今回の発表は、トーマツが官民協働で日本農水産物の輸出拡大モデルを構築する経済産業省の「グローバル農商工連携推進事業」に応募し採択され、香港・台湾をターゲットに夕張メロンなどの日本農産物の輸出拡大モデルを構築する事業に参画するというもの。


　トーマツは国内企業数社により組成されたコンソーシアムが実施する同事業において、事業化に向けた助言業務とプロジェクトマネジメントを担当。鮮度保持技術を用いた物流システムの構築や香港・台湾における新市場の開拓等を行い、日本農産物の大規模輸出の実現と、海外マーケットでのブランド向上を目指す。

　トーマツでは、日本の農林水産業活性化支援を目的に 2013 年7月に農林水産業ビジネス推進室を設立。これまで、植物工場の設立支援、民間企業による生産分野への参入支援といった「国内生産構造の強化」に係るコンサルティングサービス等を提供してきた。

　今後も、「グローバル農商工連携推進事業」と合わせて同事業で農業の成長産業化を目指す考え。