- 2012/05/10 掲載
日本IBM、ビッグデータの社内横断組織「チーム・ビッグデータ」を設立
「ネクスト・ベスト・アクション」では、企業内の顧客情報やコールセンターのコンタクト履歴に加え、スマートフォンやソーシャル・メディアへの書き込み、オンライン・ストアでの購買履歴といった、時々刻々と入ってくる消費者の行動データを統合して瞬時に分析し、「この顧客はこのクーポンを提示すれば購買につながる」など、どういったアクションを取れば最も購買につながりやすいかを、数秒以内で顧客接点にフィードバックする。
また、経営管理ダッシュボード「CFOパフォーマンス・インサイト」では、ビジネス状況や市場の特性を踏まえ、最適な業績管理指標をIBMのソフトウェア群に設定することで、社内のさまざまなデータをもとにした高度な分析を行うことができる。売上拡大や経営課題解決のための最適な指標や切り口を設定すると、経営情報を可視化し問題箇所を予測するだけでなく、その原因までも即座に特定して提示したり、通常は気づかない指標間の相関を発見することができるという。
ソリューションの強化に合わせて、IBMではビッグデータに関する各種領域の専門家を、「データプラットフォームチーム」、「予測型アナリティクスチーム」、「業種別担当チーム」からなる社内横断組織「チーム・ビッグデータ」として設立し、ビッグデータ活用を支援する体制を強化した。
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