新規事業」サバイバル大解説 いよぎん・七十七銀は拡大でも…なぜ山口FGは撤退?地銀「新規事業」サバイバル大解説 2026/03/26 20 地銀にいま、“異変”が起きている。ふくおかFGや七十七銀行、山陰合同銀行など、数多くの地銀が人材紹介やDXコンサル、電力・観光といった「非金融ビジネス」に相次ぎ参入しているのだ。背景には、人口減少や地銀離れといった構造的逆風がある。規制緩和を追い風に多角化は進むが、収益化はなお途上だ。多角化する地銀は何に挑み、撤退する地銀は何を畳み、成功しているのはどこか。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 金融は「組み込まれる」時代へ──データ起点で変わる地域金融と、インフキュリオンのEmbedded Finance 金融は「組み込まれる」時代へ──データ起点で変わる地域金融と、インフキュリオンのEmbedded Finance 2026/03/25 地域金融の競争力は、もはや「店舗網」や「預金量」では測れない。鍵を握るのは、地域で日々生まれる“事業データ”をどう取得し、どう活用するかだ。こうした金融の変化を象徴する概念が「Embedded Finance(組込型金融)」である。インフキュリオンは2021年からカンファレンス「Embedded Finance Days」を開催し、この新しい金融のあり方を議論してきた。北國銀行との協業は、その思想を具体化する取り組みのひとつだ。丸山弘毅氏は、BaaSの本質を「金融機能の提供」ではなく「データ起点で地域経済を再設計すること」にあると語る。北國銀行との協業は、その思想が実装に落ちた一例である。本稿では、次世代ペイメント基盤の取り組みを手がかりに、「データ起点」で地域金融がどう変わるのかを読み解く。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 東京きらぼしFGがデジタルバンクを「秒で設立」できたワケ、実現支えた「ある手法」とは 東京きらぼしFGがデジタルバンクを「秒で設立」できたワケ、実現支えた「ある手法」とは 2026/03/24 多くの金融機関がレガシーシステムの刷新や経営統合後のシステム統合に苦慮する中、ITモダナイゼーションに成功したのが、東京きらぼしフィナンシャルグループだ。同社グループは、外部と連携したデジタルバンク「UI銀行」の設立によってリテール分野でのデジタル化変革を迅速に成し遂げた。UI銀行誕生の経緯や提供サービスについて、東京きらぼしフィナンシャルグループ常務執行役員・UI銀行 代表取締役社長の安田信幸氏が解説する。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 激化する「メガバンク対ビッグテック」、金融主導権を決める“3つの転換点”とは? 激化する「メガバンク対ビッグテック」、金融主導権を決める“3つの転換点”とは? 2026/03/11 44 メガバンクとビッグテックの競争は、もはやアプリやUXの優劣を競う段階にはない。主戦場は、即時決済の国際接続、プログラマブルマネーの制度設計、そしてAIによる金融業務の自律化へと移りつつある。2025年、Project Nexusをはじめとするクロスボーダー即時決済の動き、ステーブルコインやトークン化預金の実装議論、Agentic Bankingの萌芽は、金融インフラそのものが再設計局面に入ったことを示している。主導権を握るのは、プラットフォームを持つビッグテックか。それともAPI基盤を武器に再編を主導するメガバンクか。本稿では、金融主導権を揺らす3つの潮流から、その構造変化を読み解く。
記事 証券 楽天証券がみずほ銀行の銀行代理業を開始、連携を拡大 楽天証券がみずほ銀行の銀行代理業を開始、連携を拡大 2026/03/10 1 楽天証券は2026年3月10日よりみずほ銀行を所属銀行とする銀行代理業を開始する。みずほ銀行の円貨普通預金口座に関する契約締結の媒介業務を担い、利用者は証券口座と連動した円滑な口座開設が可能となる。両社は既存の提携関係をさらに深め、顧客の多様な資産形成ニーズに対応していく。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS SMBCはどこを狙う?世界のBaaSプレイヤー「18社」に学ぶ“最前線の差別化戦略” SMBCはどこを狙う?世界のBaaSプレイヤー「18社」に学ぶ“最前線の差別化戦略” 2026/03/02 64 欧米を中心に進化を遂げるBaaS(Banking as a Service)は、いまやB2B2Xにおける「支払い体験そのもの」を中核とした競争軸へと移行しつつある。グローバルに銀行由来とフィンテック由来のBaaS基盤が並走し、「リアルタイム決済」「多通貨対応・トークン化」「Agentic化」といった機能進化を遂げる中、チェックアウト設計とAPI外販が勝負を分ける。本稿では、日本金融通信社 特別顧問 小俣 修一氏の視点を交えながら、世界BaaSの構造とその最前線を読み解く。
記事 地銀 楽天・Oliveに真向挑む…?ふくおかFG「地銀最大のポイント経済圏」に勝ち目あるか? 楽天・Oliveに真向挑む…?ふくおかFG「地銀最大のポイント経済圏」に勝ち目あるか? 2026/02/27 31 ここ数年、日本では「ポイント経済圏」を軸に、個人マネーの囲い込み競争が激しさを増している。ポイント経済圏とは、決済やネット通販、銀行、証券、保険、通信などのサービスを同じグループ内で利用することで、共通ポイントが貯まり、また使える仕組みのことだ。現在、その主戦場に立つのが楽天、PayPay、ドコモ、au、Vポイントの「5大ポイント経済圏」だ。こうした競争の中、これまで蚊帳の外にいた地方銀行も動き出した。2026年1月、ふくおかフィナンシャルグループが個人向け金融サービス「vary(バリー)」を開始し、戦いに参入したのだ。ふくおかFGの「vary経済圏」は成功するのか。サービスの全体像を整理し、その実力とポテンシャルを見ていきたい。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 住信SBI・みんなの銀行とメガで競争激化、2025年度デジタルバンク「勢力図」大解説 住信SBI・みんなの銀行とメガで競争激化、2025年度デジタルバンク「勢力図」大解説 2026/02/25 10 2021年の「みんなの銀行」の開業以来、デジタルバンクの取り組みに関する発表が相次いでいる。ステーブルコイン、セキュリティトークンといった新たな動きも視野に入れながら、地域金融機関のみならずメガバンクにも動きがみられる。本稿では、住信SBIネット銀行、みんなの銀行、dスマートバンク、UI銀行、01銀行、GMOあおぞらネット銀行、Chime、N26、三菱UFJ銀行、三井住友銀行などデジタルバンクの動向を概観したうえで、注目すべきポイントについて解説する。
記事 その他保険 【元国税専門官が解説】4~6月に残業した人は要注意…社会保険料が上がる“条件” 【元国税専門官が解説】4~6月に残業した人は要注意…社会保険料が上がる“条件” 2026/02/21 1 春に頑張りすぎた残業が、実は1年間の家計を圧迫する原因になっているとしたら、あなたはどうするだろうか。社会保険料の算定ルールには、多くのビジネスパーソンが気づいていない重大な落とし穴がある。知っているようで知らない社会保険料の仕組みとは──? 元国税専門官ライターの小林義崇氏が、生命保険や医療保険の本当の使い方から年末調整で見逃せない控除のチャンスまで、ビジネスパーソンが今すぐ知るべきお金の知識を教えてくれた。
記事 メガバンク・都銀 【衝撃】預金ではもう稼げない?MUFG・SMBC・PayPay・楽天が挑む「データ戦争」の標的 【衝撃】預金ではもう稼げない?MUFG・SMBC・PayPay・楽天が挑む「データ戦争」の標的 2026/02/20 3 預金金利が持ち直しつつあっても、銀行の収益は単純には回復しない。金利や手数料による競争が限界に近づく中、焦点は顧客データを軸にした経済圏の争いへと移っている。楽天銀行は楽天市場での購買行動を、PayPay銀行はQRコード決済PayPayの利用頻度を背景に、金融と日常生活を結び付ける導線を強める。MUFGやSMBC、住信SBIネット銀行もアプリを起点にデータ連携を急ぐ。各社の戦略と課題を整理する。
記事 地銀 もうすぐ預金争奪戦に脱落者が…「地銀サバイバル」の勝者・敗者を決める“3大展望” もうすぐ預金争奪戦に脱落者が…「地銀サバイバル」の勝者・敗者を決める“3大展望” 2026/02/18 11 日銀の利上げで「金利のある世界」が戻ってきた2025年。地方銀行の預貸ビジネスは収益改善を果たしたが、その裏で預金獲得競争が激化し、銀行間の格差は広がっている。2026年はさらなる利上げが予想され、競争環境は一段と厳しくなる見通しだ。金利上昇は企業の資金繰りや不動産市況にも影響を及ぼし始めており、地銀の融資姿勢が問われる局面を迎える。加えて金融庁が「地域金融力強化プラン」を始動させる。ネットバンクとの競争が激化するなか、地銀は地域課題の解決という本来の役割を果たせるのか。地域に根差したビジネスモデルの構築が試される年になる。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 農林中央金庫の「意外と真似できないDX」、経営とIT“一体”で推進するには? 農林中央金庫の「意外と真似できないDX」、経営とIT“一体”で推進するには? 2026/02/17 39 多くの金融機関がDXに取り組む中で、「システムは変わったが、組織は何も変わらなかった」というケースは少なくない。なぜDXは“ITプロジェクト”で終わってしまうのか。本稿では、農林中央金庫の担当者への取材を通じて、経営とITを一体で設計し、組織変革としてDXを実装してきたプロセスを農林中央金庫 理事 常務執行役員 半場 雄二氏への取材を通じて明らかにする。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 関西電力×UI銀行の「グリーン金融」とは? BaaSが実現した“綺麗事で終わらない現実解” 関西電力×UI銀行の「グリーン金融」とは? BaaSが実現した“綺麗事で終わらない現実解” 2026/02/11 3 「多排出産業」と煙たがられる業種は、市場からの脱炭素の要請にどう応えていけば良いのか──この悩ましい問題に、BaaSを活用して正面から向き合う事例が現れた。関西電力はこのほど、東京きらぼしフィナンシャルグループ傘下のUI銀行が提供するBaaSを通じ、普通預金にグリーン投融資の仕組みを取り入れた「CQ BANK」をリリース。集めた預金を脱炭素関連のプロジェクトに投資し、お金の流れを見える化して利用者にこまめに報告する透明性を前面に打ち出している。一方、UI銀行はホワイトラベル向け独自サーバーによって柔軟な設計・対応が可能である点をアピールし、連携先拡大への意欲をにじませている。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 三菱UFJ・SMBC・みんなの銀行事例で解説、金融機関の主戦場はどこへ移ったのか 三菱UFJ・SMBC・みんなの銀行事例で解説、金融機関の主戦場はどこへ移ったのか 2026/02/10 35 前回BaaS(Banking as a Service)を巡る日本の議論は、ここにきて「誰が構想を語るか」から「誰が事業として成立させつつあるか」へと移りつつある。実際のプレイヤーを見ると、銀行自らが基盤を外販する“銀行発BaaS”と、ITベンダーやフィンテック企業が主導する“非銀行系BaaS”とでは、進捗や実装の厚みに明確な差が生じている。三菱UFJ、SMBC、みんなの銀行といった銀行発BaaSの事例を起点に、なぜ銀行由来のBaaSが先行し、フィンテック発BaaSは事業化に苦戦しているのかを整理する。構想ではなく「実運用」「接続実績」「業務処理レイヤー」に注目し、日本のBaaSビジネスの現在地を浮き彫りにする。
記事 証券 もうヤバい…証券会社「事務部門の激務解消」に挑む“ホンキの業界改革”、効果ある? もうヤバい…証券会社「事務部門の激務解消」に挑む“ホンキの業界改革”、効果ある? 2026/02/06 6 証券業界において規制が複雑化、事務対応の高度化が進む中、証券ビジネスを支える裏方業務(ミドル・バックオフィス業務)の負担が増しています。特に人手不足に悩む中小証券会社にとって、貴重な従業員リソースを非競争領域に奪われることは深刻な悩みの種になっています。そうした状況を受け、2026年1月に日本証券業協会が主導する形でミドル・バックオフィス業務を事業者横断的に引き受ける「証券業務基盤管理株式会社」が始動します。一体どんな組織なのか、議論の背景や証券業界・システム業界のビジネスへの影響とともに解説します。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 【金融機関必見】Z世代~50代が選ぶ「金融商品」の実態調査、世代別の投資額の差も… 【金融機関必見】Z世代~50代が選ぶ「金融商品」の実態調査、世代別の投資額の差も… 2026/02/05 11 新NISAの普及で「投資を始める人」は増えた。だが、実際に何を買い、いくら投じ、どんなポートフォリオを組んでいるのかは、世代で大きく違う。みんなの銀行とiBankマーケティングが共同運営するマネーインサイトラボは、みんなの銀行の資産管理サービスに連携された実データを統計処理し、2025年度の投資行動を可視化した。本記事では、調査結果から見えてきた、世代別に異なる「投資傾向」を解説する。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 三菱UFJ・SMBCも激変「銀行対外系システム」、その超重要“設計思想”を徹底解説 三菱UFJ・SMBCも激変「銀行対外系システム」、その超重要“設計思想”を徹底解説 2026/01/27 93 銀行の「対外系システム」は、もはや全銀ネットやANSER、CAFISにつながっていれば十分な時代ではなくなりつつある。クラウドAPIとBaaSの普及、チェックアウトを起点とした決済体験の高度化により、対外系システムの評価軸は「どこにつながるか」から「どんな支払い体験を設計できるか」へとシフトしている。本記事では、日本金融通信社 特別顧問 小俣修一氏の解説をもと、北國銀行、みんなの銀行、GMOあおぞらネット銀行などの取り組みを手がかりに、対外系をどう再定義すべきかを解説する。
記事 地銀 地域金融力強化プランの読み方、なぜ鹿児島銀行は“机上の地域創生”を捨てたのか 地域金融力強化プランの読み方、なぜ鹿児島銀行は“机上の地域創生”を捨てたのか 2026/01/23 10 2025年12月19日に金融庁が公表した地域金融力強化プランは、2026年の金融行政の目玉となるものだ。避けようのない人口減で疲弊する地域部において、いかに地元の社会経済の基盤やインフラを維持し、その発展に貢献し続けることができるか、を金融機関に問いかけた本プランの概要は、すでに本連載でもその個別エッセンスを切り出し再三取りあげてきたものの、改めて俯瞰のうえ目指すべき金融機関の対応について解説する。