記事 地銀 「DXは当たり前」を目指すひろぎんHD、そのDX戦略と育成計画とは? 「DXは当たり前」を目指すひろぎんHD、そのDX戦略と育成計画とは? 2025/05/30 ひろぎんホールディングスは、「中期計画2024」において、DXを戦略のドライバーと位置づけ、全社的な変革への取り組みに加えて、顧客と地域の発展に貢献することを目指している。最終的に目指しているのは、「DXが当たり前の状態」だ。DX戦略の全体像、DX人財育成計画、データの利活用などについて、ひろぎんホールディングスの執行役員、DX統括部長である石原和幸氏に話を聞いた。
記事 地銀 海外拠点ほぼ赤字でも…横浜銀・千葉銀が「あえて攻め込む」異例の金脈マーケット 海外拠点ほぼ赤字でも…横浜銀・千葉銀が「あえて攻め込む」異例の金脈マーケット 2025/05/28 23 海外拠点の閉鎖が相次ぐ地方銀行──。コスト削減や地政学リスクを背景に、約9割の地銀が海外撤退の道を選ぶ中、面白い動きが出てきている。横浜銀行や千葉銀行など一部の有力行が、むしろ“拠点新設”に踏み切っている国があるのだ。それはなぜか。撤退一色の流れに逆行する“攻め”の戦略、その舞台裏に迫る。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS セブン銀行が明かすDX“自走”への道のり、データ基盤の整備は「あくまで手段」 セブン銀行が明かすDX“自走”への道のり、データ基盤の整備は「あくまで手段」 2025/05/20 セブン銀行は、セブン‐イレブンをはじめ全国に2万7000台以上展開しているATMプラットフォーム事業を展開し、最短10分で口座が開設できる「My セブン銀行」アプリや、初めての方でも気軽に投資を始められる「お買い物投資コレカブ」などユニークな商品・金融サービスを提供している。同社は現在、企業変革の取り組みの1つとして、ビジネスモデル・プロセスの変革に取り組んでいる。グループ企業も含めたデータを活用したビジネスの構築、RPAによる業務の自動化など、社内システムのDXが重要なポイントだ。どのようにしてDXを進めているのか、セブン銀行の取り組みを紹介する。
記事 メガバンク・都銀 3メガが「取りこぼしてきた市場」で…三井住友銀行が“爆伸び”するかもしれない理由 3メガが「取りこぼしてきた市場」で…三井住友銀行が“爆伸び”するかもしれない理由 2025/05/20 12 三井住友銀行と三井住友カードが、法人向けの取り組みを強化する。新たなデジタル総合金融サービス「Trunk」を提供し、従来は難しかった中小企業の法人口座開設に革命をもたらす。同行では、これまで「中小企業」や「地方顧客」の顧客が獲得できていなかったが、Trunkでは、3年間で国内中小企業の10%程度である「30万口座」の獲得、3兆円程度の預金獲得を目指すという。具体的にはどのように中小企業と取り組みを強化していくのか。三井住友カードと連携し、従来にはない金融・決済を組み合わせた銀行サービスがカギとなる。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 楽天銀行が巨額預金を獲得、BaaSやステーブルコインが「金利ある世界」で輝くワケ 楽天銀行が巨額預金を獲得、BaaSやステーブルコインが「金利ある世界」で輝くワケ 2025/05/13 22 金利上昇が続く中、単に高金利をアピールして“預金(キャッシュ)”を集めても、顧客はすぐに他行へ移ってしまう──。このように、金融機関の顧客獲得競争が激化する中、“(他行に)逃げない預金”を次々と獲得している。なぜ楽天は成功しているのか。ステーブルコインや電子マネーにも広がる資金獲得の新潮流を解説する。
記事 地銀 紀陽銀行に学ぶ「2025年の崖」の乗り越え方、地銀の金融DXで突出できたワケ 紀陽銀行に学ぶ「2025年の崖」の乗り越え方、地銀の金融DXで突出できたワケ 2025/04/30 レガシーシステムの刷新を怠れば、年間約12兆円もの経済損失が生じるとされる「2025年の崖」。しかし、崖が目前に迫る現在も、基幹系システムを中心にモダナイゼーションの途上で苦戦する企業は多い。こうした中、紀陽銀行は地域の企業をリードすべく、率先してITシステムのモダナイゼーション、金融DXを推進してきた。「地域DX」の実現を目指す同行のDXの全貌を、DX戦略部シニアアドバイザーの大西 徹氏が語った。
記事 地銀 なぜ「地銀発デジタルバンク」の勢いが止まらない?驚きのビジネスモデル なぜ「地銀発デジタルバンク」の勢いが止まらない?驚きのビジネスモデル 2025/04/25 異業種からの金融業界への参入が続く中、銀行は新たな市場でのサービス提供を強化している。その中でも注目されるのが、ふくおかフィナンシャルグループのみんなの銀行である。2021年5月に開業したこの銀行は、スマホで完結する個人向けの銀行として、デジタルネイティブ層をターゲットにした斬新なビジネスモデルを展開している。みんなの銀行の戦略やシステム開発の詳細、そしてUI銀行と01Bankなどの事例を通じて、銀行業界のデジタル化の進展と未来を探る。
記事 証券 野村HD、リーマン・ブラザーズ以来「過去最大」の買収 野村HD、リーマン・ブラザーズ以来「過去最大」の買収 2025/04/23 1 野村ホールディングスは、オーストラリアの金融大手マッコーリー・グループと同社の米国および欧州の資産運用事業を18億ドル(約2,584億円)で買収することで合意したと発表した。この取引により、野村HDは世界での資産運用ビジネスを一段と加速する。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS なぜ、福岡銀・山口銀は好調?逆境でも…「法人ローン」を伸ばせる“賢い戦略” なぜ、福岡銀・山口銀は好調?逆境でも…「法人ローン」を伸ばせる“賢い戦略” 2025/04/21 26 半導体特需に沸く北海道や熊本などを中心に地銀の主力商品でもある「法人向けローン」が好調だ。もっとも、人口減少や少子高齢化が急速に進む中、地銀にとってこの先も地元の貸出需要が伸びていく保証はない。足元のトランプ関税政策の影響などにより、この先地元企業の業績が悪化する可能性もある。こうした中、地銀に選択肢は残されているのか。
記事 証券 メガバンク・地銀・証券が「ウェルスマネジメント」に熱を入れる理由、成功する条件とは メガバンク・地銀・証券が「ウェルスマネジメント」に熱を入れる理由、成功する条件とは 2025/04/15 13 近年、金融業界では、富裕層に向けた資産管理サービスである「ウェルスマネジメント」が注目を集めている。ウェルスマネジメントとは、個人が保有している金融資産に対して、資産運用アドバイスや相続税対策、事業継承支援など、資産全体を包括的にサポートするサービスだ。そんなウェルスマネジメントが今、金融機関の成長には欠かせないビジネスとなりつつある。今回はそんなウェルスマネジメントビジネスの動向について、大和総研金融調査部の主席研究員である内野逸勢氏に解説いただいた。
記事 証券 邪魔者扱いだった「物言う株主」歓迎の理由、ガラッと流れを変えた“2つの存在” 邪魔者扱いだった「物言う株主」歓迎の理由、ガラッと流れを変えた“2つの存在” 2025/04/10 10 会社のやり方に余計な口をはさむ邪魔者として、かつて煙たがられがちだったアクティビストなどの「物言う株主」たち。最近は世の中の論調が変わり、閉塞気味の日本経済を再生へと導く救世主のように歓迎するムードさえ漂っています。フジテレビ問題でいっそう注目を浴びたアクティビストをめぐる世論の風向きが変わった背景には、何があるのでしょうか?最近の動向を解説します。
記事 地銀 ちゅうぎんFGの「地域企業支援×DX」の全体像、大手コンサルから人材が集まる理由とは ちゅうぎんFGの「地域企業支援×DX」の全体像、大手コンサルから人材が集まる理由とは 2025/04/08 20 ちゅうぎんフィナンシャルグループ(以下、ちゅうぎんFG)は、「ちゅうぎんDX戦略」により、着実に成果を上げている金融持株会社である。その中核をなしている中国銀行も近年、業績好調だ。長期的な視野に立ち、内製化にこだわり、着実に実行することが、成功のポイントと言えるだろう。「ちゅうぎんDX戦略」の進捗状況と今後の展望について、イノベーション推進部の部長である白神賢治氏と担当部長の松永雅利氏に話をうかがった。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 生成AIは金融をどう変える? 米政策や規制、IT環境と「生き残るための考え方」 生成AIは金融をどう変える? 米政策や規制、IT環境と「生き残るための考え方」 2025/04/07 生成AIは、あらゆる業種・業界にインパクトを与えている。しかもその衝撃は、既存のビジネスモデルに変革を迫るほど大きい。それは金融業界も同様だ。こうした中、FinTech Journalでは、金融分野の専門家、CTOを初めとする経営層の方々を招き、生成AIが金融に及ぼす影響について議論する「エグゼクティブラウンドテーブル」を開催した。海外の最新動向から第二次トランプ政権での生成AI政策、生成AIとセキュリティなど、幅広いテーマについて、エグゼクティブが本気で語り合った。
記事 地銀 ちゅうぎんFGの「DX戦略」がスゴイ理由、簡単に真似できない「愚直な積み重ね」の全貌 ちゅうぎんFGの「DX戦略」がスゴイ理由、簡単に真似できない「愚直な積み重ね」の全貌 2025/04/04 26 ちゅうぎんフィナンシャルグループ(以下、ちゅうぎんFG)は、「豊かな未来を共創する」というビジョンのもと、DX戦略を積極的に展開する金融持株会社である。DX戦略のポイントや現状について、ちゅうぎんFGのイノベーション推進部部長である白神賢治氏と担当部長の松永雅利氏に話を聞いた。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 横浜銀・滋賀銀が販売好調?再びはじまった…地銀の「不動産投資ローン販売競争」解説 横浜銀・滋賀銀が販売好調?再びはじまった…地銀の「不動産投資ローン販売競争」解説 2025/03/26 25 ここ数年、地銀の扱う個人向け金融商品の領域においては「住宅ローン」が主力商品となっていた。しかし、この領域においても、地銀を抑え、ネット銀行やメガバンクなどが“低金利”を打ち出し大きくシェアを伸ばしてきた。このように住宅ローンの競争が厳しさを増す中、2018年のスルガ銀行の不正融資問題以降、停滞気味だった「不動産投資ローン」が、住宅ローンに代わる収益の柱として再び脚光を浴びている。今回は、地銀各行が展開する不動産投資ローンの販売戦略を見ていきたい。
記事 メガバンク・都銀 後を絶たない「金融機関の不祥事」、“性悪説”で考える内部犯罪の再発防止策とは? 後を絶たない「金融機関の不祥事」、“性悪説”で考える内部犯罪の再発防止策とは? 2025/03/13 12 顧客の信頼を何よりも重視する金融機関において、内部犯罪は致命的な打撃を与える。それにもかかわらず、貸金庫からの横領、不正融資、インサイダー取引など、行員による不正行為が後を絶たない。各社は再発防止策を講じているものの、果たして効果は上がっているのか。コンプライアンス強化だけでは防げない内部犯行の実態を概観し、具体的に有効な対策をとっていくために、内部犯罪の構造的な課題に迫り、金融機関が今後取るべき対応を探る。
記事 地銀 【地銀62行のDXランキング】部門1位は群馬銀行…総合1位「最強の地銀」はどこか? 【地銀62行のDXランキング】部門1位は群馬銀行…総合1位「最強の地銀」はどこか? 2025/03/11 15 ここ数年、地銀のデジタル投資は加速している。特に、口座開設などを含め、顧客獲得につながる重要な領域として、地銀の運営する「Webサイト」が挙げられる。そうした中、2024年にメンバーズの企業のデジタル広告内製化支援を展開する専門組織「メンバーズフォーアドカンパニー」は地銀62行を対象に、「運営するサイトのSEO評価の高さ」や「オンライン相談窓口の整備状況」「専用アプリの使いやすさ」など、複数の項目から調査を実施し、その結果をランキング形式で発表した(「地銀62行DX推進状況レポート2024」)。本記事では、ランキングの結果を踏まえつつ、地銀のデジタル投資の実態をひも解きたい。話をお聞きしたのは、メンバーズ フォーアドカンパニーのカンパニー社長の田中秀和氏だ。
記事 地銀 【地銀のDX調査】北國銀行・広島銀行を抑えて「部門1位」になった…意外なあの地銀 【地銀のDX調査】北國銀行・広島銀行を抑えて「部門1位」になった…意外なあの地銀 2025/03/06 18 近年、地銀のDXが急速に進んでいる。そうした中、メンバーズの企業のデジタル広告内製化支援を展開する専門組織「メンバーズフォーアドカンパニー」が、2024年に実施した『地銀62行DX推進状況レポート2024』からは、地銀のデジタル化の現状が浮き彫りになった。本記事では、同調査レポートの内容を紹介しつつ、先行している地銀と、出遅れる地銀の差について解説したい。話をお聞きしたのは、メンバーズ フォーアドカンパニーのカンパニー社長の田中秀和氏だ。
記事 地銀 集客力が大改善? 京都銀・南都銀がはじめた「リアル店舗の新・活用術」が凄いワケ 集客力が大改善? 京都銀・南都銀がはじめた「リアル店舗の新・活用術」が凄いワケ 2025/03/03 29 これまで、メガバンクや地方銀行は、採算性が低く、コストの負担となっていた有人のリアル店舗の削減を進めてきた。しかし、最近の日銀の利上げなどにより経営環境は一変、銀行各社の「店舗戦略」も変化してきている。なぜ、このタイミングで「有人のリアル店舗」に力を入れ始めているのか。今回は、独自の有人店舗作りで、強敵・ネット銀行に対抗する地銀各社の取り組みを解説する。
記事 地銀 静岡銀・西日本シティ銀は成功者?地銀の「資産運用ビジネス」から見える勝ち組の条件 静岡銀・西日本シティ銀は成功者?地銀の「資産運用ビジネス」から見える勝ち組の条件 2025/02/04 29 最近の物価高に加えて、公的年金の事実上の崩壊などもあり、現在、老若男女問わず、個人の資産運用への関心が急速に高まっている。こうした状況は、投資信託など金融商品の販売による非金利収入増加が見込めることから、地方銀行にとっても大きなビジネスチャンスと言える。ネット銀行・証券など競合ひしめくこの市場で、地銀はこの好機を掴むことができるのか。本記事では、現在、地銀各社がどのような「資産運用ビジネス」を展開しているのかを紹介しつつ、地銀の資産運用ビジネスの勝ち筋を解説する。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 欧州や米国で実装間近「組込型金融×デジタル資産」、日本の遅れの原因はAIか? 欧州や米国で実装間近「組込型金融×デジタル資産」、日本の遅れの原因はAIか? 2025/01/23 28 現在、国内外でステーブルコインとデジタル資産規制が注目されており、欧州ではMiCAやFiDAといった規制が整備され、2026年にPSD3が施行予定であり、米国でもステーブルコイン法案の整備やCBDC議論が進み、2025年以降の動向が注目される。日本も2023年の改正資金決済法により、ステーブルコイン発行が可能となっているが、技術基盤で有用なAIやBaaSの活用など「組込型金融×デジタル資産」という切り口で日本の遅れがみられる。こうした課題解決の手段としてのAIなどについて日本金融通信社 特別顧問 小俣 修一氏が解説する。
記事 生命保険 「2025年は急変」生保×保険テック10大予測、組込型保険や生成AIをどうみるか? 「2025年は急変」生保×保険テック10大予測、組込型保険や生成AIをどうみるか? 2025/01/21 35 2024年の「生命保険×インシュアテック」もさまざまな動きが起こり2025年も引き続き盛り上がりを見せそうだ。本稿ではベスト10を挙げる形式で、「組込型保険」「非保険領域(法人領域/個人領域)」「データ活用による新たな商品開発」「企業内代理店」「金融サービス仲介業」「生成AI」「ノーコード/ローコードツール」「オープンAPI」「データマネジメント」について解説する。
記事 地銀 山口FGが挑む「融資抜本改革」、クラウドで事務作業を4~9割削減できたワケ 山口FGが挑む「融資抜本改革」、クラウドで事務作業を4~9割削減できたワケ 2025/01/20 8 山口銀行やもみじ銀行、北九州銀行を傘下におさめる山口フィナンシャルグループ(山口FG)では2024年12月にシステム刷新してローン分野などの効率化を目指し、人材育成にも取り組んでいます。同社では現在、「融資抜本改革」としてさまざまな工程が複雑に絡み合う銀行業務のプラットフォーム化に挑んでいます。「融資抜本改革」におけるシステム効率化とはどのように進めて行くべきなのか? 関係部署の調整という難関を乗り越えた方法など同社のDXによる地域金融機関の変革の可能性を探ります。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 組込型金融で銀行が儲けるには? 「みんな」「GMOあおぞらネット」の場合 組込型金融で銀行が儲けるには? 「みんな」「GMOあおぞらネット」の場合 2025/01/10 22 ますます広がりを見せる「BaaS(Banking as a Service)」基盤を活用した組込型金融(Embedded Finance)サービス事業。国内でも伝統的な金融機関やチャレンジャーバンクでの取り組みが活発だが、事業成長を妨げる課題も浮き彫りとなっている。海外企業の動向や比較などを踏まえてみんなの銀行やGMOあおぞらネット銀行を例に課題解決のヒントについて日本金融通信社 特別顧問 小俣 修一氏が解説する。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 2025年の金融変革「7大予測」とは? NTTデータ イノベーション担当の場合 2025年の金融変革「7大予測」とは? NTTデータ イノベーション担当の場合 2025/01/08 19 2025年の金融領域では多くの変革が期待される。本稿では多くの金融機関のシステムを担うNTTデータでイノベーション領域を担当する筆者が、頭の中にあるキーワードを令和7年にちなんで7つ書き出した。「サプライチェーンファイナンス」「企業価値担保権」「量子コンピューターと耐量子計算機暗号」「AIの進化」「BaaS」「セキュリティトークンとステーブルコイン」「銀行の新規領域進出への可能性」について解説する。
記事 生命保険 明治安田生命の中計が大転換、「生命保険会社の役割を超える」ワケ 明治安田生命の中計が大転換、「生命保険会社の役割を超える」ワケ 2024/12/19 21 明治安田生命の2024~2026年の中期経営計画では「生命保険会社の役割を超える」を掲げ、保障やアフターフォローを基軸としつつ、「ヘルスケア・QOLの向上」と「地域活性化」の2大プロジェクトに注力する方針を示している。明治安田生命から「明治安田」へのブランド通称変更も含め、生命保険の枠を超えた事業展開を目指すというが、具体的にはどんな戦略を立てているのか?矢野経済研究所 ICT・金融ユニット 主任研究員 山口 泰裕氏が同社の 中期経営計画を読み解く。
記事 地銀 「NTTドコモ銀行」誕生か?異業種ネット銀行の進出に…地銀は対抗できるのか? 「NTTドコモ銀行」誕生か?異業種ネット銀行の進出に…地銀は対抗できるのか? 2024/12/10 38 近年、金融業への異業種の参入が加速している。その背景には、デジタル化を踏まえ、金融サービスを通じて顧客を囲い込みたい各企業の思惑がある。こうした動きに対して、地銀はどのように対抗していけば良いのだろうか。『銀行ゼロ時代』『地銀消失』などの著者でもあり、金融アナリストである、マリブジャパン代表の高橋克英氏が「地銀が強化すべき具体的な施策」について解説する。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 米国で組込型金融がとんでもないことに、BaaS企業「シナプス倒産」から何を学ぶか? 米国で組込型金融がとんでもないことに、BaaS企業「シナプス倒産」から何を学ぶか? 2024/12/06 28 この2024年は日本でもBaaS(Banking as a Service)の報道が相次いだが、海外では2010年代からBaaSビジネスが推進されており、欧州ではPSD2、英国ではオープンバンキングなどの潮流から市場が形成されていった。2023年には欧州でPSD3案が公表され、オープンファイナンスの時代が到来しているが、日本の金融機関はこれらの現状をどのように解釈すべきなのか。 BaaS企業「シナプス倒産」などとともに日本金融通信社 特別顧問 小俣 修一氏が解説する。
記事 地銀 金利上昇や地銀再編でも「地銀の経営」がなかなか好転しない“ある事情”とは 金利上昇や地銀再編でも「地銀の経営」がなかなか好転しない“ある事情”とは 2024/12/05 38 日銀が超低金利政策を変更し、「金利のある世界」へと移行しつつある中、多くの地方銀行(地銀)の業績と株価が好調に推移していると報道されている。はたして地銀の経営は、本当に改善に向かっているのだろうか。また、ネット銀行の台頭や、異業種からの銀行業への参入が増える中で、地銀はこうした競合企業に打ち勝つことができるのだろうか。地銀の現状について、『銀行ゼロ時代』『地銀消失』などの著者でもあり、金融アナリストである、マリブジャパン代表の高橋克英氏が解説する。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 3メガ・地銀97行にみる組込型金融が盛り上がる理由、BaaS時代が開幕したワケ 3メガ・地銀97行にみる組込型金融が盛り上がる理由、BaaS時代が開幕したワケ 2024/11/28 37 2024年現在、国内外の金融機関がBaaS(Banking as a Service)事業を拡大している。国内では紀陽銀行や北國銀行など、多くの金融機関がデジタルトランスフォーメーションを進め、BaaS事業に取り組んでいる。3メガバンクなどの取り組みの報道が増える中、今後BaaSはどのように進展していくのだろうか。時代背景や技術の進化などの変遷と事業国内外の動向を踏まえて、2024年現在におけるBaaSの潮流を、日本金融通信社 特別顧問 小俣 修一氏が解説する。