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  • 2014/06/26

Googleマイビジネスとは何か?LINE@対抗の実店舗向けO2Oサービス活用術

連載:ソーシャルメディアの企業活用リスクマネジメント

前回、5月にリニューアルされた「LINE@」について従来プランとの違いや活用方法を解説した。そんな中、グーグルも後を追うように、今まで提供してきた実店舗向けのサービスである「Googleプレイス」をリニューアルし、集客に使える新しい機能を盛り込んだ新サービスの提供を開始した。今回は、O2O(ネットから実店舗への集客)に取り組む企業が知っておくべき「Googleマイビジネス」の活用方法について解説する。

akinice design 平野逸平

akinice design 平野逸平

akinice design 代表取締役
ソーシャルメディアコンサルタント/ソーシャルメディアのリスク対策からマーケティングの活用方法の提案。1981年生まれ。大阪府大阪市出身。愛知工業大学卒業後、通信会社にて約8年間、法人向けのソリューション営業を行い、2011年にソーシャルメディアコンサルタントとして独立。 facebook、Twitter、ブログなど、誰もが自分で情報発信をできる『ソーシャルメディア時代』。企業のソーシャルメディア戦略サポートで基本方針やガイドラインの策定、教育研修、炎上対策、運営などをトータル的にサポートする。
ホームページ: http://www.akinice.com

※「Googleマイビジネス」は実店舗運営企業に限ったものではない。自社の場所を知ってもらったり、自社の存在そのものを知らしめることはあらゆる企業にとって有益なことだからだ。ただし、「Googleマイビジネス」は特に店舗を持つ企業に有益なサービスであるため、本稿では実店舗運営企業向けを前提に書き進めることにしたい。

新サービス「Googleマイビジネス」とは

連載一覧
 検索サービスの最大手、グーグルが実店舗を運営する企業向けに新しい集客サービスを開始した。その名は「Googleマイビジネス」。同サービスは、以前より提供されてきた店舗情報サービス「Googleプレイス」をベースに、SNSサービスである「Google+ページ」との連携を強化したもので、利用料金は無料だ。

 「Googleマイビジネス」に登録すると、お店のさまざまな情報を一元管理できるようになる。お店のビジネス情報の編集、Google+ページの管理、アクセス状況の解析、クチコミの情報を読んだり返信する機能、さらにハングアウト(ビデオ会議)の利用が1か所から行えるようになった。ちなみに既に「Googleプレイス」を利用している企業は「Googleマイビジネス」に自動的に移行する。

 公式ブログの発表によると、大まかな機能は以下の通り。

Google 検索、マップ、Google+ に表示されるビジネスの情報を一元管理でき、更新もすべて 1 か所で行えます。
美しい写真や店内のバーチャル ツアーを掲載することで、お客様にお店の雰囲気を味わってもらえます。
Google+ ページから最新のニュースやイベント情報を共有し、ファンやお客様と直接つながれます。
オンライン上のクチコミをチェックでき、また、Google ユーザーからのクチコミには返信もできます。
お店のサイトの統計情報や AdWords Express が統合され、お客様がお店をどうやってみつけたか、どう反応したか(ルート検索やクリック回数など)がわかります。
Google マイ ビジネスの Android アプリや iOS アプリ(近日公開)で、いつでも気軽にお店情報の管理ができます。

 それぞれの機能と活用方法の詳細については後に解説するが、あらかじめ理解しておかなければならないことがある。それは「Googleマイビジネス」は従来の検索エンジンからの流入がメインであり、前回解説した「LINE@」のようにユーザーに対してお店側からお知らせやクーポンを直接送れるようなサービスではないということだ。

 つまり、「LINE@」がプッシュ型のツールであるのに対して、「Googleマイビジネス」はプル型のツールであると言える。

登録できるビジネス情報

 実際に「Googleマイビジネス」で登録できる情報は、ビジネス名(お店の名称)、住所、マップ、電話番号、ウェブサイト、カテゴリ、営業時間、写真、紹介文など。検索エンジンから訪れるユーザーの流入を上げるためには、まず検索エンジンに正しい情報を認識してもらう必要がある。既に「Googleプレイス」を利用していたお店も、これらのビジネス情報が適切に登録されているか見直そう。

画像
登録した情報は検索結果として赤枠部分などに表示される

 また、スマホユーザーの集客に効果的なのが「マップ」の活用である。スマートフォンが普及し、スマホから周辺にある飲食店などの情報を検索するユーザーは、飛躍的に増加している。つまり、スマホからの検索によってそのままユーザーをお店まで誘導してくれる可能性もある。

 これらの機能は「Googleプレイス」でも可能であったが、今回の他の機能との連動によってさらに活用が進むだろう。

 他にもおすすめしたいのが、「Googleマップインドアビュー」の活用だ。こちらは撮影に別途費用(都度見積り)がかかるが、店内の写真を360度撮影し、バーチャルイメージを再現(バーチャル ツアー)することができる。

 これによって、ユーザーに店内のイメージをあらかじめ伝えることができるため、魅力的なお店であればより高い集客効果を得られるだろう。また、お店の外観写真やストリートビューとも連携できるため、迷うことなくお店まで誘導が可能になる。これらはユーザーにとっても大きなメリットとなる。

【次ページ】「Google+」ページの運用方法は?

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