• 2013/10/10 掲載

ヤマハ発動機、基幹システムをクラウドに移行 生産・調達や製品開発・人事・財務など

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NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は9日、ヤマハ発動機のグローバル戦略パートナーとして、ヤマハ発動機が現在日本に所有している生産管理などの基幹システムの基盤を、2014年1月からクラウドサービスによって提供すると発表した。ヤマハ発動機は、日本で所有している全システムを2018年までにクラウドに移行するとともに、世界各地域で運用するICTシステムについても並行してクラウド化を推進する。
 ヤマハ発動機は、世界30の国と地域に140社のグループ会社を持ち、二輪車などを製造・販売している企業。現在では海外売上高は約90%に達している。一方、現在のICT環境は生産・販売のために各国ごとに設計・運用されており、セキュリティレベルや可用性のばらつきと、グローバルでのICTコストの固定費化につながっている現状があったという。

 また、グループでサーバ台数700台規模で構成される、生産・調達管理システム、製品開発システムや人事・財務のコーポレート系などの基幹システム群を、現在東海地方においてオンプレミス環境で自社運用中だが、地震などへの対策強化が必要となっていた。

 そこでこれを、NTT Comの「Biz ホスティング Enterprise Cloud」のクラウド基盤へ移行することで、リスク対策に必要なコストを抑えるともに、事業継続性を向上させるという。国際ネットワークサービスには「Arcstar Universal One」を活用した。

photo
ヤマハ発動機のシステム構成イメージ

 本移行により、同社では、サーバ機器やネットワークの維持費、システム監視費などを利用量に応じた変動費とすることで、移行対象のICTシステムに関連するコストの削減を図ったという。

 今後、ヤマハ発動機の世界各地域(アジア、欧州、北米、南米など)に所有しているシステムについても、グローバルに展開する「Bizホスティング Enterprise Cloud」上の仮想サーバ環境へ移行していく考え。

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