記事 自動車・モビリティ テスラ車が“しゃべる相棒”に?対話型AI「Grok」を国内の対応車両に配信開始 テスラ車が“しゃべる相棒”に?対話型AI「Grok」を国内の対応車両に配信開始 2026/07/21 1 テスラジャパンは7月21日、対応車両へ対話型AIアシスタント「Grok」のOTA配信(Over-The-Air:無線ソフトウェアアップデート)を開始した。ユーザーの自然な言葉を理解し、状況や位置情報に応じて目的地を提案したり、ナビゲーションを設定したりできるようになる。
記事 自動車・モビリティ ホンダ子会社も重視「SDVのエコシステム」に大注目、クルマの量産開発を激変させる? ホンダ子会社も重視「SDVのエコシステム」に大注目、クルマの量産開発を激変させる? 2026/07/21 4 2020年代に入り自動車産業界で最も目立つのはSDVの進化だ。日本では「ソフトウェアで定義されたクルマ」と略されているものの、SDVの捉え方は幅が広く、SDVに直接関わっている人の中でも解釈が違うのが実情だ。こうした中で今、車載半導体の世界トップ企業や、ホンダ子会社も重要視する「あるエコシステム」が、クルマの量産開発を根本から変えようとしている。そこで本稿では、SDVの現状や課題について考察しつつ、現在地を解説する。
記事 半導体 Intelが高NA EUV露光装置を用いたロジック半導体の量産出荷を開始 Intelが高NA EUV露光装置を用いたロジック半導体の量産出荷を開始 2026/07/20 2 半導体製造装置大手のASMLは2026年7月15日、Intel Foundryが同社の高開口数(NA)極端紫外線(EUV)露光装置を用いて製造したロジック半導体の量産出荷を開始したと発表した。Intelの先端プロセス「Intel 18A」を採用するプロセッサ製品群に適用され、すでに顧客向けの出荷が始まっている。業界で初めて高NA EUVを用いた量産体制が実証された形となる。
記事 半導体 旧パナ工場が大化け?GPUより足りないタワーセミコンダクター「6000億円計画」の全貌 旧パナ工場が大化け?GPUより足りないタワーセミコンダクター「6000億円計画」の全貌 2026/07/20 9 「GPUより足りない」のは、計算する半導体ではなく、膨大なデータを運ぶ光の通り道だった。タワーセミコンダクターが旧パナソニック工場を軸に、富山・新潟で総額6,000億円超を投じる。狙うのはシリコンフォトニクス(SiPho)、シリコンゲルマニウム(SiGe)の量産拡大。AIデータセンターの電力・通信制約をどう突破するのか。熟練人材を抱える既存工場の強み、売上高36億ドル目標の現実味を見ていこう。
記事 AI・生成AI 米Anthropic、最上位AI「Claude Fable 5」を上位サブスクリプションの標準機能に統合 米Anthropic、最上位AI「Claude Fable 5」を上位サブスクリプションの標準機能に統合 2026/07/17 2 米Anthropicは2026年7月17日、同社の最上位AIモデル「Claude Fable 5」の提供形態を変更し、7月20日から上位有料プラン「Max」および「Team Premium」の標準機能として提供すると発表した。一方で、「Pro」などの下位プランは従量課金制へと移行する。度重なる無償提供期間の延長を経て、恒常的な提供体制が固まった。
記事 半導体 キオクシア2億2,900万ドル賠償の衝撃、AI特需の陰で日本勢を襲う特許リスクの正体 キオクシア2億2,900万ドル賠償の衝撃、AI特需の陰で日本勢を襲う特許リスクの正体 2026/07/17 7 キオクシアに2億2,900万ドル――米国で下された特許侵害の陪審評決は、AI特需に沸く日本の半導体産業へ重い警告を突きつけた。対象は、消費電力と信頼性を左右するフラッシュメモリの誤り訂正技術。しかも権利者は競合メーカーではなく衛星通信会社だった。評決額は業績を直ちに揺るがす規模ではない一方、継続使用料や回避設計、類似請求へ広がれば成長戦略のコスト構造を変えかねない。好況の陰に潜む「特許爆弾」と、その備えを読み解く。
記事 データセンター・ホスティングサービス 三菱重工がAIデータセンターの危機を救う!NVIDIAと提携し熱冷却・電力問題を解決 三菱重工がAIデータセンターの危機を救う!NVIDIAと提携し熱冷却・電力問題を解決 2026/07/17 2 三菱重工業と米NVIDIAは、AIデータセンターの冷却およびエネルギー管理技術で提携した。次世代AIインフラである「AIファクトリー」の電力消費と発熱の抑制を目指し、三菱重工はNVIDIAのパートナーネットワークに参画する。その取り組みの一環として、三菱重工は10MW級のターボ冷凍機を米国市場向けに出荷した。
記事 航空・宇宙・軍事ビジネス OpenAI vs SpaceX…次の競争はAIデバイスへ、勝敗を分けるのは「あのサービス」? OpenAI vs SpaceX…次の競争はAIデバイスへ、勝敗を分けるのは「あのサービス」? 2026/07/17 7 イーロン・マスク氏率いる宇宙開発企業の米SpaceXが、AIデバイスの開発に乗り出したとの観測が浮上した。競合となるのは、マスク氏がライバル視するサム・アルトマン氏率いる米OpenAIの次世代AIデバイスだ。デザインやAI性能だけを比べれば、勝敗はまだ見えない。だがSpaceXには、OpenAIが持たない「あのサービス」がある。公開情報から両社の構想を比較し、AIデバイス競争の勝者を占う。なお、OpenAIは7月15日、コーディング支援AI「Codex」の操作に特化したキーパッド「Codex Micro」を発売したが、本稿で扱うのは、同製品とは別にOpenAIがジョナサン・アイブ氏らと開発を進めている次世代AIデバイスである。
記事 ロボティクス 富士通・ファナック・安川電機・川崎重工がAI協業…米エヌビディア技術で現場革命へ 富士通・ファナック・安川電機・川崎重工がAI協業…米エヌビディア技術で現場革命へ 2026/07/16 1 富士通はファナックと安川電機および川崎重工業の産業用ロボット大手3社と連携し、現実世界の情報をAIが判断して物理的に作動するフィジカルAIの社会実装に向けた事業検討を開始した。米エヌビディアの先端技術を取り入れ、データ主権を確保した制御基盤を共同開発する。製造や物流および医療現場における自動化を進め、国内産業の競争力強化を狙う。
記事 航空・宇宙・軍事ビジネス 防衛装備庁、迎撃ドローン早期取得プログラムの実証対象にテラドローンなど4社を選定 防衛装備庁、迎撃ドローン早期取得プログラムの実証対象にテラドローンなど4社を選定 2026/07/16 3 防衛装備庁は7月15日、「迎撃ドローン早期取得プログラム」の実証対象機種として、テラドローンなど4社を採択したと発表した。7月下旬から実証試験を開始し、海上自衛隊での運用性を検証する。試験結果が有望な機種について、最短で8月下旬に量産契約へと移行する方針を打ち出している。
記事 スマートファクトリー・デジタル工場 シーメンス一強ではない…ファナック・三菱電機・日立が挑む「工場OS」覇権の行方 シーメンス一強ではない…ファナック・三菱電機・日立が挑む「工場OS」覇権の行方 2026/07/16 3 独シーメンスと米エヌビディアが手を組み、「工場OS」の主導権を巡る動きを見せている。設計から製造、運用までをAIでつなぐこの構想は、製造業の競争ルールそのものを書き換えかねない。だが、シーメンス一強の構図で語るのは早計だ。ファナック・三菱電機・日立製作所という日本勢が、ある反撃ののろしを見せている。日本のモノづくりの未来を左右する争いの本質を見極めるため、本稿では工場OSの覇権争いの現在地について解説する。
記事 物流管理・在庫管理・SCM “奴隷制度”批判を乗り越えるはずが…外国人ドライバー雇用に潜む「残酷な落とし穴」 “奴隷制度”批判を乗り越えるはずが…外国人ドライバー雇用に潜む「残酷な落とし穴」 2026/07/15 6 外国人トラックドライバーに対する特定技能制度が始まっているが、どうにもモヤモヤしてしまう。そもそも「外国人でドライバー不足を補う」という考え方自体、本質的な解決策になり得るのか疑問を感じるし、むしろ本制度に参加する運送会社は新たな苦労を背負い込むだけのような気がするからだ。そこで本稿では、トラックドライバー分野(自動車運送業分野)における特定技能制度を解説。外国人ドライバー雇用に詳しい行政書士やまぐち事務所 山口 嘉公氏へのインタビューや過去に行ったミャンマー人技能実習生への取材を交えつつ、同制度が抱える課題を明らかにする。
記事 AI・生成AI 国産「フィジカルAI」開発に向け日米欧14機関が連携、日本の産総研と国際研究体制 国産「フィジカルAI」開発に向け日米欧14機関が連携、日本の産総研と国際研究体制 2026/07/14 8 現実空間のロボットや設備を制御する国産「フィジカルAI」の開発に向け、日米欧の14研究機関が連携することが明らかになった。産業技術総合研究所を中核とし、研究成果はソフトバンクなど44社が出資する新会社「ノエトラ(Noetra)」での基盤モデル開発に活用される。
記事 航空・宇宙・軍事ビジネス 三菱重工・IHI・QPS HDなど5社比較、政府が激推しする「防衛宇宙」の知られざる明暗 三菱重工・IHI・QPS HDなど5社比較、政府が激推しする「防衛宇宙」の知られざる明暗 2026/07/14 9 政府が国策として推し進める「防衛宇宙」産業に、いま空前の追い風が吹いている。防衛省は2026年度の宇宙関係予算に約2,183億円を計上し、民間企業支援の宇宙戦略基金も動き出した。しかし「国策産業なら誰でも儲かる」という単純な話ではない。三菱重工、IHI、日本アビオニクス、放電精密加工研究所、QPSホールディングス(HD)の5社決算を読み解くと、同じ「国策の恩恵」を受けながらも、利益の出方に差があることが見えてくる。
記事 エネルギー・電力 日本の核融合発電計画が前進──最大2兆円の原型炉設計 日本の核融合発電計画が前進──最大2兆円の原型炉設計 2026/07/13 26 量子科学技術研究開発機構(QST)を中心とする研究チームは核融合発電の実現に向けた原型炉Q-DEMOの概念設計をまとめた。建設費は最大2兆円に上る見通しだ。政府が新たに掲げた2030年代の発電実証目標に合わせ従来より開発スケジュールを前倒しして進める計画となる。
記事 IT戦略・IT投資・DX キユーピーが“勘と経験頼み”脱却に踏み出したワケ、データでつながる組織改革の裏側 キユーピーが“勘と経験頼み”脱却に踏み出したワケ、データでつながる組織改革の裏側 2026/07/13 成熟市場で成長の糸口を探る企業にとって、過去の成功体験は頼れる資産である一方、変革を遅らせる壁にもなり得る。とりわけ、現場に蓄積された「勘と経験」だけでは、変化する顧客ニーズを捉えきれない場面も増えている。市場が複雑化し、顧客接点が多様化する今、企業は部門ごとの知見をどうつなぎ直し、顧客価値を最大化する仕組みへ変えられるのか。
記事 白物家電・調理・空調機器 ハイセンスはなぜ、日本で勝てるようになった?「日本で開発→中国で作る」逆転戦略 ハイセンスはなぜ、日本で勝てるようになった?「日本で開発→中国で作る」逆転戦略 2026/07/13 11 中国メーカーの家電は、もはや「安いだけ」と侮れない。その象徴となりそうなのが、ハイセンスが2025年10月に発売した同社初のドラム式洗濯乾燥機だ。国内大手メーカーのフラッグシップモデルに引けを取らない高性能を備えながら、驚異的なコストパフォーマンスを実現し、市場で大きな注目を集めている。なぜ、高性能と低価格を両立できたのか。そしてなぜ、日本で存在感を増しているのか。副社長と開発者への取材で見えてきたのは、“常識破り”の開発体制だった。
記事 航空・宇宙・軍事ビジネス ウクライナ「パトリオットミサイル」の国内生産で三菱重工業に関心 ウクライナ「パトリオットミサイル」の国内生産で三菱重工業に関心 2026/07/11 30 ウクライナのゼレンスキー大統領は9日、米国製防空システム「パトリオット」のミサイルをウクライナ国内でライセンス生産する計画に関連し、日本の三菱重工業に協力を求める考えを明らかにした。前日に米国のトランプ大統領がウクライナでのライセンス生産を容認する方針を示したことを受けた措置で、日本の高い製造技術を取り込む狙いがある。
記事 ロボティクス 三菱自動車と東大発Highlandersが協業、国産人型ロボットの月産1000台体制へ 三菱自動車と東大発Highlandersが協業、国産人型ロボットの月産1000台体制へ 2026/07/10 1 三菱自動車工業と東京大学発スタートアップのHighlandersは7月9日、ヒューマノイドロボットの共同開発および量産化に向けた基本合意書を締結したと発表した。三菱自動車の京都製作所京都工場を活用し、2027年後半に月産1000台の生産体制構築を目指す。自動車メーカーとロボット開発企業が量産化を視野に入れた協業を行うのは初の事例となる。
記事 自動運転 ウェイモ、自動運転タクシーの提供をラスベガスなど4都市に拡大へ ウェイモ、自動運転タクシーの提供をラスベガスなど4都市に拡大へ 2026/07/10 自動運転車を開発するウェイモは、デンバー、サンディエゴ、ラスベガス、タンパの4都市で新たにロボタクシーサービスの提供を開始することを発表した。初期は従業員限定で運用し、段階的に一般利用者へ開放する方針だ。
記事 ロボティクス 1.8兆円の巨額投資…アマゾン「最先端倉庫」で導入の触覚ロボVulcanのヤバい実力 1.8兆円の巨額投資…アマゾン「最先端倉庫」で導入の触覚ロボVulcanのヤバい実力 2026/07/09 4 人手不足が深刻化する物流現場で、アマゾンが次に打ち出した一手が「触覚を持つロボット」だ。同社は欧州の物流網に約1.8兆円規模を投じ、最先端の倉庫自動化を進めようとしている。なかでも注目されるのが、商品に触れたときの力加減を読み取り、棚からの商品取り出しや収納を担うロボット「Vulcan」である。人が苦労してきた高い棚や低い棚の作業をロボットが肩代わりすれば、倉庫の仕事はどう変わるのか。アマゾンの巨額投資から、物流AIの本当の実力を読み解く。
記事 自動運転 米国製自律型地上車両がウクライナ前線に初の大規模実戦投入 米国製自律型地上車両がウクライナ前線に初の大規模実戦投入 2026/07/08 28 米国の防衛テクノロジー企業であるフォルテラ社が開発した自律型無人地上車両Lancerがウクライナの前線に100台以上配備され、9カ月間で1100回以上の任務を遂行した。米国政府の資金援助を受けたこの取り組みは、米国企業による地上無人機の実戦投入として過去最大規模となる。物資輸送や負傷者後送に活用される一方、最前線での運用を支える技術的課題や、AI技術を組み合わせた自律性向上が進められている。
記事 ロボティクス トヨタ・BMWは“ロボット導入前”に何をした?フィジカルAI時代を左右する、3つの準備 トヨタ・BMWは“ロボット導入前”に何をした?フィジカルAI時代を左右する、3つの準備 2026/07/08 9 「フィジカルAIなんて、うちの工場にはまだ関係ない」――そう感じる製造業関係者は少なくないでしょう。実際、先行しているのはトヨタやBMWといった世界的企業であり、「まだ様子見でいい」と考えるのも自然です。しかし、その判断が5年後の競争力を左右するかもしれません。先行企業は、ロボットを導入する前に共通して“ある準備”を進めています。それは、人手不足や技能継承、現場改善の遅れといった、今まさに多くの工場が抱える課題にも直結するものです。では、フィジカルAI時代を見据えて、今から何を始めるべきなのでしょうか。
記事 エネルギー・電力 AIエージェントの消費エネルギー、通常の生成AIの最大136倍…韓国研究チームが試算 AIエージェントの消費エネルギー、通常の生成AIの最大136倍…韓国研究チームが試算 2026/07/07 3 韓国の研究チームは、AIエージェントが通常の生成AIと比較して1クエリあたり最大136.5倍のエネルギーを消費するという分析結果を発表した。複雑な処理によるモデルの呼び出し回数増加とGPUの待機が要因となる。
記事 物流管理・在庫管理・SCM 10.5兆円投資「フィジカルAI」、自動化で「失敗し続けた」中小物流はいつ救われるか? 10.5兆円投資「フィジカルAI」、自動化で「失敗し続けた」中小物流はいつ救われるか? 2026/07/07 6 「フィジカルAIは、中小物流事業者の救世主となるのか?」この直球質問に、同領域のリーディングカンパニーであるRLWRLD(リアルワールド、米国) 日本代表取締役 李 勲(イ・フン)氏は、「はい、なり得ます」と断言した上で、まだ少し先の将来になるという。これは、先日政府が発表したフィジカルAIに対する10兆5,000億円もの投資(2040年まで。官民合計)の理由にもつながる。本記事では、製造業と並んでフィジカルAIの高い恩恵を受けることが期待されている物流領域におけるフィジカルAIの現在地について解説する。
記事 半導体 キオクシア、岩手県北上工場よりAI向け第10世代NANDメモリのサンプル出荷を開始 キオクシア、岩手県北上工場よりAI向け第10世代NANDメモリのサンプル出荷を開始 2026/07/06 3 キオクシアは2026年7月3日、AIデータセンター向けに第10世代の3次元フラッシュメモリであるBiCS FLASHのサンプル出荷を開始した。積層数を332層に引き上げ、従来世代と比べて高い記憶密度と電力効率を実現している。生成AIの普及に伴うストレージ需要の急増に対応し、岩手県北上市の新拠点から世界市場への供給体制を本格化させる。
記事 半導体 2028年分いま注文…東京エレクトロンデバイス社長が語る「半導体バブル」の現在地 2028年分いま注文…東京エレクトロンデバイス社長が語る「半導体バブル」の現在地 2026/07/06 12 半導体不足が深刻化する中、ある異常とも言える事態が起きている。AI投資の急増を背景に、東京エレクトロンデバイスではなんと「2028年度分の部材確保の注文」がすでに入っているというのだ。いったい半導体バブルの裏で何が起きているのか。同社の新社長に就いた宮本 隆義氏に、今の半導体市場で起きていることについて話を聞いた。
記事 航空・宇宙・軍事ビジネス 孫正義は疑問視、イーロンの「宇宙データセンター」は夢物語か?100万機構想の現実味 孫正義は疑問視、イーロンの「宇宙データセンター」は夢物語か?100万機構想の現実味 2026/07/06 12 IPOで注目を集めたスペースXが、成長の柱として掲げるのが「AIデータセンターを宇宙に置く」という構想だ。最大100万機の衛星でAI計算を担わせる壮大な計画は、地上の電力不足や土地制約を突破する一手になり得る一方で、実現のハードルは高い。実際、ソフトバンク創業者の孫正義氏は、6月23日の株主総会で株主からスペースXのこの構想について問われると「宇宙よりもまずは地球で」とし、経済的合理性に疑問を呈した。宇宙データセンター構想は本当に実現可能なのか、それとも夢物語なのか。スペースXの計画を読み解くと、その命運を握る“3つの条件”が見えてくる。
記事 半導体 米マイクロン、広島工場でAI向け次世代メモリー新棟を着工・総額1.5兆円を投資 米マイクロン、広島工場でAI向け次世代メモリー新棟を着工・総額1.5兆円を投資 2026/07/05 5 米半導体大手マイクロン・テクノロジーは2026年7月4日、広島県東広島市の工場で人工知能(AI)向け次世代メモリーの量産に向けた新製造棟の起工式を開いた。総額約1兆5,000億円を投資し、生産能力を大幅に増強する。経済産業省は最大5,360億円の支援を決定しており、先端半導体の国内サプライチェーン強化に直結する大型案件となる。
記事 ロボティクス 川崎重工業、ファナック、安川電機、フィジカルAIで協業、VTLAモデル開発へ 川崎重工業、ファナック、安川電機、フィジカルAIで協業、VTLAモデル開発へ 2026/07/03 8 川崎重工業、ファナック、安川電機の国内産業用ロボット大手3社は、製造現場における「フィジカルAI」の社会実装に向け、視覚や触覚などを統合したデータセットの共同構築を開始する。経済産業省とNEDOが推進する生成AI開発支援プロジェクト「GENIAC」に採択された。競合する大手メーカーが枠組みを越えてデータ仕様を共通化し、複雑な手先作業の自動化基盤を整備する。