• 2014/03/12 掲載

フォルクスワーゲンとアウディ、欧州における車両ネットワーク化でボーダフォンのM2Mを採用

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ボーダフォンは12日、ヨーロッパにおいてフォルクスワーゲンやアウディと、新たな契約を締結したことを発表した。2015年以降のアウディの新モデルに対して、車両コネクティビティを提供する。
 今回の契約では、自動車業界向けに特別に開発された組み込み型のSIMチップを、今後登場するアウディの新型車に搭載する。現在のアウディコネクトのポートフォリオはWLANホットスポットならびに車載ナビゲーション、コミュニケーションおよびインフォテイメントサービスによって構成されている。

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 2013年にアウディS3は、4G対応インフォテイメントシステムを統合するアウディの最初のモデルとして市場に投入した。これにより、ボーダフォンの利用者は車内でボーダフォン4Gネットワークへそのままアクセスすることができる。

 今回提供されるSIMチップは、自動車業界の厳しい品質要件を満たすために特別に設計・開発されており、摂氏マイナス40度からプラス85度の温度で機能するという。SIMのアクティベーションおよびサービスプロセスは、フォルクスワーゲングループの特定要件に基づきボーダフォンによって設計された。

 ボーダフォンのM2M事業部門チーフエグゼクティブ、エリック・ブレンナイス氏は「この契約により、M2M通信の主要市場の1つである自動車部門における私たちの位置づけは、さらに強化されるでしょう。車載ネットワーク化を実現した自動車は、私たちの効率的なモバイル通信ネットワークを活用することで、ヨーロッパの国境を越えてさらに普及するでしょう」と述べている。

 自動車業界は、M2M通信分野において既に中心的な役割を担っている。主な原動力の1つはEU 全体で展開予定である、事故を起こした時に自動的に遭難信号を送信する「eCall」緊急通報システムだ。

 さらに、自動車に搭載された電子システムを介してオンライン情報サービス、音楽およびビデオへアクセスしたいと考えているエンドユーザーは増えている。

 11日にアップルがiPhone向けに新たに提供を開始した「iOS 7.1」では、車載器と連携するCarPlayを提供。自動車のIT化がM2Mとは異なる形で進展している。

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