実験店舗は、大阪府守口市にあるパナソニック前店。店舗面積は263.10平米で、約3,000品目を扱う。

　新型店舗では、「環境配慮」、「ICTを活用した利便性の提供」、「健康の提案」の3つのテーマに基づき、各種機器等の設置を行う。


　ICT活用分野では、店頭におすすめ商品などを24時間配信する「店頭サイネージ」、映像と音声でおすすめ商品情報などを提供する「店内サイネージ」、サイネージ周囲の利用者に対して音声情報を伝える「超指向性スピーカー」、人物だけを映像から消去して品ぞろえや商品発注につなげる「売場管理」といった機能が用意される。

　そのほか、電力使用量50％削減に向けた省エネメニューの採用、利用者に癒しを提供するリラクゼーションコーナーの設置などを行う。

　パナソニックの持つ各種の技術を活用し、高齢化や健康志向にも対応した次世代型コンビニエンスストアの店舗モデル構築を目指していく。ローソンは、この実験店舗で検証・改良を重ね、蓄積した知見やノウハウを全国の店舗に活用していく考え。