記事 医療業界 今アツい「医療AI」、アップル・エヌビディア・グーグルも参戦「5兆円市場」の最前線 今アツい「医療AI」、アップル・エヌビディア・グーグルも参戦「5兆円市場」の最前線 2025/09/16 13 「もう診断ミスは許されない」「本当に患者に寄り添う医療はどうしたら実現できるのか」──そんな医療現場の悩みが、AIによって現実的な解決策に変わろうとしている。AIと機械学習(ML)は、コンピューターサイエンスの中でも最も破壊力のある領域として、医療の姿を根本から塗り替えている。医療機関も民間企業も、もはや“AI抜き”では語れなくなったこれからの医療を、米市場調査会社BIS リサーチ社の調査レポート「アジア太平洋の人工知能/機械学習医療機器市場:分析と予測(2022年~2032年)」を基に解説する。
記事 政府・官公庁・学校教育 「これで終わったらダメ」修羅場のガバクラ移行、次の「ガバメントAI」で生きる教訓は 「これで終わったらダメ」修羅場のガバクラ移行、次の「ガバメントAI」で生きる教訓は 2025/09/16 10 前編では、ガバメントクラウド移行に直面する自治体の現場が抱える混乱や負荷の実態、そして制度設計の課題を掘り下げた。後編となる今回は、そこから一歩踏み込み、移行後のコスト最適化や人材育成の現実、自治体同士の連携、さらに将来を見据えた生成AI基盤への展望など、「次につなげるための視点」に焦点を当て、中島淳之介氏の見解を聞いた。
記事 医療業界 AI導入しないと大惨事……日本が「保険医療だけ世界一の三流国」になるヤバい未来 AI導入しないと大惨事……日本が「保険医療だけ世界一の三流国」になるヤバい未来 2025/09/14 3 ChatGPTをはじめとする生成AIが医療現場で急速に普及している。2025年時点で医師の25%が診療でAIを活用し、問診時間は65%削減されるという調査結果も出ているという。GDPが世界4位に転落し、このままでは「ある分野だけ世界一の三流国」になりかねない日本の医療制度は、根本的な変革を迫られている。『AIに看取られる日 2035年の「医療と介護」』を上梓した医師、医学博士、経営学修士(MBA)の奥真也氏が、AI技術を活用した医療制度改革の必要性と、そこに潜む課題について詳しく解説する。
記事 流通・小売業界 どうやって…? あの町中華やコロッケ店が「閉店地獄の商店街」でも生き残れるワケ どうやって…? あの町中華やコロッケ店が「閉店地獄の商店街」でも生き残れるワケ 2025/09/13 1 地元に帰ると商店街の変貌ぶりに驚く人も多いはずだ。昔あった店がどんどん消えている…。それでも生き残っている店には“法則”があるという。潰れない町中華、ジャズ喫茶、コロッケ店──これらの店は何をやっているのか。『駄菓子屋の儲けは0円なのになぜ潰れないのか? 「しぶとく生き残るあの店」にはワケがある』を上梓した、経営コンサルタントで講演家の坂口孝則氏が、地方の調剤薬局の衝撃事例とともに解説する。
記事 政府・官公庁・学校教育 「デジタル破産」寸前も…ガバクラ移行「努力義務にする必要あった?」と言われる惨状 「デジタル破産」寸前も…ガバクラ移行「努力義務にする必要あった?」と言われる惨状 2025/09/11 47 デジタル庁が掲げる自治体システムの標準化とガバメントクラウド(ガバクラ)への移行。2026年3月の移行期限が迫る中、全国約1700の自治体は想定を大幅に上回る移行・運用コストの増大に直面している。見積もりが出そろった今、「予算が足りない」「内部留保を切り崩すしかない」といった自治体の悲鳴が続出。こうした現場の窮状を目の当たりにしているのが、自治体のクラウド移行を最前線で支援し、総務省の「地方公共団体の経営・財務マネジメント強化事業」でアドバイザーも務める中島淳之介氏だ。「危機感を持つ自治体からの相談が激増している」という中島氏に、ガバクラ移行の最新事情と課題解決の道筋を聞いた。
記事 流通・小売業界 衰退するネカフェ業界で…なぜ「快活CLUB」だけが無双?折れずに貫いた“ある戦略” 衰退するネカフェ業界で…なぜ「快活CLUB」だけが無双?折れずに貫いた“ある戦略” 2025/09/10 17 漫画喫茶は1970年代に、喫茶店の新たな一業態として始まったと言われる。その後、90年代にはインターネットカフェが登場し、漫画喫茶と融合した「複合カフェ」が登場した。複合カフェは2008年に3000店舗を超え、市場規模は2,450億円となったが、スマホの普及と共に市場規模は縮小し、コロナ禍前の段階で1,500億円を下回った。こうした状況で台頭したのが「快活CLUB」だ。快活CLUBは2003年に1号店を構え、12年に200店舗を、22年3月期に500店舗を突破した。23年3月期には競合の「自遊空間」を傘下に収めている。ネットカフェ衰退期になぜ成長できたのか、快活CLUBの強みを探っていく。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ “マーケの神様”大失敗? 地べた座り、131組待ち……ジャングリア「高額」課金の実態 “マーケの神様”大失敗? 地べた座り、131組待ち……ジャングリア「高額」課金の実態 2025/09/09 48 小山記念病院 なし 田鎖治 1983年にオープンした東京ディズニーランドの最終的な直接工事費用が当時のお金で1280億。同じく2001年の東京ディズニーシーが3350億。建築費の高騰している今、TDLより広い敷地に700億となると、当然、アトラクション数は少なくなり(TDLでいうとアトラクション センター・オブ・ジ・アース+美女と野獣 魔法の物語でちょうど700億。実際、JUNGLIA)、結果的に入場者は酷暑の中、広い敷地内を歩き回されることになる。700億の資金でなぜTDLより広いものを作ろうとしたのか?せめて1/2ぐらいの敷地にすることは考えなかったのか?敷地が広ければ、それだけ敷地整備費用の基礎コストがかさんでしまう。せっかくアトラクションは立地を生かして建設費用を安価に上げて楽しめるものを工夫しているのに・・・
記事 流通・小売業界 カフェ王国・名古屋発「コメダ珈琲店」が強すぎる理由、スタバとは「全然違う」勝ち方 カフェ王国・名古屋発「コメダ珈琲店」が強すぎる理由、スタバとは「全然違う」勝ち方 2025/09/08 12 名古屋発祥のコメダ珈琲店が独自の存在感を放っている。喫茶店「戦国時代」にも関わらず、2023年に全国で1000店舗を突破し、それに伴い業績も好調だ。その背景にはライバルとなるスタバやドトールとは決定的に異なる「ある戦略」が見えてくる。その戦略とは一体何か。コメダの強さの源泉を深掘りする。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 「書店ゼロの街」約3割の衝撃……逆転プランの現実味は?本屋が詰む“日本特有”制度 「書店ゼロの街」約3割の衝撃……逆転プランの現実味は?本屋が詰む“日本特有”制度 2025/09/08 8 「あの本屋もなくなった……」そんな嘆きも新鮮味がないほど、書店の閉店はもはや珍しい出来事ではなくなってしまいました。ネット注文や電子書籍の台頭で、全国の事業者が存続の危機に立たされています。地域の文化を支え、多くの人々に知識や出会いを提供してきた書店は、本当にこのまま消えてしまうのか。なぜ書店は儲からないのか、再生のカギはどこにあるのか──経済産業省が公表した「書店活性化プラン」をもとに“街の本屋さん”の逆転戦略を探ります。
記事 政府・官公庁・学校教育 名古屋市が爆速で推進「ガバクラ移行」大作戦、「30年前のCOBOL資産」が稼働中も… 名古屋市が爆速で推進「ガバクラ移行」大作戦、「30年前のCOBOL資産」が稼働中も… 2025/09/05 日本のすべての自治体は、2026年3月末までに、住民基本台帳や税などに関わる20の基幹業務について、システムの標準化が義務付けられている。政府が推奨するガバメントクラウドへの移行は、基幹システムの再構築を伴う大規模なプロジェクトとなる。だが名古屋市はDXを推進する好機ととらえ、独自の移行戦略を策定、2つの重大目標の実現に向けて取り組んでいる。では具体的にどのような取り組みを進めているのか。ガバメントクラウド移行を主導している、名古屋市 総務局 デジタル改革推進課 課長補佐(システム標準化担当)の高橋 広和氏に話を聞いた。
記事 流通・小売業界 なぜ人気?「マーラータン」ブームが加速中、毎月開業・異例ヒット続々で大手も熱視線 なぜ人気?「マーラータン」ブームが加速中、毎月開業・異例ヒット続々で大手も熱視線 2025/09/03 15 中国・四川省発祥のスープ料理「マーラータン」の人気が加速している。花椒(ホワジャオ)をはじめとした香辛料や唐辛子を使った“しびれる辛さ”が特徴だ。マーラータン専門店の人気チェーン「七宝麻辣湯(チーパオマーラータン)」や「楊国福(ヤンゴフ/ヤングオフー)麻辣湯」は2024年頃から出店ペースが加速、2025年からは毎月のように新店舗が開業している。人気は専門店だけにとどまらず、「異例のヒット商品」も誕生。日清食品や味の素ら食品大手も熱い視線を送る「マーラータン」ブームの背景と現状を現地で取材した。
記事 運輸業・郵便業 なぜ東海道本線・京浜東北線は儲からない?売上爆増の最後の望みは…「ある港区の駅」 なぜ東海道本線・京浜東北線は儲からない?売上爆増の最後の望みは…「ある港区の駅」 2025/09/02 7 鉄道業界において、しばしば比較される「私鉄」と「JR」。首都圏に目を向けてみると、私鉄は鉄道と複数の事業を組み合わせて事業を展開しているが、JR東日本は首都圏では鉄道事業が中心となっているなど、両者はそれぞれ事業の特徴が異なる。今回は、複数の路線が充実した東海道方面に目を向け、JR東日本がどう事業を展開しているのかを見ていきたい。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ ありがとう、はなまるうどん──「ジャングリア沖縄」に行って気づいた“本当の主役” ありがとう、はなまるうどん──「ジャングリア沖縄」に行って気づいた“本当の主役” 2025/09/02 51 2025年7月、“マーケティングの神様”と称される森岡 毅氏率いる「刀」が手掛けた大型テーマパーク「ジャングリア沖縄」が開業した。オープン直後からネット上では賛否が真っ二つに分かれ、口コミや体験談であふれ返っている。果たして実際の評判はどうなのか? 筆者も現地に足を運んで確かめてみた。しかし待っていたのは、「はなまるうどんへの感謝」という意外すぎる結末だった──。
記事 航空・宇宙・軍事ビジネス 「沈黙のCEO」が初告白……ピーチが仕掛ける“安かろう悪かろう”からの逆襲シナリオ 「沈黙のCEO」が初告白……ピーチが仕掛ける“安かろう悪かろう”からの逆襲シナリオ 2025/09/01 7 ANA傘下の格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションは、コロナ禍からの回復を追い風に売上を急拡大させている。2023年にCEOへ就任した大橋 一成氏は、就任以来ほとんどメディアに姿を見せなかったが、今回ついに沈黙を破り、大型リリースの場で自ら未来を語ったのだ。本稿では、大橋氏の発言から浮かび上がる、ピーチが仕掛ける“次なる成長戦略”に迫る。
記事 政府・官公庁・学校教育 【全貌】AIも量子も全部入り、政府の「デジタル重点計画2025」のインパクト総まとめ 【全貌】AIも量子も全部入り、政府の「デジタル重点計画2025」のインパクト総まとめ 2025/08/29 7 2025年6月13日、政府が「デジタル社会の実現に向けた重点計画」を閣議決定した。これは日本のデジタル社会形成基本法等に基づき策定された計画であり、政府・各府省庁が迅速かつ重点的に取り組むべきデジタル化施策の羅針盤となるものだ。中身を詳しく見ると、単なるIT政策ではなく、生成AI・量子・データ利活用から地方創生まで、行政も産業も“本気で変える”国家戦略となっている。政策立案からインフラ・制度までを一体で見直す「三位一体の改革」は、日本の未来像をどう変えるのか。今回は、「デジタル社会の実現に向けた重点計画」の全貌を解説する。
記事 流通・小売業界 コンビニすら敗北?クスリのアオキら“業態”が「無敵すぎて」ライバル全滅させる理由 コンビニすら敗北?クスリのアオキら“業態”が「無敵すぎて」ライバル全滅させる理由 2025/08/27 28 (有)MOREAU いて 小妻澄夫 販売核心とか庄行会とは違う今風の良記事だな~
記事 流通・小売業界 なぜ成長止まらない…? 36年増収増益の「ドン・キホーテ」の“えげつない戦略”とは なぜ成長止まらない…? 36年増収増益の「ドン・キホーテ」の“えげつない戦略”とは 2025/08/22 9 ドン・キホーテを運営するPPIH(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)の25年6月期決算が発表された。24年6月期に続き、売上高・利益ともに過去最高を更新し、これで36期連続の増収増益となる。近年の繁盛ぶりからは信じがたいが、実は25年前にはわずか30店舗しかなかった。2000年代に入り勢力を急拡大し、現在では国内外で700店舗を超える。訪れる機会が少ない人にとっては、お菓子や日用品が山積みされたディスカウントストアという印象が強いかもしれないが、売上高は2兆円を超え、小売業界全体ではセブン&アイHD、イオン、ファーストリテイリングに次ぐ4位の規模となっている。PPIHはなぜ成長し続けているのか、その背景を探っていく。
記事 流通・小売業界 焼肉屋倒産ラッシュでも…なぜ「焼肉きんぐ」は無双状態?牛角とは違う“人気の秘訣” 焼肉屋倒産ラッシュでも…なぜ「焼肉きんぐ」は無双状態?牛角とは違う“人気の秘訣” 2025/08/20 10 近年、焼肉業界では逆風が吹き続けている。コロナ禍では、焼肉店の換気能力が注目を浴び、一時的に好調となったが、今では輸入牛肉価格や人件費の高騰が足かせになっている。焼肉屋の倒産件数も24年度は過去最多を記録した。大手も安泰ではなく、安楽亭や牛角などの古参も閉店が続いている。そんな業界で快進撃を続けるのが食べ放題の「焼肉きんぐ」だ。6年間で100店舗以上増え、直営店の売上高も2倍に膨らんだ。焼肉屋倒産時代になぜ、焼肉きんぐだけが成長できるのか。他社の動向と比較しながら、その強みを探っていく。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 昭和世代には「理解不能」…?ホラーが若者に流行している「令和過ぎる」背景とは 昭和世代には「理解不能」…?ホラーが若者に流行している「令和過ぎる」背景とは 2025/08/15 9 夏の風物詩と言えばお化け屋敷にホラー映画、ホラー小説。今年の夏は例年以上に酷暑が続いているのでホラー関係のものに触れて、少しは涼しくなりたいという方も増えているのでは? 実は現在、一風変わったホラー系イベントが人気を博しており、今年の夏も東京だけで複数のホラー系企画展が開催され、多くの入場者が集まっています。こうした展示は、特に10~20代の若者たちを惹きつけているようですが、なぜ今、ホラーに注目が集まるのでしょうか。そこには「令和の若者」らしい切実な理由がありました。「昭和世代」には驚きの令和ホラーブームの裏側を解説します。
記事 流通・小売業界 消える駄菓子屋…なのに急成長?「おかしのまちおか」のヤバすぎる“儲けのカラクリ” 消える駄菓子屋…なのに急成長?「おかしのまちおか」のヤバすぎる“儲けのカラクリ” 2025/08/12 15 かつて街中に数多く存在した個人経営の菓子屋は、ショッピングモールや大型の食品スーパーの登場により、そのほとんどが姿を消していった。そんな「あまり儲からなそう」に見える菓子ビジネスで成功している企業がある。それが「おかしのまちおか」だ。わずか数十~数百円という単価の菓子で、なぜここまで成長できるのか。今回は、快進撃を続けるおかしのまちおかの「儲ける仕組み」を解説する。
記事 流通・小売業界 【衝撃】「もう給食は食べられないかも…」市場拡大でも倒産続出…儲からない理由とは 【衝撃】「もう給食は食べられないかも…」市場拡大でも倒産続出…儲からない理由とは 2025/08/08 14 「もう給食は食べられないかもしれない」──そんな不安が現実になろうとしている。学校や保育園、病院、社員食堂など、多くの人の食を支える給食業界。しかし今、この業界で倒産する企業が出てきている。市場は拡大しているはずなのに、なぜ次々と企業が姿を消しているのか。その背景には、私たちが知らなかった構造的な課題と、過酷すぎる現場の現実があった。大手企業すら尻込みする“給食ビジネスの闇”について解説する。
記事 運輸業・郵便業 運送業界「ドライバー教育」が超優秀?全ドライバー必見の“事故の兆候”の見抜き方 運送業界「ドライバー教育」が超優秀?全ドライバー必見の“事故の兆候”の見抜き方 2025/08/06 交通事故の発生確率が高まる今日、プロドライバーの安全運転技術はビジネスリスク最小化に直結している。とりわけ「停まり方」に対する“こだわり”が事故防止の鍵を握るという。停止線での適切な停車から信号待ちの車間距離、さらにはバック走行時の注意点まで、長年培われたプロの技術とノウハウがある。運送会社での18年の経験を持ち、現在は「ドライバー教育」に携わるプロデキューブ 東京オフィス インストラクターの溝口朝久氏に、安全教育の最前線と、効果的な「停まり方」の極意について聞く。
記事 中堅中小企業・ベンチャー なぜ私たちは稼げなくなったのか? 日本企業が陥る「デジタル貧困」の罠 なぜ私たちは稼げなくなったのか? 日本企業が陥る「デジタル貧困」の罠 2025/08/06 かつて経済大国と言われた日本だが、いまや1人当たりの労働生産性は「OECD加盟国38カ国中32位」に低迷している。これを脱却するカギを握るのは、中小企業のDX推進にあると語るのは、明治大学 経営学部の岡田 浩一専任教授だ。多くの企業が「業務効率化」に留まり、本来のDXの可能性を活かしきれていない。日本が失った「稼ぐ力」を向上させるためには、何が必要なのか? 岡田氏が提言する。
記事 政府・官公庁・学校教育 なぜ娘は外国籍の子に傷つけられた? 保育現場はもう限界…裏にある「3つの構造問題」 なぜ娘は外国籍の子に傷つけられた? 保育現場はもう限界…裏にある「3つの構造問題」 2025/08/05 14 私には、保育園に通う3歳の娘がいます。以前から、同じクラスの友だちにかみつかれたり、引っかかれたりするなどの被害を受けるようになりました。相手はその少し前に中途入園した外国籍の男の子。娘の身をおもんばかり色々と調べ始めました。すると、この問題の背景には、そもそも現場の事情や変わりゆく社会情勢に対応しきれていない国の政策と、これに振り回される保育園・幼稚園における現場の事情があるとわかったのです。
記事 流通・小売業界 高すぎ…「1個870円」ハーゲンダッツが中国で急に売れなくなった、“価格以外”の理由 高すぎ…「1個870円」ハーゲンダッツが中国で急に売れなくなった、“価格以外”の理由 2025/08/05 13 有名アイスクリームブランド「ハーゲンダッツ」が、中国市場でかつてないほどの危機に追い込まれている。2019年には557もの店舗を展開していたが、2025年6月には約250店まで半減。SNS上では営業中のはずの店舗が無人になっているという目撃情報も後を絶たない。日本では「ちょうどいい贅沢商品」のポジションを確立し、売上も伸ばし続けているハーゲンダッツ。同じ商品なのに、日本と中国でなぜここまで違う運命をたどることになったのか。大苦戦の理由は「高すぎる値段」だけではなかった。
記事 流通・小売業界 ヤバすぎる快進撃…「後発すき家」が吉野家・松屋をブチ抜いた、牛丼界最強の理由とは ヤバすぎる快進撃…「後発すき家」が吉野家・松屋をブチ抜いた、牛丼界最強の理由とは 2025/07/28 18 牛丼3社の業績を比較すると、「すき家」を展開するゼンショーHDが圧倒している。始まりは吉野家が1959年、松屋が1968年だった一方、すき家は1982年と後発だったが、すき家擁するゼンショーHDは2024年度決算で売上が1兆円を超え、吉野家HD・松屋フーズHDに5倍以上の大差をつけている。後発だったすき家がここまで他社に大きな差をつけた要因を探っていくと、見えてきたのはまさかの“牛丼以外”の要素だった……。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 好きでもないのになぜほしくなる? 悪用厳禁な商品設計とは 好きでもないのになぜほしくなる? 悪用厳禁な商品設計とは 2025/07/27 9 ミシガン大学のベリッジ氏とオックスフォード大学のクリングルバッハ氏の研究により、人間の脳が「好き」と「ほしい」をまったく別のシステムで処理していることが判明した。そこで今回は、人間の「ほしい」を引き出す商品やサービスの設計方法を『泣ける消費 人はモノではなく「感情」を買っている』を上梓した、脳科学の手法を用いて感情のメカニズムを分析する関西大学文学部心理学専修教授の石津智大氏に解説してもらった。
記事 政府・官公庁・学校教育 国民民主か参政か「自公から政権交代」3つの具体シナリオ「居座り石破を見限った」 国民民主か参政か「自公から政権交代」3つの具体シナリオ「居座り石破を見限った」 2025/07/25 4 参院選で自民大敗の中、大躍進したのが国民民主党と参政党だ。国民民主党の玉木代表は選挙結果を受けて、立憲との選挙協力に見切りをつけ「旧民主党系はもう限界」と宣言、全選挙区擁立を表明した。こうなれば見えてくるのが「政権交代」だ。自公からの政権交代は具体的にどのようなシナリオで描けるのか。プレジデント元編集長が政権交代への3つのシナリオを解説する。キーワードは欧州でも起きている「多党制民主主義」だ。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ YouTubeやネトフリなど注力も…アマゾンが断トツで「ポッドキャスト」を重視するワケ YouTubeやネトフリなど注力も…アマゾンが断トツで「ポッドキャスト」を重視するワケ 2025/07/25 5 広告業界の新たなアプローチとして「ポッドキャスト」に注目が集まっている。従来は音声のみだったが、近年は動画化が進み、YouTubeでは月間10億人以上が視聴する巨大市場に成長。Spotifyやネットフリックスも展開を強化するなか、アマゾンは「最重要コンテンツ」として位置づけ、突出した注力を見せている。なぜアマゾンはここまで本気なのか。アマゾン、グーグル、スポティファイ、ネットフリックス、各社の最新動向を探ってみたい。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 『映画を早送りで観る人たち』刊行から3年──倍速視聴とタイパ志向はどこまで進んだか? 『映画を早送りで観る人たち』刊行から3年──倍速視聴とタイパ志向はどこまで進んだか? 2025/07/24 10 「倍速で観るなんてとんでもない」と言われていたのは、もう過去の話──。2022年のベストセラー『映画を早送りで観る人たち』で倍速視聴と“タイパ志向”を論じた稲田豊史氏が、出版から3年を経て見えてきたコンテンツ消費の「現在地」を振り返る。若者特有とされたタイパ志向は世代を超えて定着し、「正解を早く知りたい」という意識が、ドラマから職場、キャリア観にまで浸透しつつある。「鑑賞」は「消費」へと置き換わり、社会は「わかりやすさ」「短さ」「即効性」を最重視する世界に変貌した。いまや“答え合わせ”の時が来ている。