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  • 2014/04/02 掲載

デマやスパムをどう防ぐ?TwitterやFacebookの連携解除方法と注意すべきポイント

連載:ソーシャルメディアの企業活用リスクマネジメント

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東日本大震災の時、家族や関係先に連絡を取ろうと頼りにした携帯電話の通話機能は麻痺し、代わりに活用されたのはTwitterやFacebookなどのSNSだった。それにより、SNSは災害時にも役立つ有益なツールであることが証明されたが、一方で意図的なデマや誤った情報の拡散につながった例もあった。あれから3年、災害時だけでなく、平時であってもスパムアプリなどが横行し、ユーザーがそれに気付かないまま被害が広がってしまうケースも増えてきた。どのような点に注意すれば、適切に利用することができるのか?そのポイントを解説する。

akinice design 平野逸平

akinice design 平野逸平

akinice design 代表取締役
ソーシャルメディアコンサルタント/ソーシャルメディアのリスク対策からマーケティングの活用方法の提案。1981年生まれ。大阪府大阪市出身。愛知工業大学卒業後、通信会社にて約8年間、法人向けのソリューション営業を行い、2011年にソーシャルメディアコンサルタントとして独立。 facebook、Twitter、ブログなど、誰もが自分で情報発信をできる『ソーシャルメディア時代』。企業のソーシャルメディア戦略サポートで基本方針やガイドラインの策定、教育研修、炎上対策、運営などをトータル的にサポートする。
ホームページ: http://www.akinice.com

震災の中で発生したデマツイート

 東日本大震災の時、家族、知人の安否確認や情報の収集ツールとして活躍したSNSは、今や人々に欠かすことができないコミュニケーションツールとなっている。

 しかし震災当時、多くの情報が錯綜する中、すべての情報が正確とは到底言えるものではなかった。震災翌日の3月12日、コスモ石油は公式ウェブサイトで「千葉製油所関連のメールにご注意ください」というタイトルのお知らせを掲載した。

photo
東日本大震災の時に発生したコスモ石油のデマに対するお知らせ

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 コスモ石油がなぜこのようなお知らせを発表するに至ったのか。実は震災の影響で千葉県にあるコスモ石油の工場のタンクが爆発事故を起こしたことが始まりだった。

 コスモ石油の千葉工場の爆発に伴って有毒物質の雨が降るという内容の情報がメールやツイッターなどで広がったのだ。しかし、この爆発を起こしたタンクはLPガスが貯蔵されているタンクであり、燃焼によって発生する大気は人体に大きな影響を及ぼすものではなかった。こうした風評に対しての対応が前出のお知らせを発表するまでに至ったのである。

 このコスモ石油の発表は、改めてSNSを通じて人々に伝わっていったが、万が一、コスモ石油が何の情報も公開せず、風評がさらに広がり続けていた場合、人々が益々混乱する事態に陥っていたかもしれない。

 また、震災時には、コスモ石油の件以外にも、次のようなデマツイートが出回った。

 それは、地震の揺れによりサーバーラックが倒れ、その下敷きになったという人が救助を待つ様子を伝えるツイートだった。

 このツイートはすぐにリツイートされ、瞬く間に多くの人に広がっていったが、ツイートに含まれていた住所は実在せず、それに気付いた人からデマである可能性が高いことが報告された。

 後に、このデマツイートの出所となった本人と思われるユーザーが、別のアカウントで謝罪したが、単に悪ふざけでは済まされないと他のユーザーが憤りを感じたのは想像に難くない。

SNSで連鎖するスパム

 SNSでは上記のケース以外にも、アプリを踏み台にしたスパムが出回ることもある。これらの手口は今に始まったことではないが、最近でも「ドラえもんの放送の打ち切りが決定した」といったような見出しでリンクが投稿されるスパムが出回った。見出しは、他にも人気アニメを題材にしたものや、芸能人同士の結婚、スキャンダルといったものなどいくつものパターンがある。

 これらの出回っている情報に含まれているリンクをクリックすると、アプリの認証画面にたどり着く。そこでアプリとの認証や連携といった案内が出てくるが、SNSアカウントを不用意に許可してしまうと自動的に自分のアカウントから同じ投稿をしてしまう。これにより、知り合いへ誤った情報がリツイートやシェアされて、それをクリックしてさらに被害が拡大してしまう。

 アプリによっては、その後も定期的に同様の投稿を繰り返したり、プロフィールやつながりのあるユーザーのデータまでアプリの提供業者に渡してしまう場合がある。一度被害に遭うと情報は抜き取られてしまうが、アプリの連携自体を解除しなければさらに被害は拡大する恐れがある。

【次ページ】TwitterやFacebookの連携解除の方法と注意するべきポイント

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