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  • 2014/09/18

グーグルが推進する日本女性の意識転換 “ワークハードからスマートな働き方へ”

睡眠時間を削るほど働きながら、十分に報われてはいない日本のワーキングウーマン。この状況を打開するにはワークハードからスマートな働き方への意識転換が必要で、そのカギはIT活用にあるという。7月30・31日開催の「Google Atmosphere Tokyo 2014」に、グーグル株式会社 執行役員 CMO アジア太平洋地域 Google ブランドディレクター 岩村水樹氏が登壇、“テクノロジーが女性のためにできること”をテーマに講演した。

フリーランスライター 吉田育代

フリーランスライター 吉田育代

企業情報システムや学生プログラミングコンテストなど、主にIT分野で活動を行っているライター。著書に「日本オラクル伝」(ソフトバンクパブリッシング)、「バックヤードの戦士たち―ソニーe調達プロジェクト激動の一一〇〇日 」(ソフトバンクパブリッシング)、「まるごと図解 最新ASPがわかる」(技術評論社)、「データベース 新たな選択肢―リレーショナルがすべてじゃない」(共著、英治出版)がある。全国高等専門学校プログラミングコンテスト審査員。趣味は語学。英語と韓国語に加えて、今はカンボジア語を学習中。

日本の働く女性は世界一、睡眠時間が短い

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グーグル
執行役員 CMO
アジア太平洋地域
Google ブランドディレクター
岩村 水樹氏
 岩村氏は演壇に立つとまず、2つの統計結果を示した。

 1つは総務省統計局の世界の働く女性の睡眠時間を示す数字である。日本は7.33時間と先進国を中心とした調査国中で世界最短だった。それはやはり多忙だからである。仕事に、家事にと長時間労働に追われることが、日本のワーキングウーマンの睡眠時間を削る最大の原因となっている。

 もう1つは、世界経済フォーラムが発表した各国における男女格差を測る最新のジェンダーギャップ指数である。日本は調査136カ国中105位だった。

 日本の現状は、政治分野における女性の割合や女性管理職の割合の低さなどが順位に反映されていると考えられている。このままでは、内閣府・男女共同参画推進連携会議が目標とする「2020年までに、社会のあらゆる分野において指導的地位を占める女性の割合を少なくとも30%程度にする」ことは難しい、と岩村氏は問題提起した。

ワークハードからスマートな働き方への意識転換を

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 それではどうすればいいのか。保育所の増設などハード面の整備も重要だが、迅速に結果を出そうと思えば、働き方を変えるというのも有効な手段だ、と岩村氏は訴える。

 グーグルからのメッセージは“ワークワードからスマートな働き方”の意識変革である。スマートな働き方を実現するために欠かせないのは時間や場所にとらわれずに働くということで、そこにはITが支援できる部分が非常にあるという。

 これはグーグルの“テクノロジーによるイノベーションが、人々の生活や世界をよくする原動力になる”という企業理念ともよく合致しており、そのため同社はスマートな働き方への意識転換を社内外に向けて強く発信している。働く女性にもそれを勧めるのは、それによって経済活動への参加が進むからで、こうしたダイバーシティの進行で、企業や組織が発想の広がりなど結果的によい影響を享受できる、と岩村氏は訴える。

 そのためグーグルは、7月30日、女性が働き方を変えることを応援するウェブサイト「スマートな働き方」を立ち上げた。ここでは、新しい働き方を選択した日本のワーキングウーマンのインタビューページや、日本のワーキングウーマンを応援するGoogleツール、同じ悩みや不安を持つワーキングウーマンがオンライン・オフラインで交流できる場を提供していくという。

【次ページ】スマートな働き方を実践するグーグルの企業カルチャー

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