ジーニーとトランスコスモス、シンガポールにSSP事業の新会社「Simba Digital」設立

　トランスコスモスとジーニーは2013年5月に業務提携し、トランスコスモスが提供する広告代理店機能とジーニーが提供するSSP「Geniee SSP」との連携を行ってきた。

　今回の発表は、トランスコスモスとジーニーは、SSP事業の新会社Simbaをシンガポールに設立したほか、同時にマレーシア、インドネシア、タイに営業拠点を設け、11月中旬よりASEAN10カ国で「Simba SSP」を提供していくというもの。

　SSP市場は、米国や日本でRTB（Real Time Bidding：リアルタイム入札）市場が拡大しており、現時点ではメディアを集約する大手SSP事業者がASEAN地域に存在していないことからSimbaを設立したという。

　今後Simbaは、トランスコスモスのASEAN地域にある営業拠点やトランスコスモスが各国で提携する企業とともに、メディアやアプリ開発事業者に対して「Simba SSP」を推進し、2017年度までに3000媒体やアプリへの導入を目指す。