企業内部の強み・弱みを資源に基づいて分析する際に発すべき4つの問い
経済価値に関する問い
その企業の保有する経営資源やケイパビリティは、その企業が外部環境における脅威や機会に適応することを可能にするか。
稀少性に関する問い
その経営資源を現在コントロールしているのは、ごく少数の競合企業か。
模倣困難性に関する問い
その経営資源を保有していない企業は、その経営資源を獲得あるいは開発する際にコスト上の不利に直面するか。
組織に関する問い
企業が保有する、価値があり稀少で模倣コストの大きい経営資源を活用するために、組織的な方針や手続きが整っているか。
(出典:ジェイ B. バーニー. 『企業戦略論【上】基本編―競争優位の構築と持続―』)