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  • 2014/07/02

元米国務長官 コリン・パウエル氏が語った、リーダーが実行すべき13のルール

組織を率いる者は、どうあるべきか。米国陸軍大将として、国務長官として、数限りなく輝かしい足跡を残してきたコリン・パウエル氏が考える理想のリーダーとは?2014年6月16日、後継者発掘・育成・見極めを目的としたソフトバンクアカデミアの特別講義スピーカーとして同氏が登場。孫正義氏と自らを大胆に比較しながら、長いキャリアと経験から導き出した独自のリーダーシップ論を展開した。

フリーランスライター 吉田育代

フリーランスライター 吉田育代

企業情報システムや学生プログラミングコンテストなど、主にIT分野で活動を行っているライター。著書に「日本オラクル伝」(ソフトバンクパブリッシング)、「バックヤードの戦士たち―ソニーe調達プロジェクト激動の一一〇〇日 」(ソフトバンクパブリッシング)、「まるごと図解 最新ASPがわかる」(技術評論社)、「データベース 新たな選択肢―リレーショナルがすべてじゃない」(共著、英治出版)がある。全国高等専門学校プログラミングコンテスト審査員。趣味は語学。英語と韓国語に加えて、今はカンボジア語を学習中。

社会貢献可能な事業に邁進するパウエル氏

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元米国務長官
コリン・パウエル氏
 コリン・ルーサー・パウエル氏は、政治家で元軍人という難しい立場であるにも関わらず、米国で最も尊敬されている有識者の一人である。パウエル氏は、国防総省最高殊勲章、大統領国民栄誉賞、国務長官栄誉賞など数え切れないほどの受賞歴を誇り、それらは彼が果たしてきた功績の高さを物語っている。

 同氏は「今回、日本へはビジネスマンとしてやってきた」と口火を切った。

 固体酸化物形燃料電池技術を用いて、クリーンで安定的に電力供給を行う米Bloom Energy Corporationとソフトバンクは日本において合弁会社を設立しており、2014年6月17日、東京汐留ビルディングで 「Bloomエナジーサーバー」の運転を開始した。

 パウエル氏は米Bloom Energy Corporationの社外取締役を務めており、その運転開始式に立ち会うために日本を訪れたのだ。

「東日本大震災を経験した日本が、今後、エネルギー需要を充たすためにこのテクノロジーを導入することを期待している」と言う。

 現在、同氏はこうした社外取締役業のほかに、ニューヨーク市立大学シティカレッジ(CCNY)にコリン・パウエル政策学センターを設立し、ワシントン DC のMartin Luther King, Jr.牧師の記念碑、ベトナム戦没者記念碑の教育センター建設にむけた資金調達を支援している。講演の中で、同氏はさまざまな人種、性別、境遇、年齢からなる多様性にあふれた同センター卒業生のスナップショットを何枚も映し出し、“アメリカの未来を背負うリーダーだ”と誇らしげに紹介した。

リーダーとなった2人のティーンエイジャー

 同氏はまた、“2人のティーンエイジャー”と題して、2枚の古いスナップショットをスクリーンに映した。

 1人はパウエル氏であり、1人は孫正義氏である。パウエル氏の写真は自分で撮影したものだといい、“今、セルフィー(自分撮り)が流行っているが、これを60年前に最初に始めたのは私だ”と聴衆を笑わせながら、自身と孫氏の共通点、相違点を語り始めた。

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 共通点の一つは出身である。パウエル氏は両親の世代にジャマイカからアメリカへ移民した移民2世で、若い頃には差別も経験したという。一方、孫氏は祖父の世代が韓国籍で私たちは境遇が似ている、とパウエル氏は孫氏に共感を示した。

 相違点として挙げたのが成績で、孫氏が学生時代に優秀な成績を修めていたのに対して、パウエル氏はあまりふるわず、ニューヨーク市立大学の予備役将校訓練課程(ROTC)で受講したミリタリー科目だけがストレートAであったため、軍人になることにしたと謙遜した。

「両親がすばらしかったのも二人の共通点で、彼らが“あきらめるな”と背中を押し続けてくれたことが、この2人のティーンエイジャーをリーダーの道へ進ませることになった」と、パウエル氏は2枚の写真をながめながら語った。

【次ページ】リーダーが実行すべき13のルール

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