- 2012/04/16 掲載
楽天と日本郵便、楽天出店企業の海外発送支援で基本合意
楽天は現在、日本の楽天市場の出店店舗がインターネットを通じて海外向けに簡単に販売ができるサービスを提供している。
具体的には、出店店舗が任意で対応可能国・地域を選択して販売ができるシステムを提供しているほか、英語が不得意な店舗に対して、海外の消費者との注文内容の確認や入金確認などに必要な英文のテンプレートを用意したり、専門スタッフによるアドバイスを行ったりしている。
一方で日本郵便は、世界各国の郵便事業体と連携した配送網を構築し、軽量な商品を安価で届けることができる「小形包装物」や、書類や荷物を最速でお届けでき、送達状況も追跡できる「国際スピード郵便(EMS)」やさらに割安な「国際eパケット」などのグローバルな海外発送サービスを提供している。
今回、日本郵便が提供しているオンラインシッピングの機能を楽天が利用することで、楽天市場の出店店舗は、受発注情報を基に、EMSと国際書留の発送ラベル(国際eパケットを含む)を発行できるサービスを実現する。これにより、店舗は海外発送作業を簡便化でき、また商品の受注から発送までを一元管理することが可能になる。
また、楽天と日本郵便は、海外ネット通販の活用機会の拡大、海外配送に関するセミナーなどを全国で開催。海外通販利用の市場開拓に協力する。
さらに、楽天と日本郵便は、日本を代表する海外通販サイトの1つとして楽天市場を位置付け、世界中の人々に日本からの海外通販を利用できるよう、日本郵便の海外ネットワークを活用して、世界に向けて認知度向上の周知施策を幅広く展開し、さらなる海外販売の拡大に向けて、相互に協力・支援していくという。

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