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- 2009/02/02 掲載
外食産業IT化(2)国内における外食産業・小売業界のIT化の動向
かつて国内では1990年代に、外食チェーン化を目的とした「情報インフラ整備」の時代があった。その後、バブル崩壊によってコスト削減を中心とした情報システムの活用が求められ、外食の情報システムは大きな発展を遂げた。とはいえ、このような動きはあくまでコスト削減による利益確保が主流であり、「攻めの活用」というものではなかった。外食市場の規模は90年後半から徐々に減少しているが、その一方でITによるライフスタイルやビジネススタイルは大きく変貌を遂げている。今あらゆる外食・飲食企業において、品質に優れ、導入効果の高い情報システムを利用できる「攻めの活用」が期待されている。
前回も簡単にご紹介したが、国内において外食産業のIT標準化を進めているOFSC(Open Food Service System Consortium)は、飲食企業、情報システムベンダー、そのほかの関連企業などと協力し、「飲食業を支えるインフラとしての情報システムの将来像」を創り上げ、飲食企業が直面する課題の解決策を検討しているところだ。同団体には複数の分科会があり、そこでテーマごとに研究が進められている。ITシステム標準化によって具体的にどのようなことが可能になるのか、まずは現場のフロント部およびバック部からの活用例を紹介しよう。
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