記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 生成AIは金融をどう変える? 米政策や規制、IT環境と「生き残るための考え方」 生成AIは金融をどう変える? 米政策や規制、IT環境と「生き残るための考え方」 2025/04/07 生成AIは、あらゆる業種・業界にインパクトを与えている。しかもその衝撃は、既存のビジネスモデルに変革を迫るほど大きい。それは金融業界も同様だ。こうした中、FinTech Journalでは、金融分野の専門家、CTOを初めとする経営層の方々を招き、生成AIが金融に及ぼす影響について議論する「エグゼクティブラウンドテーブル」を開催した。海外の最新動向から第二次トランプ政権での生成AI政策、生成AIとセキュリティなど、幅広いテーマについて、エグゼクティブが本気で語り合った。
記事 地銀 ちゅうぎんFGの「DX戦略」がスゴイ理由、簡単に真似できない「愚直な積み重ね」の全貌 ちゅうぎんFGの「DX戦略」がスゴイ理由、簡単に真似できない「愚直な積み重ね」の全貌 2025/04/04 26 ちゅうぎんフィナンシャルグループ(以下、ちゅうぎんFG)は、「豊かな未来を共創する」というビジョンのもと、DX戦略を積極的に展開する金融持株会社である。DX戦略のポイントや現状について、ちゅうぎんFGのイノベーション推進部部長である白神賢治氏と担当部長の松永雅利氏に話を聞いた。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 横浜銀・滋賀銀が販売好調?再びはじまった…地銀の「不動産投資ローン販売競争」解説 横浜銀・滋賀銀が販売好調?再びはじまった…地銀の「不動産投資ローン販売競争」解説 2025/03/26 25 ここ数年、地銀の扱う個人向け金融商品の領域においては「住宅ローン」が主力商品となっていた。しかし、この領域においても、地銀を抑え、ネット銀行やメガバンクなどが“低金利”を打ち出し大きくシェアを伸ばしてきた。このように住宅ローンの競争が厳しさを増す中、2018年のスルガ銀行の不正融資問題以降、停滞気味だった「不動産投資ローン」が、住宅ローンに代わる収益の柱として再び脚光を浴びている。今回は、地銀各行が展開する不動産投資ローンの販売戦略を見ていきたい。
記事 メガバンク・都銀 後を絶たない「金融機関の不祥事」、“性悪説”で考える内部犯罪の再発防止策とは? 後を絶たない「金融機関の不祥事」、“性悪説”で考える内部犯罪の再発防止策とは? 2025/03/13 12 顧客の信頼を何よりも重視する金融機関において、内部犯罪は致命的な打撃を与える。それにもかかわらず、貸金庫からの横領、不正融資、インサイダー取引など、行員による不正行為が後を絶たない。各社は再発防止策を講じているものの、果たして効果は上がっているのか。コンプライアンス強化だけでは防げない内部犯行の実態を概観し、具体的に有効な対策をとっていくために、内部犯罪の構造的な課題に迫り、金融機関が今後取るべき対応を探る。
記事 地銀 【地銀62行のDXランキング】部門1位は群馬銀行…総合1位「最強の地銀」はどこか? 【地銀62行のDXランキング】部門1位は群馬銀行…総合1位「最強の地銀」はどこか? 2025/03/11 15 ここ数年、地銀のデジタル投資は加速している。特に、口座開設などを含め、顧客獲得につながる重要な領域として、地銀の運営する「Webサイト」が挙げられる。そうした中、2024年にメンバーズの企業のデジタル広告内製化支援を展開する専門組織「メンバーズフォーアドカンパニー」は地銀62行を対象に、「運営するサイトのSEO評価の高さ」や「オンライン相談窓口の整備状況」「専用アプリの使いやすさ」など、複数の項目から調査を実施し、その結果をランキング形式で発表した(「地銀62行DX推進状況レポート2024」)。本記事では、ランキングの結果を踏まえつつ、地銀のデジタル投資の実態をひも解きたい。話をお聞きしたのは、メンバーズ フォーアドカンパニーのカンパニー社長の田中秀和氏だ。
記事 地銀 【地銀のDX調査】北國銀行・広島銀行を抑えて「部門1位」になった…意外なあの地銀 【地銀のDX調査】北國銀行・広島銀行を抑えて「部門1位」になった…意外なあの地銀 2025/03/06 18 近年、地銀のDXが急速に進んでいる。そうした中、メンバーズの企業のデジタル広告内製化支援を展開する専門組織「メンバーズフォーアドカンパニー」が、2024年に実施した『地銀62行DX推進状況レポート2024』からは、地銀のデジタル化の現状が浮き彫りになった。本記事では、同調査レポートの内容を紹介しつつ、先行している地銀と、出遅れる地銀の差について解説したい。話をお聞きしたのは、メンバーズ フォーアドカンパニーのカンパニー社長の田中秀和氏だ。
記事 地銀 集客力が大改善? 京都銀・南都銀がはじめた「リアル店舗の新・活用術」が凄いワケ 集客力が大改善? 京都銀・南都銀がはじめた「リアル店舗の新・活用術」が凄いワケ 2025/03/03 29 これまで、メガバンクや地方銀行は、採算性が低く、コストの負担となっていた有人のリアル店舗の削減を進めてきた。しかし、最近の日銀の利上げなどにより経営環境は一変、銀行各社の「店舗戦略」も変化してきている。なぜ、このタイミングで「有人のリアル店舗」に力を入れ始めているのか。今回は、独自の有人店舗作りで、強敵・ネット銀行に対抗する地銀各社の取り組みを解説する。
記事 地銀 静岡銀・西日本シティ銀は成功者?地銀の「資産運用ビジネス」から見える勝ち組の条件 静岡銀・西日本シティ銀は成功者?地銀の「資産運用ビジネス」から見える勝ち組の条件 2025/02/04 29 最近の物価高に加えて、公的年金の事実上の崩壊などもあり、現在、老若男女問わず、個人の資産運用への関心が急速に高まっている。こうした状況は、投資信託など金融商品の販売による非金利収入増加が見込めることから、地方銀行にとっても大きなビジネスチャンスと言える。ネット銀行・証券など競合ひしめくこの市場で、地銀はこの好機を掴むことができるのか。本記事では、現在、地銀各社がどのような「資産運用ビジネス」を展開しているのかを紹介しつつ、地銀の資産運用ビジネスの勝ち筋を解説する。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 欧州や米国で実装間近「組込型金融×デジタル資産」、日本の遅れの原因はAIか? 欧州や米国で実装間近「組込型金融×デジタル資産」、日本の遅れの原因はAIか? 2025/01/23 28 現在、国内外でステーブルコインとデジタル資産規制が注目されており、欧州ではMiCAやFiDAといった規制が整備され、2026年にPSD3が施行予定であり、米国でもステーブルコイン法案の整備やCBDC議論が進み、2025年以降の動向が注目される。日本も2023年の改正資金決済法により、ステーブルコイン発行が可能となっているが、技術基盤で有用なAIやBaaSの活用など「組込型金融×デジタル資産」という切り口で日本の遅れがみられる。こうした課題解決の手段としてのAIなどについて日本金融通信社 特別顧問 小俣 修一氏が解説する。
記事 生命保険 「2025年は急変」生保×保険テック10大予測、組込型保険や生成AIをどうみるか? 「2025年は急変」生保×保険テック10大予測、組込型保険や生成AIをどうみるか? 2025/01/21 35 2024年の「生命保険×インシュアテック」もさまざまな動きが起こり2025年も引き続き盛り上がりを見せそうだ。本稿ではベスト10を挙げる形式で、「組込型保険」「非保険領域(法人領域/個人領域)」「データ活用による新たな商品開発」「企業内代理店」「金融サービス仲介業」「生成AI」「ノーコード/ローコードツール」「オープンAPI」「データマネジメント」について解説する。
記事 地銀 山口FGが挑む「融資抜本改革」、クラウドで事務作業を4~9割削減できたワケ 山口FGが挑む「融資抜本改革」、クラウドで事務作業を4~9割削減できたワケ 2025/01/20 8 山口銀行やもみじ銀行、北九州銀行を傘下におさめる山口フィナンシャルグループ(山口FG)では2024年12月にシステム刷新してローン分野などの効率化を目指し、人材育成にも取り組んでいます。同社では現在、「融資抜本改革」としてさまざまな工程が複雑に絡み合う銀行業務のプラットフォーム化に挑んでいます。「融資抜本改革」におけるシステム効率化とはどのように進めて行くべきなのか? 関係部署の調整という難関を乗り越えた方法など同社のDXによる地域金融機関の変革の可能性を探ります。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 組込型金融で銀行が儲けるには? 「みんな」「GMOあおぞらネット」の場合 組込型金融で銀行が儲けるには? 「みんな」「GMOあおぞらネット」の場合 2025/01/10 21 ますます広がりを見せる「BaaS(Banking as a Service)」基盤を活用した組込型金融(Embedded Finance)サービス事業。国内でも伝統的な金融機関やチャレンジャーバンクでの取り組みが活発だが、事業成長を妨げる課題も浮き彫りとなっている。海外企業の動向や比較などを踏まえてみんなの銀行やGMOあおぞらネット銀行を例に課題解決のヒントについて日本金融通信社 特別顧問 小俣 修一氏が解説する。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 2025年の金融変革「7大予測」とは? NTTデータ イノベーション担当の場合 2025年の金融変革「7大予測」とは? NTTデータ イノベーション担当の場合 2025/01/08 19 2025年の金融領域では多くの変革が期待される。本稿では多くの金融機関のシステムを担うNTTデータでイノベーション領域を担当する筆者が、頭の中にあるキーワードを令和7年にちなんで7つ書き出した。「サプライチェーンファイナンス」「企業価値担保権」「量子コンピューターと耐量子計算機暗号」「AIの進化」「BaaS」「セキュリティトークンとステーブルコイン」「銀行の新規領域進出への可能性」について解説する。
記事 生命保険 明治安田生命の中計が大転換、「生命保険会社の役割を超える」ワケ 明治安田生命の中計が大転換、「生命保険会社の役割を超える」ワケ 2024/12/19 21 明治安田生命の2024~2026年の中期経営計画では「生命保険会社の役割を超える」を掲げ、保障やアフターフォローを基軸としつつ、「ヘルスケア・QOLの向上」と「地域活性化」の2大プロジェクトに注力する方針を示している。明治安田生命から「明治安田」へのブランド通称変更も含め、生命保険の枠を超えた事業展開を目指すというが、具体的にはどんな戦略を立てているのか?矢野経済研究所 ICT・金融ユニット 主任研究員 山口 泰裕氏が同社の 中期経営計画を読み解く。
記事 地銀 「NTTドコモ銀行」誕生か?異業種ネット銀行の進出に…地銀は対抗できるのか? 「NTTドコモ銀行」誕生か?異業種ネット銀行の進出に…地銀は対抗できるのか? 2024/12/10 37 近年、金融業への異業種の参入が加速している。その背景には、デジタル化を踏まえ、金融サービスを通じて顧客を囲い込みたい各企業の思惑がある。こうした動きに対して、地銀はどのように対抗していけば良いのだろうか。『銀行ゼロ時代』『地銀消失』などの著者でもあり、金融アナリストである、マリブジャパン代表の高橋克英氏が「地銀が強化すべき具体的な施策」について解説する。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 米国で組込型金融がとんでもないことに、BaaS企業「シナプス倒産」から何を学ぶか? 米国で組込型金融がとんでもないことに、BaaS企業「シナプス倒産」から何を学ぶか? 2024/12/06 28 この2024年は日本でもBaaS(Banking as a Service)の報道が相次いだが、海外では2010年代からBaaSビジネスが推進されており、欧州ではPSD2、英国ではオープンバンキングなどの潮流から市場が形成されていった。2023年には欧州でPSD3案が公表され、オープンファイナンスの時代が到来しているが、日本の金融機関はこれらの現状をどのように解釈すべきなのか。 BaaS企業「シナプス倒産」などとともに日本金融通信社 特別顧問 小俣 修一氏が解説する。
記事 地銀 金利上昇や地銀再編でも「地銀の経営」がなかなか好転しない“ある事情”とは 金利上昇や地銀再編でも「地銀の経営」がなかなか好転しない“ある事情”とは 2024/12/05 38 日銀が超低金利政策を変更し、「金利のある世界」へと移行しつつある中、多くの地方銀行(地銀)の業績と株価が好調に推移していると報道されている。はたして地銀の経営は、本当に改善に向かっているのだろうか。また、ネット銀行の台頭や、異業種からの銀行業への参入が増える中で、地銀はこうした競合企業に打ち勝つことができるのだろうか。地銀の現状について、『銀行ゼロ時代』『地銀消失』などの著者でもあり、金融アナリストである、マリブジャパン代表の高橋克英氏が解説する。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 3メガ・地銀97行にみる組込型金融が盛り上がる理由、BaaS時代が開幕したワケ 3メガ・地銀97行にみる組込型金融が盛り上がる理由、BaaS時代が開幕したワケ 2024/11/28 37 2024年現在、国内外の金融機関がBaaS(Banking as a Service)事業を拡大している。国内では紀陽銀行や北國銀行など、多くの金融機関がデジタルトランスフォーメーションを進め、BaaS事業に取り組んでいる。3メガバンクなどの取り組みの報道が増える中、今後BaaSはどのように進展していくのだろうか。時代背景や技術の進化などの変遷と事業国内外の動向を踏まえて、2024年現在におけるBaaSの潮流を、日本金融通信社 特別顧問 小俣 修一氏が解説する。
記事 生命保険 アフラック生命保険の「特殊部隊の社内改革」が超凄いワケ、結構な金額に…驚きの効果 アフラック生命保険の「特殊部隊の社内改革」が超凄いワケ、結構な金額に…驚きの効果 2024/11/15 既存システムに新機能を追加しながらツギハギだらけのシステムを現在まで使用し続けている企業は多い。たいてい、そうしたシステムの仕様に縛られ、「現代では非効率に感じる、過去の業務プロセス」がそのまま残り続けている企業ばかりだ。そうした中、既存の業務を抜本的に見直し、業務効率を成功させたのがアフラック生命保険だ。同社の緻密な改革の取り組みの全貌を解説する。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 【詳説】きらぼしFG「オープンイノベーション」、有力企業との連携が加速「提案ピッチ」とは? 【詳説】きらぼしFG「オープンイノベーション」、有力企業との連携が加速「提案ピッチ」とは? 2024/11/15 31 東京きらぼしフィナンシャルグループ(以後きらぼしグループ)はデジタルの取り組みに注力している金融グループの1つだ。金融機関のデジタル戦略に欠かせないのがオープンイノベーションなど外部連携だが、他の業種やスタートアップとは企業文化の違いもあり、成果を出すことが容易ではない。そこで本稿では同グループの「中期経営計画に沿った協業プラン」について提案するという形式で行われた「ピッチイベント」を紹介する。フィンテックのコミュニティのFINOLABと連携により、スタートアップ発掘を目的とするイベントとは一線を画したイベントの開催経緯や内容、背景にあるグループのデジタル戦略を解説する。
記事 生命保険 住友生命がこの1年半で激変、今後の保険ビジネスを占う「3つのポイント」とは? 住友生命がこの1年半で激変、今後の保険ビジネスを占う「3つのポイント」とは? 2024/10/30 35 これまでの連載では日本生命や第一生命の中期経営計画(中計)をみてきたが、今回は住友生命が2023年3月に発表した中計に注目する。同社ではウェルビーイング領域の拡大を全面に押し出した上で、2018年7月に発売した健康増進型保険「Vitality」を筆頭に中計を展開している点がポイントだ。ウェルビーイングを巡るエコシステムをどのように拡充していくのか? 矢野経済研究所 ICT・金融ユニット 主任研究員 山口 泰裕氏が最新の動向に触れながら解説する。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 「カーボンニュートラル×BaaS」はなぜスゴい? GMOあおぞら銀とUI銀が先陣を切れたワケ 「カーボンニュートラル×BaaS」はなぜスゴい? GMOあおぞら銀とUI銀が先陣を切れたワケ 2024/10/10 29 地球温暖化が実感される中、「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」目標が政府から発表されてから4年が経過した。金融業界でもすでに金融庁が複数の会議体を設けたり、金融行政方針での対応を促したりしている。これに呼応するように全国銀行協会から業界としての取組みが公表されるなど「カーボンニュートラル」は社会的な関心は高く、多くの金融機関で取り組みが進んでいる。本稿では、金融機関における基本的な取り組みを整理するとともに、BaaSによってカーボンニュートラルの推進を目指す新しい事例2件(GMOあおぞらネット銀行、UI銀行)を紹介する。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 【超詳細】なぜ紀陽銀行がDXの「勝ち組」に? 地域金融が抱える4つの課題と突破口 【超詳細】なぜ紀陽銀行がDXの「勝ち組」に? 地域金融が抱える4つの課題と突破口 2024/10/02 15 金融機関を「地域のDX指南役」にという期待論が広がる中、自行のDXすらままならないケースが多いのが現状です。そんな中、和歌山県に拠点を構える紀陽銀行子会社の紀陽情報システムは、一般企業や自治体など幅広い分野でのシステム開発に加え、DXのコンサルティングを提供することにより、売り上げを伸ばしています。同行はどのような戦略でDXに臨んでいるのか? DX戦略部 シニアアドバイザー兼 紀陽情報システム代表取締役副社長・大西徹氏が地方金融共通の課題とその解決策を語りました。
記事 メガバンク・都銀 現金離れで銀行店舗「ひそかに」激変? 三井住友らが進める「銀行カフェ」とその狙い 現金離れで銀行店舗「ひそかに」激変? 三井住友らが進める「銀行カフェ」とその狙い 2024/09/30 9 オンライン決済による現金離れや、オンラインバンクの普及が進んだ現代、銀行の支店閉鎖が相次いでいる。こうした中、三井住友銀行や高知銀行などの各行は、カフェやコワーキングスペースを併設させた支店に再生させる試みが進められている。これらの取り組みは実は米国が発祥地とされているが、米金融大手のJPモルガンチェースでは、2024年4月にお披露目した新支店で少し異なるアプローチも採用した。日米で見られるこれらの動きには、どんな狙いがあるのか。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS JR東日本とJR西日本が使いこなす「金融機能」、BaaSとデジタル証券を占う事例とは? JR東日本とJR西日本が使いこなす「金融機能」、BaaSとデジタル証券を占う事例とは? 2024/09/02 3 ここ2~3年、BaaS(Banking as a Service)の利用例の報道が増えてきたように、事業会社がサービスに金融機能を組み込んで利用する流れが加速している。前回紹介したJREバンクだけでなく、デジタル証券を使ったJR西日本や丸井グループなどでもこうした動きがみられる。企業が「金融機能を戦略的に活用すること」でどのようなメリットが生まれるのか? 本稿で最新の活用例を解説する。
記事 地銀 なぜ千葉銀行は「手数料25%増収」に成功した?アプリの驚きの効果とは なぜ千葉銀行は「手数料25%増収」に成功した?アプリの驚きの効果とは 2024/08/27 なぜ千葉銀行は「手数料25%増収」に成功した?アプリの驚きの効果とは 大手地方銀行の千葉銀行は、アプリ、メタバース、デジタル広告、データ予測によるマーケティングなど、さまざまなデジタルを活用した「顧客体験の変革」の取り組みを行っている。結果、アプリ利用者が100万人を突破し、振込件数の増加による手数料の増収、年間40万時間以上の業務削減などの成果が得られたという。そのような同行のDXにまつわる取り組みと得られた成果について、同行の執行役員でデジタル戦略部長を務める柴田 秀樹氏が解説する。
記事 損害保険 組込型保険の「データ連携」をどう実現する? 考慮したい「項目6つ」「選択肢3つ」 組込型保険の「データ連携」をどう実現する? 考慮したい「項目6つ」「選択肢3つ」 2024/08/20 組込型保険において、複数のステークホルダー間でスムーズに情報を共有するためには「データ連携」が不可欠です。従来の保険システムとは異なり、組込型保険ではさまざまなステークホルダーがそれぞれ異なるシステムを持つため、データの連携手法が重要になります。本稿では組込型保険でのデータ連携を設計する際に考慮したい「6つの項目」と 「3つの選択肢」を解説します。
記事 地銀 「デジタルバンクまとめ」国内24行の“特色”とは? 課題や展望を解説 「デジタルバンクまとめ」国内24行の“特色”とは? 課題や展望を解説 2024/07/25 6 2021年の「みんなの銀行」の開業以来、デジタルバンクの取り組みが相次いで発表されている。一方、2024年5月に「みんなの銀行」の親会社であるふくおかフィナンシャルグループ(FFG)の投資家向け説明会で撤退の可能性についてのコメントがあるなど華々しいデビューとは裏腹に今後の展開に課題も見え始めている。本稿ではデジタルバンクの現状を整理しながら課題や今後の展望について解説する。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 急成長PayPay銀行がパンク寸前?膨れ上がる「事務作業」をスリム化した“驚異の改革” 急成長PayPay銀行がパンク寸前?膨れ上がる「事務作業」をスリム化した“驚異の改革” 2024/07/01 直近の5年間で経常利益は約4倍と、右肩上がりの成長を遂げるPayPay銀行だが、急速な成長と業容拡大に伴い、「事務作業の負担増加」という課題に直面していた。成長企業だからこそ直面するこの課題に対し、PayPay銀行はどう立ち向かったのだろうか。PayPay銀行で業務統括部長を務める金坂竜八氏が解説する。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS もはや本流の「組込型金融」、地銀が新たなサービスを生み出す戦略とは? もはや本流の「組込型金融」、地銀が新たなサービスを生み出す戦略とは? 2024/07/01 非金融機関が自社サービスに金融サービスを組み込む組込型金融(エンベデッドファイナンス)の動きが加速している。それに合わせて、金融機能をAPI経由で提供し、組込型金融を担うBaaS(Banking as a Service)のプラットフォームもサービスが増えてきた。一方、こうした動きに乗るのは簡単ではない。それは地方銀行(地銀)も同様だ。置かれた状況も抱える課題も異なる地銀がBaaSを通じて新たなサービスを生み出すためには、何が必要なのだろうか。