損保ジャパンでは、「情報共有」「コミュニケーション」を生産性向上の重点項目として設定。昨年の東日本大震災以降、BCPや在宅勤務の重要性が高まって、2014年度上半期に予定されている日本興亜損保とのスムーズな合併や海外拠点との円滑な情報交換のために、統一したコミュニケーションインフラの導入が急務であると認識した。

　そこで損保ジャパンは、グループウェアGoogle Appsを導入。来年5月の導入後には、スマートフォンや、タブレットPCなどの新しいデバイスも活用しつつ、新しい働き方を推進し、円滑な海外拠点とのコミュニケーションを強化し、BCP、 在宅勤務を実現する情報基盤として活用する予定だという。また、損保ジャパン日本興亜として合併したあとも利用していくことを決定している。